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☆【FUTURE】石ノ森章太郎と被災地 宮城 (その1)
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☆【FUTURE】石ノ森章太郎と被災地 宮城 (その1)

2012-11-15 19:38
    このブロマガは、東北復興を目的とした漫画を成り立たせるために、取材目的もあって用意しております。東北ずん子のキャラクター取材などもその一環ですww 
     すでにご存じのとおり、2011年3月11日に起こった東日本大震災がきっかけではありますが、漫画家やクリエイターの目を通して、みる復興とは何か?震災とは何だったのかを考えつつ進めております。
     さて、この回では、先月の10月27日、攻殻機動隊や東のエデンで著名な神山健治監督のサイボーグ009を踏襲した「009 RE:CYBORG」が放映されております。何を隠そうサイボーグ009は、宮城県出身の石ノ森章太郎監督の出身地です。ご存知の通り、石ノ森萬画館も大変な被害を得ており、石巻マンガロードは『仮面ライダーV3』など新たに11体のモニュメントを追加したばかりだったのですが、同様に大変な被害に見舞われたわけです。

    その惨状は、このパノラマを見ていただければよく分かると思います。

    でも・・・

    スタッフは皆無事です!!

    ・・・の言葉にほっとしたことを今でも覚えております。
    年内にはなんとかなるか?といった話もありましたが、思った以上に修復に時間を要し、RE:OPENまでに2日をのこすところとなりました。リオープン・イベントには、スタッフが取材をしてきますので、またご報告したいと思います。

    さて、ここで、参考までに少し予備知識です。

    石ノ森章太郎の記念館の建設構想は、意外に古く
    ●1980 年代後半からの市民運動を受けて決定したものであった。これを機に、記念館やマンガランド構想で街の活性化を図ろうとする市民運動がさらに活発になった。
    ●1999年、「マンガランド構想を広げる会」(会員数 1,500)が発足した。また、この会のメンバーが委員として参加して石巻市中心市街地活性化基本計画が策定された。同計画では「マンガ文化」や「マンガ的発想」が大きな柱になった。
    ●2001 年、株式会社「街づくりまんぼう」(以下「まんぼう」)が設立された。「まんぼう」は、石ノ森萬画館の管理・運営、グッズショップ経営などを目的とした。
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    漁業の町から一変して漫画の街にチェンジしたのは、市民の意志の力と感じられる。その証拠にこの石ノ森萬画館の復旧は、宮城復興のシンボルとなると信じたい。

    ※次回も東北ずん子のリポートはお休みして、石ノ森萬画館のリポートを写真を踏まえてご紹介したいと思います。そののちに小田社長の取材状況をご紹介。
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