• このエントリーをはてなブックマークに追加

希蝶さん のコメント

 つづきです。
 CMが入り、最新のニュース。長いので省くが、ロシアのプーチン大統領が氷点下の中、沐浴をした(ロシアでは伝統的な国民的行事であるらしい)。このニュースで宮根が「プーチンはいいからだをしている。ロシア人はみんなで沐浴をしている間に密になっているではないか」と。

 さらに、小池都知事の短い会見で、
 鉄道事業者の協力終電時間を切り上げられて良かった。今は感染する、させない重要な時期である。

 本題にもどり、
宮根:緊急事態宣言の1週目よりも2週目から感染者数がおちてきている。前の週の水曜日と比べて、減少傾向にある、と。

 この時のテロップでは東京では274人の新規感染者で重症者は過去最多160人と出ていた。

木村:油断しない方がいい、行動の自粛は緊急以前に行われてきている。緊急事態宣言後の人の動きと感染者数の減りが顕著に見られていない。秋冬に人の行動自粛よりも強い感染力を昇っている 春までは、暖かくなるまでは油断するな。

 ここで、韓国の規制緩和についての中継があり、
 ヨンサムというターミナル駅では、飲食店はカフェ中での飲食11月から禁止されていたが。おとといから認められている
宮根:ソウルは寒いけれども換気は行われているのですか?

リポーター:自宅の中、車の中などは行われているだろう。気温はようやく0度を上回っており、5度。まだ第三波が終わっていない

 ここで、リポータはグラフを持ち、11月から感染者が増えていることを強調し、「人の家に遊びにゆくことも禁止 罰金最大30万円」と。感染者が目に見えて減ってきている、とも。感染者数404人とのパネルも。
 韓国では気軽にPCR検査を受けてくださいというニュースが流されており、あちこちにテントがあり、無料のPCR検査が二三分で受けられる、と。

リポーター:一家で一人は受けてください家庭内の感染予防のために。ポスターには「どちらのマスクをつけますか、マスクと人口呼吸器の写真が並べてある。
こんなポスターも。スプーンと一緒にコロナ。
とにかく市民にわかりやすい形で宣伝されている。
夜九時以降はデリバリーのみ
イギリスからの変異種 18件はいってきている。 
一方で強い措置をとることで市民のデモも起きている。

コメンテーターのアンミカ:ウイルスは人が運ぶということがわかる。韓国では若い人が目上の人を敬う文化がある。まだまだこれから春節があったりする、マイナス20度で鍋も家族で一緒につつく。さらに韓国では政治に関心が高く、カフェで勉強する文化がある。寒いので換気してるところとしないところがあるのが心配だ。

 ここで、大阪医師会の茂松茂人氏が登場。
 スタジオパネルに茂松氏の提言が紹介される。

 医療スタッフの業務の提言
 回復者の転院、病床調整のシステム構築、院内清掃のアウトソーシングで医療現場の負担軽減を。

 木村盛世さんも同じ意見だろうと、宮根は語る。

 スタジオのパネル
 墨田区のモデル「病院完結型から地域完結型に」
 従来は症状別に入院先が決まり、治癒するまで 満床になっていた。これからは、重症患者のかたは調整役の病院を設けて転院させる。

 茂松氏の提言は墨田区のモデルに似ているのでは、と宮根。
茂松:役割分担の病院を設けるという点で結果的には似ている。社会復帰に向けてのリハビリをさせる、くだり搬送で、よくなったら病床を移す、民間病院にお願いしたい。
PCR検査で軽症ならば、10日をすぎるとほぼ感染能力がなくなるので、コンセンサスを得た上で、そのようにする。

 宮根がコロナウイルスは10日で感染能力がなくなるという論文あるときいた、という。

木村:10日 すれば感染応力は確かになくなるし、コロナの病院に入れる必要がなくなる。現在、4倍の医療スタッフが駆り出されており、エクモになると、もっと必要な人員がかかる。重症者に特化した対応をすべき。そうすれば2類相当の感染症分類にいれておく必要がなくなる。エビデンスについては、100%はあり得ないが、物事は確率論で考えるべき。ゼロリスクはないし、ほかの感染症や疾病はある。しかしながらこの段階で感染力が急撃になくなってくるのはあきらかなので、他の感染症と同じに考えるべきだ。

宮根:そうすると、防御服や部屋を分ける必要なくなってくるのでは?

