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日本が取り込まれている米英ピラミッド情報網の洗脳を克服する方法 マレーシア航空機撃墜を基に解説
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日本が取り込まれている米英ピラミッド情報網の洗脳を克服する方法 マレーシア航空機撃墜を基に解説

2014-07-30 19:30

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    現在の日本は、独自の情報網を持っていない。

    1945年の敗戦以降、日本には独自の軍隊も諜報
    機関もその結果としての情報網も存在しない。

    それではどこの情報網に入っているのかというと
    ロシア政治経済ジャーナルの北野氏によれば
    アメリカとイギリスのピラミッド情報に組み込ま
    れているという。

    殆どの放送局もマスコミも元ネタは欧米の通信社の
    情報だ。
    特に、米英の情報元が圧倒的に強いという。

    日本は知らず知らずのうちに米英の権力者が与えたい
    情報をもとに物事を判断するように仕向けられている。

    どのようにその洗脳状態を克服すれば良いのか?

    脱洗脳の手段が最近のマレーシア航空機撃墜事件を
    もとに以下の記事に書いてあるので転載する。


    (ロシア政治経済ジャーナルより以下転載)

    2014/07/25

    【RPE】【陰謀論】★マレーシア航空機撃墜にまつわる陰謀論

    ★マレーシア航空機撃墜にまつわる陰謀論

    全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!北野です。

    RPEが他の媒体と違うところは、「すべての情報ピラミッドを超越している」こと。
    世界には、たくさんの情報ピラミッドがあります。
    ・米英情報ピラミッド
    ・欧州情報ピラミッド
    ・中共情報ピラミッド
    ・クレムリン情報ピラミッド
    ・イスラム情報ピラミッドなどなど。

    で、「日本情報ピラミッド」というのはないのです。

    敗戦で破壊され、「米英情報ピラミッド」に組み込まれてしまった。

    だから、日本に住んでいる人は、何も意識しなければ、「米英に都合のいい情報」
    に洗脳されています。
    RPEは、「米英」「欧州」「中共」「クレムリン」「イスラム」などの情報ピラミッドを、
    自由に行き来し、皆さんに情報をお伝えしています。

    だから、「情報ピラミッドを超越している」というのですね。
    さて、「マレーシア機撃墜事件」。
    これは本当に、「情報ピラミッドの存在」を目の当たりにする事件でした。
    日本、欧米では「親ロシア派が誤爆した!」が定説になっていますね。
    ところが、「クレムリン情報ピラミッド」では、「ウクライナ軍が撃墜した!」
    が定説になっています。
    ちなみにこの事件に関する私の考え、ダイヤモンドオンラインさんの依頼で、記事を書きました。

    事件の背景を理解しないとわけがわからなくなりますので、本文前に是非こちらをご一読ください。
    完全無料、メルアド登録なしでいますぐ読むことができます。
    http://diamond.jp/articles/-/56424
    (●携帯・スマホで読めない場合は、PCで試してみてください。)
    (●面白かったら「いいね!」を押してくださいね!)

    ▼米英情報ピラミッドは、「絶対善」ではない日本に住んでいる人のほとんどが、
    「米英情報ピラミッド」は「善」で、「中共情報ピラミッド」や「クレムリン情報ピラミッド」
    は「悪」と考えているでしょう?

    確かに、独裁国家である中国やロシアのメディアは、国の支配下にある。
    だから、私もロシア国営テレビ「1カナル」とか「RTR」を見るとき、
    「ああ、クレムリンはこういう洗脳をしたいのね~」
    と片時も忘れません。
    ちなみに、「北野洗脳を語る」動画では、「クレムリンが見事に洗脳に成功した例」もあげました。
    「洗脳の仕方」「洗脳から脱却する方法」「世界の情報ピラミッド」などを詳しく解説しています。
    まだの方は、是非ごらんになってみてください。

    www.youtube.com/watch?v=BxHLqS0_4Os&feature=youtu.be

    しかし、正直いうと、「米英情報ピラミッド」だって、自国の利益のためにはウソをつくのですよ。
    ここでは三つほど例をあげておきましょう。
    1、イラク戦争開戦時のウソまず一番有名なものから。
    アメリカは03年、「フセインは大量破壊兵器を保有している」
    「(9.11を起こしたとされる)アルカイダを支援している」という理由で、イラクを攻撃しました。
    ところが、開戦理由は、全部「大うそ」だった。
    これ、「陰謀論」でもなんでもなく、アメリカ自身が認めています。

