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昨年9/16にデジタル改革担当大臣を拝命しておよそ1年、デジタル庁の設立がいよいよ明日になりました。この1年を振り返えれば、大臣の拝命に際し、IT基本法の抜本的な見直しとデジタル庁の新設という、大変重要かつチャレンジングな任務をいただきました。そののち、昨秋のデジタル改革関連法案ワーキンググループにおける議論から、デジタル改革関連法案の取りまとめ、国会における審議、また、その間に併せて進めてきた、データ戦略の策定や河野大臣と連携した個別施策の推進、ワクチン接種記録システムなどの個別システムの構築などスピード感をもって様々な課題にチャレンジし、前に進めてくることができたと思います。
特にデジタル庁の設置に関しては、カネもモノもヒトもない組織を、政府としてスタートアップ企業を立ち上げるような感覚でスピーディに、フロム・スクラッチで立ち上げにこぎつけることができました。「デジタル改革」は明日からがまさに本番です。デジタル庁のミッションである「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」に向けて、職員一人一人が、スタートアップとして、多くの挑戦から学び、デジタル改革を主導すること、あらゆる関係者を巻き込み・連携しながら、ユーザーの体験価値を最大化するサービスを提供することといったビジョンの実現を目指し、日々の行動規範として今後策定するバリューを共有していくことで、全体として高いパフォーマンスを発揮することが重要です。
この一年間で様々な検討を進めてきたましたが、まだまだ課題が山積みです。明日以降、これらの課題がデジタル庁で実現されるよう、引き続きの強力にデジタル改革を推進してまいります。