どうも皆様こんにちは。この記事はVR技術について講釈垂れるだけの記事です。
先に断っておきますが何も役に立つ情報は無いですし、何も解決しませんのでご注意下さい。
VRと言えばプレイステーションVRなどの頭から被るタイプのアレを想像できますよね。
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かなり一般的な技術として普及したように思います。
このVRの技術として大事なのがジャイロセンサー等による顔の方向や傾きの検出ともう一つ、左右の目にそれぞれ微妙に違う映像を流しているという点です。
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人間はこの両目から見える景色の微妙な差から遠近感を感じています。例えば次の図のように近くに小さな立方体の箱を置いたとしましょう
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すると見える景色はこうなります。
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実際に手元に消しゴムくらいの四角い物がある人は顔の近くに置いて、片目ずつ隠して試してみたください。実際このように見えると思います。
で、次はものすごく遠くに同じ箱を置いた場合。
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遠くにあるので小さく見えるのはもちろんなのですが
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右目と左目から見える像にほとんど差がなくなります。横の面が見えなくなりましたね。こういった視覚情報により遠くにあるものと近くにあるものを見分けているわけです。
そして世のVR技術はその人間の目の特性を利用して二枚の映像を用意することで立体感を演出しています。
でここからは僕が最近Youtubeに投稿している360°動画のお話です。
僕の動画はパノラマ状に作ることでスマホ等の本体を動かすと360°見渡せるという仕様になっていますが、映像としては一枚しか用意していないわけです。VRゴーグルをかけて動画を再生することも可能ではあるのですが両目に同じ映像が映し出されるため立体感を感じることはできません。
では立体感を演出するためにはどうするか。
全く同じ景色で、微妙に違う角度からの絵を二枚用意すれば理論上はいけるのでは?。というのが本日の記事の論点です。
ひとつずつ丁寧に図解していきましょう。まず例として四角い部屋の真ん中に360°カメラを置きます。
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こんな感じで配置したとして上部から見下ろすと次のようなかんじ。
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この状態で360°のパノラマ写真を撮影すると…↓
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こーんな写真になります。僕の動画はこの状態で作っていて、投稿するとYoutubeの機能によって部屋の中にいるような演出に変換されます。
よし、じゃあカメラの位置を人間の目の位置と同じように左右にずらして2枚これを作ればいけるな!
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はたして本当にそうなのか?
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正面は何も問題はないでしょう。しかし視点をゆっくりと回してゆくと…
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そう、こうなります。本来左右でズレてなければいけない画像が前後でズレることになってしまう。さらに視点を動かすと…
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なんと左右のズレが逆になってしまった。右目の映像が左目へ、左目の映像が右目へ。
つまり360°カメラを左右に配置しただけでは立体視は実現できないのです。
なんとかして実現させるためにはこう
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カメラの視点だけではなくカメラの位置ごと一周動かして歪んだパノラマ写真を2枚用意する必要があるわけですね。
あのね、そんなのどうやって作るかわかんねえ!
そこまでして頑張って2枚の映像を用意して投稿したところで多分ゴーグル環境で動画見るやつなんて1割もいないだろ!2倍の労力をかける意味は無い!!!
やーめた!!!!!
先に断っておきますが何も役に立つ情報は無いですし、何も解決しませんのでご注意下さい。
VRと言えばプレイステーションVRなどの頭から被るタイプのアレを想像できますよね。
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かなり一般的な技術として普及したように思います。
このVRの技術として大事なのがジャイロセンサー等による顔の方向や傾きの検出ともう一つ、左右の目にそれぞれ微妙に違う映像を流しているという点です。
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人間はこの両目から見える景色の微妙な差から遠近感を感じています。例えば次の図のように近くに小さな立方体の箱を置いたとしましょう
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すると見える景色はこうなります。
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実際に手元に消しゴムくらいの四角い物がある人は顔の近くに置いて、片目ずつ隠して試してみたください。実際このように見えると思います。
で、次はものすごく遠くに同じ箱を置いた場合。
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遠くにあるので小さく見えるのはもちろんなのですが
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右目と左目から見える像にほとんど差がなくなります。横の面が見えなくなりましたね。こういった視覚情報により遠くにあるものと近くにあるものを見分けているわけです。
そして世のVR技術はその人間の目の特性を利用して二枚の映像を用意することで立体感を演出しています。
でここからは僕が最近Youtubeに投稿している360°動画のお話です。
僕の動画はパノラマ状に作ることでスマホ等の本体を動かすと360°見渡せるという仕様になっていますが、映像としては一枚しか用意していないわけです。VRゴーグルをかけて動画を再生することも可能ではあるのですが両目に同じ映像が映し出されるため立体感を感じることはできません。
では立体感を演出するためにはどうするか。
全く同じ景色で、微妙に違う角度からの絵を二枚用意すれば理論上はいけるのでは?。というのが本日の記事の論点です。
ひとつずつ丁寧に図解していきましょう。まず例として四角い部屋の真ん中に360°カメラを置きます。
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こんな感じで配置したとして上部から見下ろすと次のようなかんじ。
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この状態で360°のパノラマ写真を撮影すると…↓
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こーんな写真になります。僕の動画はこの状態で作っていて、投稿するとYoutubeの機能によって部屋の中にいるような演出に変換されます。
よし、じゃあカメラの位置を人間の目の位置と同じように左右にずらして2枚これを作ればいけるな!
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正面は何も問題はないでしょう。しかし視点をゆっくりと回してゆくと…
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なんと左右のズレが逆になってしまった。右目の映像が左目へ、左目の映像が右目へ。
つまり360°カメラを左右に配置しただけでは立体視は実現できないのです。
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カメラの視点だけではなくカメラの位置ごと一周動かして歪んだパノラマ写真を2枚用意する必要があるわけですね。
あのね、そんなのどうやって作るかわかんねえ!
そこまでして頑張って2枚の映像を用意して投稿したところで多分ゴーグル環境で動画見るやつなんて1割もいないだろ!2倍の労力をかける意味は無い!!!
やーめた!!!!!