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カレーせんべいさん のコメント

【本場のゴー宣道場は凄かった!師範も門弟も凄かった!!】

地方ゴー宣道場道場推進隊長を名乗っている大阪のカレーせんべいです。
このたび、小林よしのり先生のご厚意により、8月6日ゴー宣道場並びに設営隊慰労会に参加させて頂きました。

私は「ゴー宣道場を応援しているけど東京までは足を運べない地方在住ゴー宣読者」さんに徹底的に寄り添う立場の人間です。
それを踏まえた上で『東京本場のゴー宣道場は想像以上に凄かった!』とお伝えしたいです。
そして『諸々の都合がつくならば、東京本場のゴー宣道場に行って欲しい』です!
さらに都合がつく人は『門弟になって欲しい』です!!

まず私は生のゴー宣道場の議論に衝撃を受けました!
「熱気」というより「殺気」すら感じた真剣議論を目撃しました!

未熟者の私は誤解をしたまま議論を聞いていました。私は、枝野幸男議員の『自衛隊合憲論のロジック』に納得がいかず、怒りで頭に血がのぼりました!

「憲法9条。そんなの子供が読んだって、自衛隊は違憲じゃないか!それを政治の既成事実の積み重ねで『合憲』と言った時点で『立憲主義』を否定しているじゃないか!」

「安倍晋三の改憲案に対抗する自主独立の改憲案を聞きにここに来た!それなのに『まずは安部改憲案をつぶすのが先』だの『同じ土俵に上がらない』だの、それでは単なる反対(アンチ)精神じゃないか!?」

「私は『憲法論議を通じたビジョンとビジョンの二大政党制の確立』を期待していたのに失望した!」

私はゴー宣道場では、そのような理解をしていました。

しかしその後の設営隊慰労会で、門弟さん達のご意見や師範方の解説も拝聴することができ、自分の理解は浅く、いささか子供じみていたと反省しました。

【個別的自衛権を強化し、集団的自衛権を認めず「交戦権」の一部解除すること】こそが、世界の果てまで付いていくアメリカ従属に対するビジョンであったと教えて頂きました。
そこを理解すると、今は代表選を控えた状況下でギリギリのところまで踏み込んだ勇気と誠意ある発言だったとも気づかされました!

以上の個人的体験を踏まえて感じたことは「ゴー宣道場はただ参加しているだけではもったいない」ということです。
参加者同士で意見を交わし機会に恵まれれば、まったく別の視点に気づいてしまう!
『一人では辿り着けない場所』にも手が届いてしまう!
ゴー宣道場は、そこが面白いのだと発見しました!

・・・

ゴー宣道場は個人が参加する場。
個人にはそれぞれ現場と日常があるので、ゴー宣道場との向き合い方もそれぞれだと思います。
私が地方ゴー宣道場構想を推進する理由は、「現場や日常を大切にするからこそ東京には足を運べない地方在住のゴー宣読者」にも公論を考えるチャンスの順番を与えて欲しいと考えているからです。

だけどやっぱり、
本場のゴー宣道場は凄かった!
全身全霊で公論形成を目指す師範方は凄かった!
それを長年支えている門弟さん達は凄かった!!

