「時空警察シグレイダー 刻醒 エヴェイユ」「時空警察シグレイダー 彷徨 エトランジェ」に続き、舞台「時空警察シグレイダー 邂逅 エヴェリーヌ」の上演が決定しました。

「時空警察シグレイダー」は舞台版「時空警察」の新シリーズとして2019年に上演されました(作・演出吉久直志)。
2020年3月に「聖サンジェルマン学院」シリーズ第1作(ともいうべき)「刻醒 エヴェイユ」が上演されました(作・演出畑澤和也)。これは深窓の全寮制女子校である「聖サンジェルマン学院」の科学部の部員たちを巡る物語で、顧問である物理学者、神代恭一が発明してしまう重力子爆弾「ノエルサンドレ」の暴発によって、これまで一つの流れだった歴史が分岐を余儀なくされてしまう。時空刑事ジウ(朝倉ふゆな)と時空刑事ミサ(鷲見友美ジェナ)がこの学校に潜入捜査をしていく中で、(彼女たちの知る歴史の中では)学校と共に消滅する事が定められている生徒たちと触れ合い、使命の重責と抗っていく、という物語でした。
結局ノエルサンドレの暴発は止められず、サンジェルマン学院は生徒たちと共に消滅する。…が、世界は「ノエルサンドレが暴発しなかった後の世界」に分岐してしまう。
2021年1月に上演された「彷徨・エトランジェ」(作・演出畑澤和也)では分岐した二つの世界とは別に、短い時間を何度も繰り返す小さな時空「エトランジェ」が存在し、そこには爆心地にいた「聖サンジェルマン学院」の科学部員たちと、記憶を失った時空刑事ミサ(鷲見友美ジェナ)がいた。物理学者といえば!という事で若き日のアインシュタインが登場、生徒たちはこの閉ざされた空間から抜け出す事を試みる…という物語でした。
時空刑事リタ(橘莉衣)と時空刑事リコ(成海花音)という似てない双子の時空刑事が登場。生徒たちの中に密かに潜入している時空特捜トレミー(百川晴香)もいて、彼女は分岐した世界の方からこの「エトランジェ」に潜入していた。トレミーを追って候補生シグナである時空刑事キラリー(中川梨花)時空刑事メイリ-(前野えま)も登場します。
「邂逅 エヴェリーヌ」では、「ノエルサンドレ」を生み出した、自殺したはずの神代恭一が生きていて歴史上では(分岐したどちらの世界でも)死ぬはずのある人を救う為に実験を続けています。
その人の名は山根亜美…。分岐した二つの世界の存亡を巡って、二つの世界から2組の時空刑事たちが
派遣される。…舞台は1993年!