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ウクライナ問題や現代の日米欧の現状を理解するための重要知識。少数の権力者によるクーデターの技術
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ウクライナ問題や現代の日米欧の現状を理解するための重要知識。少数の権力者によるクーデターの技術

2014-07-06 01:25
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    批判の天才、故太田龍氏が主観をしていた週刊日本新聞には、
    日本では滅多に入らない英語関係の
    文献が多数紹介されている。


    国際金融軍事権力と日本の実体を考える上で参考に

    なった記事を紹介する。

    5回目の今回は、ウクライナや中近東などのような混乱

    している国際情勢を理解するための必須知識である

    少数によるクーデター戦術について。

    またそれを応用している国際金融軍事権力について。

    クーデターによる政権転覆をあたかも国民の総意のように

    演出した例としては、最近のウクライナが好例だろう。

    しかし、少数の権力集団による権力の簒奪は、日本や

    米国でも行われてきた。


    民主主義の伝統が長い欧米日では、少数の権力

    簒奪は、軍事や暴動という派手な行動よりも、金融や経済

    、世論操作や選挙を通じて隠密かつ、スマートに行われて

    いるのである。

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    「平成19年11月19日  週刊日本新聞 第513号 
    から転載と抜粋」

    ジョンコールマン著「ビヨンド・コンスピラシー(陰謀を超えて)」
    ベトナム、イラクの大失敗の教訓を学んだ三百人委員会が展開する
    マラパルテ、ミュンツェンベルク理論にもとづく新しい戦術


    ジョン・コールマン博士の近刊著作「ビヨンド・コンスピラシー(陰謀を超えて)」。
    この本で、最も興味深い箇所は、
    「第六章 二人の奇妙な人間」
    であろう。

    ここでは、イタリアのマラパルテが取り上げられている。

    クルジオ・マラパルテ(1898~1957)
    この人のクーデターの技術(1931)という本はかなり有名であろう。

    <中略>

    マラパルテと関連する、もう一人の重要人物は、ウィリー・ミュンツェンベルクである。

    「ミュンツェンベルクの戦術は、今日のニュー・ワールド・オーダーにおける意思の
    操作にとって、きはめて重要である」(57頁)

    マラパルテ、ミュンツェンベルクを引き合いに出して、
    ジョン・コールマン博士は何を問題にしようとしているか。
    それは「ディスインフォメーション[ニセ情報]の技術」である。

    それこそ、イルミナティー(三百人委員会)世界権力の主要な、
    中心的な戦略であるという。

    <中略>

    そしてこのディスインフォメーションの技術を「開発」し、「発展」させ、
    洗練させたのが、
    マラパルテとミュンツェンベルクである。

    ジョンコールマン博士は、
    Subversion
    By  Roger Munchievelli(1971年 フランス語)
    を挙げる。

    「この本は、ディスインフォメーションが、戦争における
    一つの補助的な戦術から、中心的な戦術へと、どのように移行したかを
    説明する」と。


    武力攻撃を加えることなしに、敵の内部に配置されたエージェントを使用する
    ことによって、一つの国家を征服することさえ、それ(ディスインフォメーション)
    は可能にする、と。

    米国ネオコン派のロバート・カプランが、2003年7、8月号の「アトランティク・
    マンスリー」誌に発表した「スーパーマシー・バイ・スチールス」をコールマン
    博士は取り上げる。


    「スーパーマシ-・バイ・スチールス」は、
    「覇権を盗む」
    「こっそりと覇権を手中にする」
    と言った意味であろう。

    マラパルテも、ミュウツェンベルクも、日本では、殆ど
    全く知られていない。
    しかし、コールマン博士によれば、
    今やニューワールドオーダーの新しい局面は
    「ビヨンド・コンスピラシーの時代」と名付けられなければ
    ならない、と言う。

    ここでコールマン博士は、きわめて重要なことを述べている。

    三百人委員会は、ベトナムの失敗、そしてイラク戦争の失敗と、
    この二つの敗北から、教訓を引き出した、と。

    つまり、クーデター、である。

    その最初の作戦が、
    2003年11月、グルジアでなされた、と。

    2004年11月、ウクライナの、いわゆる「オレンジ革命」である。

    <中略>

    ミュンツェンベルクも、マラパルテも、二十世紀、西洋の左翼陣営の人物である。
    ミュンツェンベルクは、ドイツ共産党、そしてコミンテルンの幹部であり、
    マラパルテは、第二次世界大戦後、イタリー共産党員である。

