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ただしさん のコメント

つづき…

 キャメラがスタジオに戻ります。
 今日のゲストはリモートで、池袋・大谷クリニックの大谷義夫。キレイに髪の毛を剃り上げています。医療には関係ありませんが。

 全国で感染者(本当はPCR?抗原?検査陽性者)数が15万2,452人、昨日よりプラス4万人、過去最多。

 羽鳥がパネルをネチッとめくり、
 山梨県知事『過去経験したことがない 爆発的に広がってる(だったかな)』
 大村『BAなんとかへの置き換わりが原因』
 吉村『国が態度をかえれば、大阪も会議する』
 吉村が汚いのは、『国が行動制限しないと言ってんだからしないよ』って理屈をこねてるところです。テメエの判断言えよ。

 大谷クリニックは、6月まではかなり平和だった、いまは毎週毎週倍倍で増えてる、現状ではワクチン頼みしかありませんと。
 大谷ハゲニック、ず〜~〜っと最後にゃワクチン頼みとかワクチンしかないとか、ほぼそういう言葉を付けて話しを終えていました。
 金のためなら人の命なんざ知ったこっちゃねえ、それが大谷ハゲニックです。

 東京では、また病床使用率が上がってるってグラフを出して言っていました。都の基準では○○%と低いが、国の基準だと43.5%と高いそうです。
 そりゃ国の中等症基準がおかしいんだは。前と一緒。

 大谷ハゲヤッス、もといハゲニック、いやクリニック、急速に厳しくなってきているんだ病床がと大谷なりに力説します。
 昨日は21人中18人が、中等症以上だったか、入院だったかな…、率が増えてきているそうで、昼間3名にモルヌピラビルを処方したと豪語する大谷。大丈夫なのでしょうか?
 この後も、何度も何度もモルヌピラビルを連呼していましたハゲは。
 金儲けしか考えていないツルッパゲクリニック。

 アンジュがブリブリ自分が罹ったときの話をします。SNSで共感のコメントがいっぱいきた、喉が焼けるように痛かったなど。
 診断はどうだったかと聞く羽鳥。
 自宅療養だったとアンジュ。でも1人だと不安になるそうです。

おーーーい。

 語るアンジュに寄りまくるキャメラ。タレント扱いです。

 東京では今、発熱外来にかかれない状況だそうです。色々な人のコメントが紹介される中で、『1歳の娘が診てもらえず生きた心地がしなかった』と四十代男性の声。
 確か、元々、小さい子供の発熱は診療したくれる病院が少なく、苦労するんじゃなかったでしたっけ。

 パネルでも発言が紹介される大谷。深刻そうな答えを連発するんだけど、写真の爽やか笑顔とのギャップがスゴいです。爽やかさで売りたい大谷。

 大谷のクリニックには診療の問い合わせが殺到して、無理だと断ってもタクシーで行くという人もまでいるそうです。
 6月まではワクチン3回打ってる人は大丈夫だったが、いまは……増えてる、大丈夫じゃない、みたいなことを溜めを作りながら語る大谷。
 モルヌピラビル処方させて頂く人は増えていることは事実と堂々と語る大谷。
 ワクチンで儲け、モルヌピラビルで儲けることを既成事実化しようと、それに正当性を与えようと大谷なりに必死です。

 やっぱり重症化は低いのかと、そんな大谷に水を差すイジワルな羽鳥。

 ゴノョゴニョと言い訳、いや説明を始める大谷医師。だが、結局そんなに増えていない感じは否めません。
『早期に診療受けてもらうのが一番なのです』
みたいなこと言って、自分の取り分だけは何とか確保しようと大谷なりに奮闘します。

 自分のバカ論理、バカ計算を披露する玉川は省きます。

 羽鳥は『行動制限という言葉を政府は出していなかったが、行動抑制という言葉を出すようになってきた、ここ変わってきた』と。

 賛同する玉川は省きます。

 大谷が診た中での、ワクチン接種の効果があったある家庭内感染の例が紹介されます。
 ワクチン4回と3回で症状に差があったそうです。
 六十代夫、4回接種済み、発熱なし。
 1週間経って若干喉が痛い。
 おいおい。
 けど発熱なし。

 五十代母、長男、3回接種、ともに発熱。
 母もなんか色々あったみたいだけど、普通に風邪の症状が出る人出ない人、重い人軽い人いるし、たった一例挙げられても…。
 また変なクスリを使ったらしいです、大谷。
 池袋の方、ヤブでマッドな医師・大谷義夫には罹らない、いや、かからないことをお勧めします。
 池袋の人ナメてないか、大谷は。

『他にも4回目打って発熱なかった人が1人、いや2人、2人いました』
と弁明、じゃないや説明を加えるハゲ。
『出来るだけ早くワクチンを打たせて頂くように』
と、またも訴えるテルテル坊主。