一人でも多くの人に「ゴー宣道場」に触れて欲しいと心から願っています。
No.142
90ヶ月前
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第234号 2017.8.1発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが見舞われたヘンテコな経験を疑似体験!?小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…安倍晋三の「今年の1月20日まで加計学園が獣医学部の新設を申請していたことを知らなかった」という発言は、常識さえあれば誰だって嘘だと見抜けるようなものだ。安倍の嘘など子供でもわかる。というより、子供こそ容赦なく「王様は裸だ!」と見破るものだ。ところが、それでも「王様は立派な服を着ていらっしゃる!」と叫び続けている者たちがいる。なぜそこまで安倍政権なんかが大切だと思うのか?彼らは安倍政権に何を望んでいるのか? ※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…ネトウヨの劣化がひどい。もともとひどかったと思うが、この数カ月の間に格段に病気が進行して、カチカチに硬直、石灰化してしまったように思う。とにかく人のことが理解できない。世の中のことが見えていない。ネットに書いてあることだけがこの世の真実だと思い込んでいる。そして、極端に短絡的。それに同調し仲良く劣化&石灰化しているのが産経新聞だ。ネトウヨと産経新聞、その“ヤバイ”言説を徹底添削! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!再審請求中の死刑執行をどう思う?朝鮮高校の授業料無償化はアリ?メガネを選ぶポイントは?人生が変わったと感じた瞬間は、いつ、どんな事?ウナギが絶滅!?救う方法は?「家事ダメ女子」は許せる?失恋はどうやって乗り越える?CG技術の向上をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第239回「安倍なきあとが見えない人たち」 2. しゃべらせてクリ!・第192回「しぎゃびー!ドタマかち割らんでクリ!ぽっくん正気ぶぁい!の巻〈後編〉」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第43回「石灰化した産経新聞とネトウヨたち」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第239回「安倍なきあとが見えない人たち」  常識さえあれば、誰だって嘘は見抜けるものだ。  安倍晋三が今年の1月20日まで、加計学園が獣医学部の新設を申請していたことを知らなかったなんて、嘘と思わない方がどうかしている。  安倍は単にお友達に利益供与するために行政を歪めたのであり、釈明の発言は全部嘘だということは、見え見えのバレバレだ。  時浦のツイッターには、こんな報告が来ている。   今日、小学生相手にインプリ(※)をやったんですが、休憩時間に親子のこんな会話が聞こえました。 「こら、嘘言っちゃダメ」 「総理大臣は、いっつも嘘言っとるよ」  これに大きなショックを受けました。  サイコパス安倍は子供に悪影響を与えてます。(T・ハクスリーさん) (※インプリ=インタープリテーション。自然公園やミュージアムなどで行う体験型教育活動)  安倍の嘘など、子供でもわかる。というより、子供こそ容赦なく「王様は裸だ!」と見破るものだ。  ところが、それでも 「王様は立派な服を着ていらっしゃる!」 と叫び続けている者たちがいる。  例えば、先週7月26日に発売された月刊WiLL9月号は 「総力特集『加計学園』問題 ウソを吠えたてたメディアの群」 と題して、以下のような記事をずらっと並べている。 ■百田尚樹×阿比留瑠比『落ちるところまで落ちた朝日新聞』 ■藤井厳喜×髙山正之『朝日こそ言論の暴力だ』 ■長谷川幸洋『なぜフェイクニュースが生まれるのか』 ■屋山太郎×潮匡人『怪しいのは安倍でなく石破!?』 ■長谷川煕×烏賀陽弘道『「日本会議黒幕」も「安倍政権 言論弾圧」も フェイク報道』 ■長谷川煕『「加計」問題もフェイクでした』 ■八幡和郎『前川喜平氏の論理は時代の遺物』 ■山本順三『「加計ありき」とは笑止千万』 [附]加戸守行『歪められた行政が正された』 ■百田尚樹×古田博司『韓国化する日本 ここまで平然とウソをつくか』  一方、同日発売の「月刊Hanada」は、 「総力大特集 常軌を逸した『安倍叩き』」 と題して、以下のラインナップだ。 ■小川榮太郎『加計学園の“主犯”は石破茂』 ■阿比留瑠比『朝日新聞は「発狂状態」だ』 ■長谷川幸洋『言論弾圧は左翼の専売特許』 ■百田尚樹×有本香『「安倍潰し報道」は犯罪だ!』 ■高村正彦『日本を託せるのは安倍晋三しかいない』 ■鈴木宗男『都議選惨敗は、自民党の追い風に』 ■加藤清隆×末延吉正『ワイドショーの作り方、教えます』  執筆者もかなりかぶっているし、どっちがどっちの記事だか、全く見分けがつかない。 「WiLL」の創刊編集長・花田紀凱は版元・ワック出版のワンマン社長と喧嘩になって11年間務めた編集長を解任され、編集部員全員を引き連れて退社。飛鳥新社で昨年、「WiLL」にそっくりな新雑誌「Hanada」を創刊した。  そんな因縁がある以上、「Hanada」は意地でも少しは「WiLL」とは違いを出すかと思ったのだが、全く一緒で区別がつかないものになっているのだから、みっともないことこの上ない。  なお編集部員が全員辞めた「WiLL」は、一時は発行が困難かとも囁かれたが、何の支障もなく継続している。要するにネトウヨ雑誌など誰にでも作れるのだ。そして誰が作ろうと、ネトウヨ情報が欲しいのにネットを使えず、金は持ってる年寄りがまだ生きているから、そこそこ売れるのだ。  それにしても、両誌そろって 「安倍ちゃんは悪くない! 悪いのは朝日新聞だ!石破茂だ!前川喜平だ!これは全部フェイクニュースだ、マスゴミの陰謀だ―――!!」 の大合唱なのだから呆れる。  あまりにも世間の常識から逸脱している。まるで『新戦争論』で描いた 「ブラジル勝ち組」 みたいだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!