    <中略>

    マラパルテのクーデター論は、
    極少数の、ひと握りの陰謀家が
    あたかも、下からの自然発生的な大衆の革命であるかの如くにみせかけて、
    クーデターによる一つの国家の打倒と権力奪取を実行する、

    その戦術であると。


    (転載終了)




    「平成19年12月3日  週刊日本新聞 第515号 
    から転載と抜粋」

    ■マラパルテとミュンツェンベルク
    イルミナティー三百人委員会世界権力は、どのように
    この二人の二十世紀の奇人を
    今日的に活用しているか。


    毛沢東は、マラパルテの「クーデターの技術」を理解して、それを以て、
    いわゆる中国革命を成功させた、とコールマン博士は言う。

    つまり「人民革命」と言う偽装のもとに、ごく少数の陰謀集団のクーデターに
    よって権力を奪取する、と言う。


    最近、ウクライナで生じた「オレンジ」革命なるものは、米国(イルミナティー)
    による、このマラパルテクーデター論の適用である、と。


    第二次大戦中と戦後、トロッキー派の残党と、ミュンツェンベルクの残党は、
    米国に侵入して、米国CIA及び、米国国家権力中枢に浸透した、
    とコールマン博士は述べる。

    「戦後、共産主義者ミュンツェンベルクによって完成された技術の多くのものが
    アメリカによって採用された。
    そのことは、フランセス・ストーナー・サウンダースの傑作 

    Who Paid the Piper?
    の中に見事に記述されている」(59頁)と。

    <中略>

    前出の著作の中で、サウンダースは、冷たい戦争が開始されると、
    米英は、反共産主義者的左翼知識人を育成すべく、大量の秘密の
    資金を支出したと述べている。


    これらの反共産主義的左翼知識人の大半は、トロッキー派、及び
    ミュウツェンベルク派であったと。


    今、アメリカでネオコン(新保守派)と呼ばれている思想的政治的潮流は
    ここに由来すると。


    <中略>

    1971年、フランスで出版された、ロジャー・ムシェリーのSubversionに曰く、
    「ディスインフォメーションは、戦争に於ける補助的戦術から、主要な要素に移行した」と。

    物理的攻撃なしに、対象国の内部に育成したエージェントを利用することによって、
    一つの国家を征服することが、今や、実現さるべき目標と成ったと。


    トロッキー派が理解したように、
    沈黙せる多数派(サイレント・マジョリティ)は、政治的変革の機構に於いては、
    無視さるべき要素である。
    何故なら、クーデターは、少数の仕事であるからだ、と。

    ジョン・コールマン博士は、米国ネオコンの指導的理論家、ロバート・カプランに
    ついて次のように批評している。


    ニューワールドオーダーとアメリカ帝国のもっとも邪悪な理論家ロバート・
    カプランは、公然と、全世界を米国のコントロール下に置くために、非道徳的、
    非合法的な権力を行使することを唱導している。
    秘密の作戦、軍事的力、汚いトリック、ブラック・プロパガンダ、隠密の影響、
    コントロール、世論提造、政治的暗殺、・・・・などすべてを、アメリカの支配を
    確固たらしめる手段として使用すべし、と、カプランは述べる(「アトランティック・
    マンスリー」2003年7,8月号、「スーパーマシー・バイ・スチールス」)と。


    つまり、米国は世界覇権をこのようにして盗み取るべし、と。

    ここで「アメリカ」と言うとき、それは「米英イスラエル」であり、
    そして更にイルミナティ三百人委員会、

    と見なければならない。

    ジョンコールマン博士は「ビヨンド・ザ・コンスピラシー」第十三章で
    「(米国)連邦準備制度のクーデター」を論じている。

    これはきわめて重要な章である。
    ここで何が言われているかというと、
    1929年のかの有名なウォール街の株の大暴落に始まる米国の経済大恐慌。
    それは、FRBが仕掛けた米国に対するクーデターである。
    と言うのである。
    クーデターとは、陰謀による権力奪取である。

    (転載終了)

    上記の文章の最後に、アメリカの中央銀行FRBの話が出てきたが、
    金融の力を用いて、社会の資産や国家権力を独占する
    という方法は、国際金融軍事権力が行ってきたことである。

    それは今現在も続いている。

    これは現在進行形の民主主義の問題であり、21世紀には
    克服しなければならない自由民主主義諸国の課題である。

    日本における事例としては以下の動画を参考
    <リンク>2014年3月 5-4 ARTE講演会 天野統康 「日本のアメリカ型社会への改造 30年の流れ」 操作されたお金と民主主義と私たちの生活

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