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石川 温の「スマホ業界新聞」
2013/03/17(vol.026)
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《目次》
1.サムスン「GALAXY S4発表会」取材メモ
━━NTTドコモ向けチップセットはどうなるのか?
2. Surfaceが3月15日に日本発売開始
━━ マイクロソフトはモバイルで浮上するか
3.アメリカ市場で目にする機会が増えた「京セラスマホ」
━━100ドルスマホでも勝てる商品ラインナップ
4.今週のリリース&ニュース
5.編集後記
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1.サムスン「GALAXY S4発表会」取材メモ
━━NTTドコモ向けチップセットはどうなるのか?
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米国時間3月14日、アメリカ・ニューヨーク、ラジオシティホールにて、サムスン電子が「GALAXY S4」発表会を開催した。GALAXY SIIIでは4.8インチであったが、GALAXY S4では4.99インチに大型化された。発表会では、スペックを訴求するよりもカメラの使い勝手など、機能について多くのプレゼンテーションの時間が割かれた(アメリカらしく、寸劇をベースにするなどエンタテインメント性の強い発表会であった。
発表会のあと、複数のサムスン関係者に接触することができた。ここに、忘れてはいけないために、そのときの「取材メモ」を記しておきたい。
■チップセットのこと
GALAXY S4の発表会では、搭載されるチップセットに関して一切言及されなかった。しかし、後に公開されたプレスリリースでは、1.6GHz 8コア Exynos 5 OCTAもしくは 1.9GHzクアッドコア、クアルコム製プロセッサとあった。地域によって、搭載されるチップセットが異なるという言い方であった。気になる日本での展開だが、どうやらクアルコム製スナップドラゴンになるようだ。理由は簡単。LTEと Exynos 5 OCTAの両立は、いまのところできず、LTEを採用する国はいずれもスナップドラゴンになるというのだ。昨年、GALAXY SIIIでサムスン製クアッドコアを搭載できず、日本ではデュアルコアになったことがあったが、まさに同じ状況になる。ただ、いずれかのタイミングで Exynos 5 OCTAとLTEの両立は可能になると見られており、昨年同様、秋から冬にかけて「GALASY S4α」(仮)というかたちで、8コア化される可能性はありそうだ。
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