木村:今のような重装備は必要ないし、マスクなど通常の対策で十分。今のコロナ対策はエボラ出血熱などのバイオテロさながらの重装備だ。緊急外来で防護服でコロナ患者に対応し、患者がいなくなると15分消毒するが、この間に心筋梗塞・頭の血管切れたり、事故だったり、心臓破裂の患者がその15分の消毒で救われなくなる可能性がある。

茂松:看護師のコンセンサスをすすめないと民間病院に協力できない。

コメンテーターの吉川美代子:コロナを担当しているお医者さんに誹謗中傷があり、経営者も心配なのだろう。感染力がなくなってているから安心とみんなで思うべきだ。

宮根:コロナを受けるほど赤字になるのはおかしい、その病院が潰れてしまう。

茂松:コロナを見てるのと見てないのとでは経営的には見ていないはうがいいことになる。今は民間病院も含めて協力し合うべきだ。

 ここで、スタジオパネルに。
 大阪府の吉村知事は200床の維持を目的に108の病院に要請したが、確保できたのは100床だった。また、大阪府病院協会の大阪府私立病院協会に30床の確保要請をした。特措法33条に基づいて指示する方針で、全国初のことだ。
 大阪府私立病院協会の生野弘道氏は、確保は簡単ではない。課題もあるし難しいところだが、府の要請である30の確保に向け協力したい、と。

宮根
10日で感染力が消えるのなら、さほど規模の大きくない病院にもがらっとイメージがかわる

コメンテーターの橋本五郎:墨田区モデルを国がすすめたら、いいのではないか。

茂松
そうすると、普通の保険証で患者が支払いをしないといけなくなる。その解消のために国が動けばいいのでは?

アンミカ:コロナで出た後遺症が問題。長く臭いがわからないらしい。長く付き合う病の保証が必要だろう。

宮根:院内清掃で負担軽減をするという提案もある。木村さんの意見では回復者に働いてもらうのがいいのでは?