    <米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定【ワシントン=貞広貴志】
    米上院情報特別委員会は八日、イラク戦争の開戦前に米政府が持っていたフセイン政権の大量破壊
    兵器計画や、国際テロ組織アル・カーイダとの関係についての情報を検証した報告書を発表した。>
    (読売新聞〇六年九月九日)<報告書は『フセイン政権が(アル・カーイダ指導者)
    ウサマ・ビンラーディンと関係を築こうとした証拠はない』と断定、大量破壊兵器計画についても、
    少なくとも一九九六年以降、存在しなかったと結論付けた>(同前)

    2、ロシアーグルジア戦争時のウソ皆さん、08年8月8日に起こった「ロシアーグルジア戦争」を
    覚えておられますか?
    あれって、日本人の99%は、「大国ロシアが小国グルジアを攻撃した」と思っているでしょう?
    実は違うんです。最初にグルジアがロシア軍を攻めたのです。証拠もあります。

    <グルジアの南オセチヤ進攻に対抗、ロシアも戦車部隊投入【モスクワ=瀬口利一】
    タス通信などによると、グルジア軍が7日夜から8日にかけて、同国からの分離独立を求める
    南オセチヤ自治州の州都ツヒンバリに進攻し、同自治州で平和維持活動を行うロシア軍司令部や
    兵舎などを空爆、戦車による砲撃も行った。
    ロイター通信などによると、これに対抗して、ロシア軍がトビリシ郊外のグルジア空軍基地を
    報復空爆し、戦車部隊など地上軍もツヒンバリに向かっている。>(読売新聞2008年八月八日)

    どうですか、これ?
    グルジア軍が最初に、ロシア軍を空爆、戦車による砲撃をしたとちゃんと書いてあります。

    3、シリアに関するウソ皆さん、去年オバマさんは、「シリアを攻撃する!」と宣言していましたね。
    考えなおしましたが。で、「攻撃する!」の理由はなんでしたっけ?
    そう、「アサド派が化学兵器を使用している」。
    それで、「レッドラインを超えた!」と怒っていました。ところがですよ。
    国連によると、「化学兵器を使ったのは、【反アサド派】なのです。証拠もあります。

    <シリア反体制派がサリン使用か、国連調査官AFP=時事 5月6日(月)17時37分配信【AFP=時事】
    シリア問題に関する国連(UN)調査委員会のカーラ・デルポンテ(Carla Del Ponte)調査官は5日夜、
    シリアの反体制派が致死性の神経ガス「サリン」を使った可能性があると述べた。
    スイスのラジオ番組のインタビューでデルポンテ氏は、
    「われわれが収集した証言によると、反体制派が化学兵器を、サリンガスを使用した」
    とし、「新たな目撃証言を通じて調査をさらに掘り下げ、検証し、確証を得る必要があるが、
    これまでに確立されたところによれば、サリンガスを使っているのは反体制派だ」と述べた。>

    というわけで、「中共情報ピラミッド」や「クレムリン情報ピラミッド」はウソをつく。
    でも、「米英情報ピラミッド」だってウソをつく。
    なんで私はこんなことを強調するのでしょうか?
    日本は73年前、アメリカとの戦争に突入した。
    しかし、実際戦争になる前に、「情報戦で負けていた」のです。
    だから、「ナイーブ」にならず、中国、ロシアだけでなく米英だって似たかよったかであることを
    知っておいたほうがいい。
    前置きが長くなりましたが、ようやく本題です。

    ▼ロシアは、「ウクライナ軍犯人説」をプロパガンダクレムリン情報ピラミッドの主張。
    日本の新聞もささやかながら、紹介しています。たとえばこちら。

    <マレーシア機撃墜>露、ウクライナ機が接近と発表毎日新聞 7月22日(火)10時48分配信
    【モスクワ田中洋之】
    ロシア国防省は21日、マレーシア航空機撃墜事件について会見し、スホイ25攻撃機とみられる
    ウクライナ空軍機が撃墜当時、マレーシア機に3~5キロまで接近して飛行していたと発表した。
    またウクライナ軍が当日に東部ドネツク州で地対空ミサイルシステムを稼働していたとも指摘。
    断定は避けつつも、撃墜にウクライナ軍が関与しているとの見方を示した。>

