「戦争したくなくてふるえる」(北海道)、「SPADA」(秋田)、「NDC」(新潟)、「WDW@熊本」(熊本)、「N―DOVE」(長崎)など、各地で学生・若者たちが自発的に呼びかけて、戦争法案に反対するグループが次つぎに生まれています。
SEALDs(シールズ)(自由と民主主義のための学生緊急行動)は、毎週金曜日に国会正門前で抗議行動を続け、全世代から万単位の人を結集しています。関西と東北でも結成され、15日には沖縄で結成総会が予定されています。高校生も「T―ns(ティーンズ) Sowl(ソウル)」というグループを立ち上げ、2日には東京・渋谷で若者を中心に5000人を集めてデモ行進しました。
こうした広がりのきっかけとなったのは、6月14日におこなわれた渋谷デモです。若者憲法集会実行委員会とSEALDsが呼びかけ、3500人が参加しました。
各地の行動では、若者のスピーチに共感する人が相つぎ、話題になっています。
戦争法案をめぐってヤマ場を迎える23日、SEALDsは若者たちの全国行動をよびかけています。「総がかり行動実行委員会」が30日に計画している「国会10万人・全国100万人大行動」に呼応して、若者も各地で行動を計画しています。