ガンダム合宿
そんなわけで今年最初のメルマガでございます。
君は元気?
なんか変な風邪が流行ってるみたいだけど身体には気をつけてね。
僕はといえばご存知の通り喉を痛めて持病の喘息にうんざりしていた正月でした。
年末のハードワークで身体もきつかったので、ここはもうどこへも行かずに養生しようと思った。
せっかくなので「宿題」をこなそうと思い「ガンダム」と「ブレイキング・バッド」を研究することにした。
ブレイキング・バッドはヤンサン序盤から先延ばししているコンテンツなので仕方ないのだけど、ガンダムに関してはちょっと「時勢」が絡んでいる。
先ごろのタモリさんの「新しい戦前になる」発言でもご存知の通り、最近の政治の流れが非常にきな臭い。
そんな中ある学者(?)が社会問題を解決するには「老人に集団自決してもらう」とか言っていたらしく、なんだか騒がしい。
その発言も流れを追うと、どうやら「社会をダメにしている邪魔な先輩には引退して欲しい」という事を煽り気味に言っただけのようで、本気で老人に「自決しろ」と言っているわけではないようですけど・・この感じもちょっといただけない。
【荒れ果てた言論】
こう言った「みんなが言わない事を言っちゃうよ」というのがどうも流行ってる。
強い「ニヒリズム」と子供の頃から叩き込まれた「エゴイズム」のカクテル発言だ。
去年「氷河期世代の絶望」に関してさんざん聞いたので、なぜこういう発言が生まれるかは理解できる。
とにかく僕らの国の人達の心は荒れ果てているのだ。
そんな中で「いいこと」を言い出す人が現れると「それは嘘」「それは偽善」「あなたの感想」となる。
こうなると「戦争はダメです」とかいう手垢まみれの「正論」は言いづらい。
何年も前から「反戦」と「環境保護」を語る人はそれだけで「もぐらたたき」のもぐらみたいに叩かれる。
頼りの戦争体験者のポップスターも次々に亡くなっていく。
寂聴さんも水木しげる先生も逝ってしまわれた。
「殺し合いの実感」を持たない世代の人達が「理論」で戦争を語り出し、それが大勢になってきた。
「誰かいないか?まともな大人は?」
と、ずっと考えていたら、いました。