さて今回は「良い絵を描くために」というざっくりしたテーマでいきます。


絵はただ上手けりゃいいってもんじゃないと思ってます。そりゃあ勿論上手いに越したことはないんですが。どんなに頑張って描いた絵でも、ただ棒立ちしてる人では人の心は動きません。


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まあ別にこの絵が悪いとは言わないけど印象に残りません。
この絵は「ただ描いただけ」で何を表現したいかがわからないのです。
人の記憶に残るような絵というのは「表現したい物」が明確にあり、それを出力しているのです。
正直僕自身画力は決して高いわけではなく、評価されてるのは「画力」より「ひねくれた発想」だと思っています。

先程の絵、少しのアレンジを加えるだけで面白い絵になるので色々と描いて解説します。


その1
 ❖ なにか言わせてみる
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この手法は画力に関係なくインパクトを残す事ができます。ただ画力とは別のセンスが必要になります。キャラが言わなそうな台詞を言わせたり、あるあるネタをぶっこむのが手っ取り早いですね。正直この手法は大喜利です。画像でボケて的なアレです。


その2
 ❖ なにか添えてみる
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この手法は メインの人物 + 何か で成立します。関係性や、ストーリー性が垣間見える物だと受け手が考える余地があったりして面白いです。あとは、背景を描くのが面倒な時に分かりやすいアイテムを置いておくという使い方もできます。この絵で言えばここは明らかにトイレです。


その3
 ❖ なにか持たせてみる
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さっきのと何が違うんだ!って思うかもしれませんが、この手法は手の描き方や自然な持ち方、人物との大きさの比率など実はちょっとした画力が必要になってきます。個人的には女子校生に日本刀とか拳銃を持たせる絵が好きですがやり尽くされてる感がありますね。


その4
 ❖ 無駄に躍動感をつけてみる
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無駄にです。無駄だけど頑張るとCDのジャケットとか表紙っぽくなります。布とかを風にのせてひらひらさせると躍動感がでます。(今回はトイレットペーパーです。)画面を派手派手にする中にワンポイント分かりやすい物を入れたりするとサムネ映えしていいとおもいます。


その5
 ❖ エフェクトを頑張ってみる