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気分を変えたかったのかもしれない、オレはホールにある、大きな石版の前に立つ。
そこにはなにか、どす黒いものがべっとりと付着していて、なにが書かれているのかは読み解けない。この辺りで戦った兵士のものだろうか、と考える。悲しい気持ちになる。
「この石版が、気になりますか?」
とサクラが言った。
「まあ、読めた方がいいんじゃないかな。たぶん」
彼女はこの黒いものの正体を想像もしていないのだろうか、ほがらかに笑っている。
「じゃあ、お掃除しましょうか」
「掃除?」
「これくらいなら、拭えば読めると思いますよ」
それはそうだ、とバスの中のオレは思った。
石版の前に立っているオレは、しばらく考え込んだあとで、頷く。
「じゃあ、そうするか」
――どうして、オレはためらったのだろう?
あのスマートフォンの指示にはないことだったのだろうか。
――オレとソルとで、獲得情報が違う?
そういえば、ソルたちはどうやって、この不思議な世界のことを知っているのだろう?
TeamFirpfut / 南雲 @jin_nagumo 2014-08-09 02:30:59
あれ?!描写が変わった?!
OMG @omg_red 2014-08-09 02:30:54
拭える……だと……
やいば @YAIBA9999 2014-08-09 02:31:24
まぁ、拭けばいいよねw普通w
lits07@探検中 @lits07 2014-08-09 02:32:05
石板読めるようになるっぽい?
※Twitter上の、文章中に「3D小説」を含むツイートを転載させていただいております。
お気に召さない場合は「転載元のアカウント」から「3D小説『bell』運営アカウント( @superoresama )」にコメントをくださいましたら幸いです。早急に対処いたします。
なお、ツイート文からは、読みやすさを考慮してハッシュタグ「#3D小説」と「ツイートしてからどれくらいの時間がたったか」の表記を削除させていただいております。