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【吉報】スイスで銀行業の信用創造特権の廃止を問う国民投票が実施される予定
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【吉報】スイスで銀行業の信用創造特権の廃止を問う国民投票が実施される予定

2015-12-31 23:35

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    今年、最後の記事である。

    大人気のツイキャス番組、YYニュースでおなじみの社会活動家、山崎康彦氏から
    素晴らしい情報が入った。

    何と国際銀行権力の本拠地の1つであるスイスで、銀行業の無からマネーを作り出す
    信用創造(預金通貨の創造)の特権を禁止する国民投票が実施されるという。

    ブラックマネーを吸い込むマネーロンダリングのメッカであり、
    各国の中央銀行を束ねるBIS国際決済銀行があるスイス。

    本拠地であるがゆえに、意識が高く、国際銀行権力の支配システムに反感を
    持っている市民も多いということか。

    スイスの場合、10万人の署名が集まった事案は、国民投票にかけなくてはいけない。

    このような制度だから、国民の数パーセントが強く望む声を
    国民投票にかけることができるのである。

    市民の声を取り入れる優れた直接民主制の在り方だ。

    政府が通貨を作れず、中央銀行と民間銀行のみが通貨を作り出す銀行業の信用創造特権
    システムが、現在の財政赤字の拡大や新自由主義がもたらす格差社会、更には偽りの
    対テロ戦争などを作り出している原点である。

    この体制を支えるために経済学や政治学などの学問、さらに、マスメディアなどが
    利用されている。

    市民の草の根の運動から国民投票に持ち込んだ今回のスイスの事例は、
    国際銀行権力が管理してきた自由民主主義の支配システムに
    大きな風穴を開ける可能性がある。

    日本も市民の声を選挙に反映できるシステムを作るべきだろう。

    以下にこのニュースを報道したRTの日本語訳を山崎康彦氏の
    ブログから掲載する。


    (杉並からの情報発信です、より以下転載)

    いつもお世話様です。                         

    【杉並からの情報発信です】【YYNewsLive】【市民ネットメデイアグループ】
     【家族勉強会】【草の根勉強会】【山崎塾】【1000万人情報拡散運動】を
    主宰 するネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。

    私は常日頃、世界各国と世界全体を支配し搾取している諸悪の根源は、
    民間銀行による『無からお金をつくる壮大な詐欺システム』=準備預金制度
    であると主張してきました。

    そして世界各国の市民は、自国の民間銀行から『信用創造特権』を
    はく奪する戦いに決起せよ、と呼び掛けてきました。

    そしてついに、スイスで民間銀行による『お金の創造』を禁止する発議が
    国民投票にかけられることになったのです。

    日本と世界の大手マスコミは意図的に報道しない中で、RT(今日のロシア)が
    12月25日付け記事で伝えています。

    ユダヤ・ロスチャイルド国際金融マフィアは、スイス・バーゼルにある
    BIS(国際決済銀行)を実質的に支配して傘下の世界175カ国の中央銀行
    をも支配下に置いています。

    彼らの最大の拠点国であるスイスの足元で、彼らの金融支配、軍事支配、
    宗教支配の根源である『民間銀行による無からお金をつくる詐欺システム』を
    はく奪するか否かを決める国民投票が公然と行われるということは、
    まさに画期的な出来事です。

    下記にオリジナル英文記事と日本語訳を記しますので是非お読みください。

    そして情報拡散をお願いします。

    【日本語訳】

    ■スイスで『民間銀行によるお金の創造』を禁止する発議が国民投票にかけられる!

