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昨日、「NHK 戦後70年 ニッポンの肖像 失われた20年」
を見た。
日本の80年代のバブルの発生から90年の崩壊、
その後の長期不況までを特集していた。
コメンテーターは作家の堺屋太一氏と、経済学者の野口悠紀雄氏である。
残念ながら、番組内容は、バブルの発生も崩壊もデフレ不況も
本質が伝えられていない内容だった。
池上彰氏などの番組を見ていても思うのだが、
バブルの原因を、プラザ合意後の低金利に求めている。
しかし低金利といってもそれほど極端な低金利ではなかった。
2%台だったのであり、それが、千代田区だけでカナダと同じに
なるくらい地価を高騰させ、株価が38900円台になるくらいの
金融バブルを作り出したというのは無理がある。
金利よりも量的な政策が原因だったのである。
つまりリチャード・ヴェルナーが「円の支配者」で告発したように、
日銀の窓口指導による融資枠の拡大だ。
これが、バブルを作った。
そのことについては、ヴェルナー氏だけでなく、経済学者の森永
卓郎氏も銀行関係者に聞いて周り、確認している。
バブル崩壊もその後のデフレ不況も、通貨量の問題であり、
そのことが全く取り上げられていなかった。
これでは、国民に「誤解してください」と言っているようなものである。
他にも、
・堺屋氏曰く、バブルは団塊世代がプロジェクトを組みすぎたせい
・野口氏曰く、日本の経済停滞は、企業の努力不足のせい
などの珍説が飛び混じっていた。
バブルの原因と崩壊とデフレ不況について知りたい方は、下記の動画を
ご覧いただきたい。
ヴェルナー氏の著作である「円の支配者」が海外でドキュメンタリー
として作成され、その日本語訳版である。ご参考までに。
<動画>Princes of the Yen: Central Bank Truth Documentary 『円の支配者』
https://youtu.be/p5Ac7ap_MAY
ちなみに、先日行った「真の民主社会をつくる会」の勉強会で
丁度、この失われた20年について講演を行った。
後日動画でアップする予定である。
<リンク>5月30日 真の民主社会を創る会勉強会 国際銀行権力により破壊と改造へ誘導された日本の30年間