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本日、17日に安倍総理がトランプ新大統領と会談する予定である。 そこで、安倍総理は「米国のTPPへの批准」を強く主張して 反TPPのトランプ新大統領の考え方を変えさせたい、と 意気込んでいるという。 そのことについて、ロシア政治経済ジャーナルの北野幸伯氏の 記事より転載する。
(以下、北野幸伯氏のロシア政治経済ジャーナルより転載開始) http://archives.mag2.com/0000012950/20161117000000000.html?l=yfc15230a8 【RPE】★安倍総理の「TPP説得」は、トランプに嫌われる確実な方法 安倍総理は今日、トランプさんと会う予定なのですね。 この会談について総理、非常に心配な発言をされています。 ↓ <TPPの重要性「米も再認識すると確信」 安倍首相 朝日新聞デジタル 11/16(水) 0:41配信 ■安倍晋三首相 昨日も今日もTPPについて国会で審議をしました。 「米国が今、ご承知のような状況なのになぜ日本がTPPの批准 をするんだ」と野党から攻められます。 しかし、保護主義が蔓延(まんえん)しようとする今こそ、自由 貿易の価値を、そして、自由や民主主義や人権、法の支配といっ た普遍的価値を共有する国々と新たなルールをつくることの意義 を日本こそがリードしなければならないと思っています。 私は、米国も必ずTPPを含め自由貿易の名の下に世界の新し いルールを作っていく重要性を再認識していただけるものと確信 をしております。 17日にトランプ次期大統領とも会談する予定であります。> これ。↑ 総理、トランプさんに会ったら、「TPPに入るよう説得する。 彼の考えを変える確信がある」といっているようです。 しかし、 1、トランプの考えを変えるのは難しいでしょう。 2、強く説得すれば、「安倍は俺に国民への裏切りを勧める嫌な男」 となる可能性が高い。 ▼アメリカ国民は、「反グローバル化」だからトランプに投票した (転載終了)
安倍総理によれば、TPPは、民主主義、基本的人権を促進するための 有効な手段、なのだそうだ。
TPPの条約は8500ページあり、わずか2400ページしか翻訳されておらず しかもその資料は公開できない黒塗りだらけの秘密協定である。 このTPPのどこに民主主義があるのかさっぱりわからない。
TPPの実体はその真逆である。
国家主権、国民主権、民主主義を形骸化させ、 国際銀行権力が管理する多国籍企業の統治に移行する ための秘密協定だ.
多国籍企業の利益を重んじる米国の大統領候補ですらさすがにこの条約に賛成することはできなかったほどの代物だ。
それを率先して世界に広めることに使命感をもっているようだから、殆どTPPカルトである。
安倍自民公明政権のTPPに対する狂信的な姿勢は
日本がどの国よりも深く、欧米を管理してきた国際銀行権力の
世界観に毒された社会であることを表している。
この安倍政権はマスメディアの世論調査が正しいとすればの話だが
支持率50パーセント以上と、未だに国民から高い支持を得ているのだ。
まさに政権と国民がともに手を携えて、多国籍企業様に主権を譲り渡す
条約を世界に広めようとしているのである。
日本国民はこの暴挙を糾弾しなければならない。
これを操作される自由民主制の民主政治の観点から図にすると
以下のような流れになる。
上記図の説明動画はこちら
↓