    2015年12月25日  RT (今日のロシア)

    https://www.rt.com/business/327118-switzerland-money-banking-referendum/

    民間銀行から『お金をつくる力』をはく奪して、中央銀行にのみ特権として独占的に
    与えるという、急進的な国民投票の発議はスイス政府による国民投票実施に
    必要な賛成票をすでに得ている。

    国民投票を呼びかけたグループは、
    『民間銀行は自らお金をつくることができなくなり、自行の預金者のお金か、
    あるいは他の銀行から借りたお金か、あるいはもし必要であれば、
    スイス国立銀行が供給するお金しか融資できなくなる』
    とウェッブサイトの声明で述べている。

    ザ・テレグラフ紙よると、スイス政府はスイスの銀行システム変更に関する
    国民投票発議が10万以上の賛成署名を集めた段階で、国民投票の実施を認めた。

    この動きは、金融投機を終わらせるための『スイス・ソブリンマネーイニシアティブ』
    (ドイツ語ではヴォルゲルト・イニシアティブ)の一環として出てきている。

    国民投票を呼びかけたグループは、流通しているお金の中で、硬貨や紙幣や
    中央銀行の負債勘定はほんの一部であり、大部分は民間銀行が創造する
    電子マネーであるという伝統的な準備銀行の現状を懸念しているのだ。

    国民投票を呼びかけたグループは声明の中で、
    『ほとんどの国民は自分の銀行口座にあるお金は現金だと思っているがそれは間違いだ。
    銀行口座のお金は、銀行が支払いを約束した実体のない空のお金でしかなく、
    それ自身法定通貨ではない』と言っている。

    国民投票の発議は、スイス国憲法が保障する安全の確保と、金融バブルと実体のない
    空のお金の回避のためには通貨システムの変更が必要だと要求しているのだ。

    もしもこの金融システムの変更が導入されれば、スイスの民間銀行は顧客に融資サービスを
    継続するために通常の融資サービスで対応せねばならなくなるだろう。

    近年のスイスの歴史上通貨政策に関する国民投票はこれが初めてではない。
    2014年に国の金準備の割合を7%から20%に引き上げる法律の国民投票が行われたが、
    国民投票発議への賛成票が多かったにもかかわらず否決された。

    【ソース記事】

    ■Switzerland to hold referendum on banning private banks from creating money

    25 Dec, 2015 RT

    https://www.rt.com/business/327118-switzerland-money-banking-referendum/

    A radical initiative to strip private banks of their power to “create money” and
    make it exclusively a central bank privilege has gathered enough support for the Swiss
    government to announce a referendum on the issue. A vote in favor may result in a return
    to 100 percent reserve banking.

    “Banks won’t be able to create money for themselves anymore, they’ll only be able to
    lend money that they have from savers or other banks, or even, if necessary, money
    that the Swiss National Bank has provided them,” the campaign said in a statement on
    their petition website.

    As soon the petition concerning changes to the Swiss banking system had received more
    than 100,000 valid signatures, the Swiss government confirmed it would hold the referendum,
    according to the Telegraph. The date when the country will vote to decide whether private
    banks should be keep their power of creating money has not yet been set.

    The move comes as part of the Swiss Sovereign Money Initiative (known as the
    Vollgeld-Initiative in German) that seeks to put an end to financial speculations.

    The group is concerned with the current state of affairs in traditional fractional reserve
    banking, where real coins, banknotes and central bank liabilities account for only a minor
    part of money in circulation, while most of it exists as electronic cash created by private banks.

    “Most people believe that the money they have in their bank accounts is real money...
    This is wrong! Money in a bank account is… a promise the bank makes to provide money,
    but it is not itself legal tender,” they group explains in their statement.

    The initiative claims that it strives to change the system so that it complies with the
    Swiss Constitution, guaranteeing safety and avoiding such phenomena as finance bubbles
    and empty money.

    If the change is introduced, Swiss banks would have to look for a workaround to
    continue providing their clients with the usual set of services.

    This won’t be a first referendum on monetary policy in the recent history of Switzerland.
    The Swiss voted against a law that would increase country’s gold reserves from 7 percent
    to 20 percent back in 2014, despite early polls showing increasing support for the initiative.

    (終わり)

    (転載終了)


    <リンク>【YYNews】スイスで『民間銀行によるお金の創造』を禁止する発議が国民投票にかけられる!



    今年は、公私ともに激動の年であった。

    とても辛いことが多かった年だったが、
    大きな成果もあった。

    来年の2月か3月には、その成果をまとめた
    新しい本が出版される予定である。

    来年こそ世界の市民がマネー支配から解放される元年となることを期待したい。

    それでは皆さん、よいお年を。

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