9月16日に行った「根っこ勉強会」の動画が
Youtubeの海賊TVにアップされた。
↓
https://youtu.be/SdAcz_ztpSY
根っこ勉強会は、国際銀行権力に管理された現在の自由民主制の社会の
全体像を解き明かすこと。
そして真の市民革命を実現するための新たな社会モデルの
提案を目指す勉強会だ。
参加者は
ネットジャーナリスト、市民革命家の山崎康彦氏、
日本海賊党党首の須澤秀人氏、
元首都大学助教授の大津佳子氏
私の4名である。
※遅刻したので動画の3分頃からの参加
今回の第3回目のテーマは
「日米欧を支配している者は誰か?」
一般的な常識としては、各国の大統領や首相、与党がその国の
最高権力者であり、各国が独自の利益を追求しながら
パワーゲームを行っている、と考える。
しかし表にでている勢力とは別に、裏から日米欧のG7諸国を
管理してきた勢力がいる、というのが根っこ勉強会の参加者の
共通見解だ。
それでは、誰が支配者なのか?ということを今回は論じた。
市民革命家の山崎康彦氏の見解は、
「ロスチャイルドを奥の院とした世界支配階級が存在している。
そこが1774年にロスチャイルドの24の革命綱領を作りその実践を行ってきた」
と述べている。
そしてユダヤ民族至上主義を唱えるタルムードの教えによる
ゴイム(異民族)支配を実現するために活動してきた、という。
元首都大学助教授の大津けい氏は、
「ロスチャイルド」が支配している」
と端的に述べた。
日本海賊党の党首の須澤秀人氏は、
「日本は米国に支配されている。
米国は多国籍企業に支配されている。
だから多国籍企業が支配者である」
と述べた。
私は以下のように支配者に対する自説を述べた。
1776年にイルミナティという秘密結社の組織が
アダム・ヴァイスハウプト(ドイツの法哲学の教授)
を中心に創られた。
※ヴァイスハウプトは本を24冊出しており
その中でイルミナティが秘密結社であることを告知している。
↓
秘密結社のイルミナティは、当時、国際的な秘密結社として
普及していたフリーメーソンに入り込んだ。
さらにイルミナティにロスチャイルドなどの国際銀行家や
エルンスト公爵などの王侯貴族が加入することで、フリーメーソン
内部で勢力を一気に拡大させた。
そして、フリーメーソンの最上層部をしめるに至り、
事実上、組織を乗っ取った。
アメリカ独立革命はフリーメーソンの会員が中心になって起こした。
フランス革命はフリーメーソンイルミナティが中心になって起こした。
それ以後、世界に民主主義と資本主義が輸出されていく。
そして法哲学の教授であった啓蒙主義者ヴァイスハウプトらの唱えた
「理性の統治に基づく自由で平等な社会の実現」
という当初の理想主義的な目的から、
ロスチャイルドら国際銀行家の影響力が強まり
「金持ちが支配する社会の実現」
へと目的の性質が大きく変化した。
つまりイルミティには二つの側面があると言うことだ。
自由、平等、友愛の誰もが支配されない社会を創る、という
理性に基づいた理想社会を創ろうする民主主義の側面と、
金持ちが支配する社会を創るという、拝金主義に基づいた
資本主義が民主主義を支配する側面である。
資本主義経済と民主主義・政治を融合した体制を
自由民主制と呼ぶ。
この体制はイギリスで原型が創られ、その後、フランスや米国、
更にドイツや日本などの全世界に移植されていった。
現時点で世界で最も普及している最強の体制である。
ところが、この自由民主制が、イルミナティの密教によって
操作される状況が19世紀から創られてきた。
経済学では、景気変動を引き起こす根本原因である銀行貸し出し(信用創造量)を
軽視する主流理論が作られた。(新古典派、ケインズ学派、
マネタリズム、マルクス経済学、フェビアン協会の社会民主主義など)
これは、ユダヤ系銀行家を中心とした国際銀行家と中央銀行の信用創造特権の
影響力から目をそらさせる経済学の密教である。
一方、政治学や歴史学では、政治と通貨発行権と信用創造の関係を論じさせない理論が
様々に作られた。マックス・ウェバーやトインビー、マルクス主義など。
またフリーメーソンが掲げる民主政治の原理である、自由、平等、友愛、
真理を統合する図形思想が作られなかった。
どのように民主主義・政治が作られているのか理解させないための政治学の密教である。
この「ユダヤ系銀行家を中心として作られた経済学の密教」と、
「フリーメーソンを中心として作られた政治学の密教」を融合させたのが
イルミナティを源流とした現在の国際銀行権力であると考える。
この国際銀行家を中心とした秘密結社に牛耳られた自由民主制の密教体制によって、
人類は歴史的なマインドコントロールを仕掛けられてきた。
日本は明治維新の時に欧州から資本主義経済を取り入れ、
戦後に米国から民主主義・政治を取り入れた。
この体制によって今まで運営されて今日に至っている。
以上が私が動画で述べた、日米欧を支配する勢力の考え方である。
この体制の特徴は、「理想主義と拝金主義」が融合した体制であり、
それを西欧学問の密教によってコントロールする仕組みが作られてきたのだ。
この体制をモデル化すると以下の図のようになる。
この二重人格構造の洗脳体制を次の図のように変革させなければならない。
日米欧の自由民主制の問題点の詳しい解説はこちらの本をお読みください。
<リンク>頂いた書評の一覧 『世界を騙し続けた[詐欺]経済学原論』 『洗脳政治学原論』
■動画での解説
<リンク>天野統康氏「人類を自在に操作したマネー権力の魔術」ワールドフォーラム2014年10月
<リンク>天野統康氏「世界を騙し続けた【詐欺 経済学】【洗脳 政治学】を越えて」出版記念講演ワールドフォーラム2016年5月
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■勉強会
<リンク>10/7(土)9月の政治経済の動向の解説と、真民会で作成した小冊子の講演
■真の民主社会を創る会
真の民主社会を創る会では、現代の自由民主主義体制の
社会的矛盾の根本である政府と通貨発行権の分離と
軍事支配を無くす社会を目指しています。
マルクスもケインズも触れなかった
嘘まみれ世界金融の「超」最大タブー
お金はどう作られ、どう失くなっていくのか
著者:安部 芳裕、天野 統康 価格:1500円+税
☆2016年12月6日全国発売☆
amazon 経済学ランキング1位
購入はこちらから→<リンク>ヒカルランド
動画による本の解説はこちら→<動画リンク>著書「嘘まみれ世界金融の超最大タブー」を解説
■HP
■無料セブンステップ
<リンク> 簡単に分かる!お金と社会と生活の仕組みの秘密 無料セブンステップメール
■Youtube
https://www.youtube.com/user/07amano/videos
■Teitter
https://twitter.com/amanomotoyasu
■無料ブログ
<リンク>天野統康のブログ 金融システムから見る経済社会論