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【有料】消費者物価が5年ぶりに上昇。デフレからインフレに向けて変化し始めている理由
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【有料】消費者物価が5年ぶりに上昇。デフレからインフレに向けて変化し始めている理由

2013-12-02 08:20

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    マネーと政治経済の原理からニュースを読む

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    本日の話題

    ・ニュース 景気回復順調に 消費者物価0.9%上昇
     
          
                                

    ・ニュースの分析と背景

    ・家計の対策

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    景気回復順調に 消費者物価0.9%上昇
    10月 鉱工業生産0.5%プラス、雇用環境も改善 
    日本経済新聞 11月29日夕刊1面

    (記事の要約)
    29日に発表された10月の経済指標で値動きが激しい生鮮食品を除いた前年同月比
    0.9%上昇した。
    食料エネルギーを除いた指数は同0.3%上昇し、08年10月以来5年ぶりにプラス。
    消費や設備投資の先行指標である資本財出荷指数が伸びた。

    10月の鉱工業生産指数は98.8と前月に比べて0.5%上昇。
    企業が在庫を減らしながら生産と出荷をしている姿が伺える。

    有効求人倍率は前月に比べ0.03ポイント上昇し、0.98倍。
    製造業やサービス業など多くの業種で求人が増えた。

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    (私のコメント)

    本格的に景気が回復し始めている。
    投資と消費の不足よるデフレから、投資と消費が拡大するインフレ型経済へ。

    理由は、消費税の増税前の駆け込み需要などもあるが、
    日銀の大規模な量的緩和と、民間銀行の貸し出し増加が続いていることで、
    円安とマネーの増加を引き起こしていることにある。

    消費の増加は実体経済へのマネーの量の増加によってもたらされる。

    今まで消費不況でデフレだった理由は、日銀と民間銀行が
    マネーを十分に作らなかったからだ。

    このブロマガが始まって以来、伝え続けていることだが、
    たったそれだけのことだった事が証明されつつある。

    問題は、何故、日銀が長期間にわたるデフレ不況を維持し続けたのか、
    ということだ。

    それは、安倍政権誕生のためのお膳立てであろう。

    景気を回復させ、大人気になった安倍政権でのみ、TPP加入も秘密保護法も
    実現することが出来るからである。

    TPPも秘密保護法もアメリカの要望である。

    その背後にはアメリカを管理する国際金融軍事権力の思惑がある。

    今後も、日銀の量的緩和と民間銀行の貸し出し増加は続く傾向にあるので、
    日本の景気回復と物価上昇は続くだろう。

    (家計の対策)


    デフレからインフレになっているので、
    デフレ時代の今までとは違った家計の対策が求められる。

    デフレで良かった商品は、インフレでは多くが悪い商品になる。

    以前もご紹介したが、以下の図を再添付する。

     
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