さらにここで区切ります。
No.109
39ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第386号 2021.1.26発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…今国会では、新型コロナに関する特措法を改正して「まん延防止等重点措置」なるものを設置しようという議論が行われている。これは「緊急事態宣言」の前段階の措置で、首相が対象地域を指定し、対象となった都道府県知事は事業者に休業や営業時間短縮を「命令」でき、違反すれば30万円以下の過料という罰則を与えることもできるという。しかも政府案では、どういう感染状況になれば重点措置を発令できるかも詳細が明らかではなく、国会への報告義務もない。しかし、今回取り上げたいのは、そういった法律上の問題ではない。ウイルスの「まん延防止」のために「重点措置」をするという、その根本的な発想そのものが間違っているのだ! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…コロナ恐怖を煽る言葉にはいろいろあるが、最近のトレンドは「容態が急変して死亡」だ。「自宅療養中に急変」「無症状から容態が急変」というパターンもある。なにかとても恐ろしいことのように報じられているのだが、だいたい、どんな病気でも、とうとう死ぬ直前は「容態急変」だと思う。身のまわりで人が死ぬという体験をしていないのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!「今は科学や死生観といった本質での説得は無理」という意見をどう思う?社会及び個人に対して取り返しのつかない損害を与えたマスメディア(大手TV局)に対して、罰則を与えられる様な法律は出来ない?自民党は大きな支持団体でもある日本医師会には逆らえない?ピーチ航空機でノーマスクを貫いて逮捕された男性を責めるのはまだ早いのでは?バイデン米大統領をどう見てる?平成以降にアニメ化された手塚治虫作品は曲解されている?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第406回「まん延防止してはいけない!」 2. しゃべらせてクリ!・第343回「反自粛!自家用機で勝手にGoToトラベルぶぁ~い!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第200回「高齢者の肺炎実態と、急変して死ぬ病気」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第406回「まん延防止してはいけない!」  ウイルスとは何か、ウイルスと人間とはどういう関係にあるものかということは、『コロナ論2』で描き尽くした。  しかし、この本質的な観点を完全に欠いたままの議論しか行われていないことが、歯がゆいばかりである。  今国会では、新型コロナに関する特措法を改正して 「まん延防止等重点措置」 なるものを設置しようという議論が行われている。   これは「緊急事態宣言」の前段階の措置で、首相が対象地域を指定し、対象となった都道府県知事は事業者に休業や営業時間短縮を「命令」でき、違反すれば30万円以下の過料という罰則を与えることもできるという。  首相が対象地域を指定するといっても、現在の緊急事態宣言が発令された経緯と同様、知事が世論の支持を受けて我が県を指定しろと迫れば、首相は拒否できないだろう。そうなれば都道府県知事には、罰則付きの命令を自由に出せるという強力な権限が与えられることになるのだ。  小池百合子を筆頭とする知事たちに突き上げられて、それに易々と追随してきた政府は、今度はさらにその権限を強めて差し上げようとしているわけで、そのヘタレぶりは全く情けない限りである。   そもそも、コロナがどういうものかを勉強する意思も能力もなく、ただ無意味に強権発動して「やってる感」さえ出しておけば支持率が上がるとしか考えていない、ポピュリズムだけのバカ知事どもの権限を強めるということ自体が、ものすごく危険である。  この 「まん延防止等重点措置」 は、「緊急事態宣言」を出す前の段階で命令ができる。 つまり全く「有事」にも至っていない段階でも国民の権利を制限できるという、とんでもないものである。   しかも政府案では、どういう感染状況になれば重点措置を発令できるかも詳細が明らかではなく、国会への報告義務もない。  そのため、政府が私権制限を伴う措置をフリーハンドで行使できる恐れがあるとか、罰則に歯止めがかからなくなり、過剰な規制が行われるかもしれないとか、実際に妥当な措置だったのかも評価できず、科学的客観性を担保する手立てもないといった批判が野党からは噴出しており、与党は修正の意向を示している。  だが、わしがここで取り上げたいのは、そういった法律上の問題ではない。   ウイルスの 「まん延防止」 のために「重点措置」をするという、その根本的な発想そのものが間違っているのだ。  新型コロナは1年の累計で陽性者数31万人超、死者数約4400人。季節性インフルエンザの年間患者数1000万人、死者数1万人に比べてずっと少ない。   そんな弱いウイルスを 「まん延防止」 したって意味がない。逆に、さっさとまん延させた方がいいのだ。 さっさと大流行させて、さっさと国民の大多数が感染して、さっさと6割の人間が抗体を持って、さっさと集団免疫を獲得して、さっさと終わらせるべきなのだ。   それを 「まん延防止」 なんてやっていたら、「さざ波」のような小流行が何度も何度も来ては収まり、来ては収まりということが延々と繰り返されるばかりで、いつまでも集団免疫が出来上がらず、結局は終息が遅れて、その間に経済や社会がズタズタに破壊されてしまうことになるのだ。  政府の 「まん延防止等重点措置」 案に反対している人でも、 「まん延防止」 自体に反対している人は一人もいない。 誰もが 「まん延防止」 自体は必要だということを前提とした上で、その大枠の中で法的な不備を指摘しているだけなのだ。  病原菌やウイルスに対する根本的な感覚が全然違う。これこそが重大問題なのである。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!