しのぎを削る大激戦になっている沖縄県知事選(16日投開票)で、名護市辺野古への新基地は絶対に造らせないと訴えるオナガ雄志(たけし)候補(64)への支持が広がっています。
自民党幹事長や官房長官、沖縄開発庁長官などを歴任した野中広務氏から先月30日、オナガ氏の確認団体「ひやみかち うまんちゅの会」事務所(那覇市)に激励文が届きました。
「過去二度の知事選の、基地は県外とした選対本部長として勝利された責任を、沖縄県民の良識を示す為に自ら市長の職を辞し、勇躍立候補された胸中を知る者の一人として深い敬意を払い、必勝を心からお祈り致します」と記しており、公約を貫くオナガ氏の政治姿勢を高く評価しています。
1日の那覇市内での総決起大会には、俳優の菅原文太氏も出席(2日付既報)。菅原氏は、「今日は自分から立候補してピッチャー交代、知事交代ということで押しかけてきた」と述べ、オナガ氏の勝利で平和な沖縄を実現するため、みずから足を運んだことを明らかにしています。