    このようにロシアは、・ウクライナの戦闘機がマレーシア航空機を撃ち落した
    ・ウクライナ軍の地対空ミサイルがマレーシア航空機を撃墜した「どっちかだ!」
    と主張しています。

    <露国防省は、衛星写真や防空管制システムなどのデータの分析に基づいて判断したと説明。
    マレーシア機が所定の飛行ルートから北へ14キロ逸脱して元に戻ろうとしていたことや、
    撃墜直前に減速し、その3分後にレーダーから機影が消えたことも明らかにした。>(同上)

    これは要するに、「ウクライナの戦闘機が怪しい」といっているわけです。
    ホントなのかどうかわかりませんが、ロシア国防省は、「いいこと」も一ついっています。

    <また露国防省は、米国が「親露派武装集団のミサイル発射を示す証拠がある」としていることに
    ついて、「持っているなら公開すべきだ」と迫った。>(同上)

    これについては同感です。
    オバマさんは、「強力な証拠がある!」といってましたが、全然証拠を見せてくれませんね。
    アメリカは、「イラク」でも「グルジア」でも「シリア」でもウソばかりいっている。
    メルケルさんの電話も盗聴しているし。
    だから、世界的に「狼少年」みたくなっていて、何をいってもあまり信用されなくなっている。

    ですからオバマさんは、是非「強力な証拠」を全世界に公開して欲しいと思います。

    ▼中国は、「プーチン暗殺未遂」を主張する今度は「中国情報ピラミッド」にいってみましょう。
    「新華ニュース」は7月18日、「マレーシア航空機撃墜は、プーチンが標的だった!」という、
    「陰謀論者大歓迎」の記事を載せています。

    <撃墜されたマレーシア航空機がプーチン大統領専用機と同じ航空路を飛行 プーチン大統領が
    襲撃目標か2014年07月18日 09時41分ロシア・イタルタス通信は消息筋の話として、17日に
    撃墜されたマレーシア航空MH17便がロシアのプーチン大統領専用機とほとんど同様の航空路を
    飛行したと伝えた。
    ロシア・トゥデイが報じた。同氏は「プーチン大統領の専用機がマレーシア航空のボーイング777
    型旅客機とほとんど同じ航空路を飛行した。
    マレーシア航空機はモスクワ現地時間午後3時44分に、プーチン大統領専用機は午後4時21分に
    そこを通った」
    と語り、「2機の外観、カラーなどがほとんど同じで、2機の区分けをするのは難しい」と付け加えた。>

    中国は要するに、「ウクライナ軍がプーチン暗殺を試みて失敗した」と見ているのですね。

    ▼結局真相は?
    で、「結局真相はどうなの?」ということなのですが。
    私は、ダイヤモンドオンラインにも書いたように、「親ロシア派の誤爆だろう」と思っています。
    しかし、疑問もあります。たとえば、
    1、オバマさんは、なぜ「強力な証拠」を公表しないのだろう?
    2、ウクライナはなぜ、「戦闘機」「輸送機」「ヘリ」がバンバンおとされている地域の飛行を
    民間機に許していたのだろう?(撃たれることは、事前に予想できたであろう。)

    なんやかんやいっても、「ようわからん」という結論になります。
    自信たっぷりに「絶対○○だ!」という人もいますが、その人だって「確証」があるわけじゃ
    ありません。
    正しい態度は、「国際調査団の結果を待つこと」でしょう。
    じゃあ、今日の話はなんだったのか?
    別に「マレーシア航空機撃墜の真実を知ろう!」と試みたわけではありません。

    「米英」「欧州」「クレムリン」「中共」情報ピラミッドを全部見ることで誰でも「洗脳」から
    脱出することができるようになるということです。

    洗脳をいうのは
    1、同じ情報を100回でも1000回でも繰り返し伝える
    2、他の情報を遮断するの二つで成り立っている。
    皆さんが、米英情報ピラミッドから一歩外に出て、他の情報ピラミッドに触れれば、洗脳は、
    ガラガラと崩壊していくのです。
    今日の話の目的はそれです。

    (転載終了)<関連リンク>ロシア政治経済ジャーナル


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