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EUの中心国である英・仏で反EU、反ユーロ政党が欧州議会で躍進。ユーロ金融帝国に亀裂が入り始めた兆候 経済と金融資産への影響
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EUの中心国である英・仏で反EU、反ユーロ政党が欧州議会で躍進。ユーロ金融帝国に亀裂が入り始めた兆候 経済と金融資産への影響

2014-05-27 04:01
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    マネーと政治経済の原理からニュースを読む

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    【今回の話題】
    ・反EU・反ユーロの旗を掲げる政党が大躍進
    ・国際金融財閥の影響力の低下の現れ
    ・EUとユーロ通貨の今後について
    ・経済と金融資産への影響

    参考記事 日本経済新聞 2014年5月26日
    「反EU政党が躍進 欧州議会選、英・仏などで」


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    現在、EU諸国では欧州議会選挙が行われている。
    そこで大きな波乱が起こっている。

    EU(欧州共同体)とユーロ通貨の中心的国家である
    イギリス、フランスなどで、反EU・反ユーロを掲げる
    政党が首位の得票率を得て大躍進した。

    フランス国民戦線は首位の25.4%。
    イギリス独立党も首位である。
    ギリシャでも反体制的な急伸左派連合が首位になった。

    イタリアなどでもこの流れは続きそうである。
    この流れは、一時的なものではなく、今後も継続する
    だろう。

    何故なら、ユーロ通貨は国家主権の最たるものである
    通貨発行権を完全に国家から奪ってしまったからだ。

    自分たちの選んだ政府に通貨発行権がないのだから、
    これでは民主主義は成り立たない。

    またリーマンショック後の債務危機から行われた
    年金切り下げや公的部門の売却などの新自由主義的
    な緊縮政策も通貨発行権が各国にないことが原因である。
    それに対する反発が反ユーロという形で欧州全土に噴出している。

    また、反EUはより根本的な体制への反発である。
     
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