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38
結局その男は愛想笑いしかできなくなった
※
38番。困ったような顔で、笑みを浮かべる男性のイラスト。
まぶたの裏側で、光がはじけたような気がした。
――愛想笑い?
それは、少なくともニールには、似合わない言葉だった。
きっと彼がもっとも嫌うもののひとつだろう、と思った。
なのにまぶたの裏側には、諦めたような表情で愛想笑いを浮かべる青年がいた。
はっきりとわかる。
確かに、彼はニールだ。
ニールが真面目ぶったスーツを着て、愛想笑いを浮かべていた。
似合わない、とは不思議と思わない。
なぜだかしっくりきた。それはきっと彼自身が、愛想笑いに馴染んでいるようにみえたからだろう。
今のニールとはまったく違う彼。
なのに妙に、現実的な彼。
私は目をひらく。
斜め向かいのニールに視線を向ける。
彼は額を右手で抑えて、苦しげに口元を歪めていた。
まさき@ソルは第二部が待ち遠しい @masaki_mmm 2014-08-11 12:15:35
回答きたーーー!!!
ちょくし@平常時 @DodoRoku 2014-08-11 12:15:39
ニールどした・・?
コウリョウ @kouryou0320 2014-08-11 12:17:57
ニールの変調って久瀬くんの顔が痛いやつと同じ?
あさって @sakuashita1 2014-08-11 12:18:16
ニール大丈夫か…?
どきどきするなぁ
あいう @aiu_096 8月11日
@4koma_memories
1→22→40→38
男は革靴に象徴される安定した人生に反発する→彼はスニーカーを履いていけるような冒険を求めていた→しかし大切なスニーカーを捨てられてしまう→彼は自分が鳥の籠と同じだと諦め愛想笑いしか浮かべられなくなった
とか?
※Twitter上の、文章中に「3D小説」を含むツイートを転載させていただいております。
お気に召さない場合は「転載元のアカウント」から「3D小説『bell』運営アカウント( @superoresama )」にコメントをくださいましたら幸いです。早急に対処いたします。
なお、ツイート文からは、読みやすさを考慮してハッシュタグ「#3D小説」と「ツイートしてからどれくらいの時間がたったか」の表記を削除させていただいております。