『ワクチン接種副反応も言われているが』と本性はイジメっ子の羽鳥。

 バカ、間違ったハゲ
『若い人は3回目、高齢者は4回目』と挫けず勧め、『そこまて辛くならない可能性はありますんで』と無責任に宣います。

『後遺症はどうなんでしょう?』と、もはや自らの2年半の罪を全てオオタニが言ったことのように持っていきたいのかと見紛うほど、質問をたたみかける羽鳥(ちょっと盛っています、すみません)。

 バゲ、いやハゲ
『後遺症で悩まれている方は、一定数いらっしゃいます。コロナでも後遺症があるじゃないですか。』
 よくぞ言ったなと思いますハゲは。
 また、『分かっていることはワクチン接種するとコロナの後遺症はないということに“なっていますから”。
過去のなんちゃらかんちゃらによると、ワクチン打っておいた方が後遺症にならないということになっていますですよね。』
 言葉の細かい部分は違っていますが、ほぼ、こういう内容のことを話していました。
 こんなことに、いつ“なった”んでしょう。こんなデータないですよね。
 酷さをさらけ出しまくっています、大谷は。

 アンジュは『打ってもも効果の期待はあまりしていない。勧められれば打つとは思うが、
売っておこう、という感じになる。』と若者代表としての発言。

 玉川節炸裂。デルタでもアルファでもワクチンでは完全には防げなかった、防御力が上げることはやぶさかでない、結局それ以上のウイルスが入ってくれば罹る、万能ではないが打っておくにこしたことはない、同じ朝日コメンテーターの阿部さんはかなりきつかった、と。

 それは症状のことかと羽鳥。

 コロナの症状のことだと玉川。

 玉川さんのおっしゃるように、出来れば、コロナを吸い込まないに越したことはない、と大谷。
 現状出来ることは、ワクチン4回目を高齢者に、いまコロナ来てるのだから、打つことが大事とも大谷。

 要は、コロナはキツいからワクチン打てと、もっと打てと。

 な〜~~~んも進歩しとりません、期待通りに。

 塩野義の飲み薬「ゾコーバ」の緊急承認が見送りになった話題に。

 非常に残念がる大谷。
 妊婦にどうのこうのって言うけど、大丈夫じゃないかな、みたいに大谷。
 コロナ煽り専門家も、男系男子固執派も、男尊女卑なのですよね。
 自殺する非正規雇用の女性も放っておくし。

 アンジュが、自宅で治す場合は市販のクスリで大丈夫なんですかと大谷なんかに質問。
 はい大丈夫ですよ〜♪と珍しく断言出来た大谷。そりゃ夏風邪ですからね。

 ここから玉川が、国を責めるのですが、まあ饒舌です。
 テレ朝に守られながら、国を責めても身に危険は及ばないと踏んでいるのでしょうね。臆病者の卑怯者なんですよね結局。

 大谷が、『玉川さんおっしゃるように、塩野義のクスリを使えれば、多くの皆さんを楽に出来ると思っていたのに』みたいに残念がっていたのですが、大谷が言うと“楽に出来る”が殺すことのように聞こえてしまいます。
 玉川は、今までアメリカでOKなら日本もOKと言って使ってきたのに、日本で審査となるとダメっておかしくないてですか、などと熱く語っていましたが、全く逆に安心出来ます。アメリカ行って自分の力で生きてみろ、おタマは。

 羽鳥が、塩野義の飲み薬が承認されるにしても秋になると言うと、
『もう終わっちゃってますよ』
とタマ。コロナが終わってると言いたいようですが、終わってんのならエエやないかい!
 台所からサンマかっさらって逃げようとしてるところをとっ捕まってコテンパンのヤラれなきゃ分からないようです(ネコさん、ごめんなさい。)。

 パネルで沖縄が危機的現状だと紹介。玉城デニー知事の日焼けしてマスクした顔写真、何だかインパクトがスゴすぎです。

 形だけでも沖縄に同情してみせる、ツルッパゲクリニック。
 一方で、こちらも忘れてはいけないと、経済対策にも触れてみせるバードウォッチング、いやバード羽鳥。

 大谷は『行動制限しないで済むなら、そこまでしなくて良かった。ゾコーバ(塩野義のクスリ)OKになる前提で私は話していた。ゾコーバという切り札なくなっちゃった。行動制限を何処かでやらなければ』と、最後、話しが長いせいかキャメラから外されたとき腹黒さ丸わかりの地声になりながらも、ゾコーバで一儲けしそこなった恨み節をとうとうと語っていました。

 さらに大谷は『家庭内感染が一番多いから、飲食店だけを悪者にできない。ただ、ひとつたけ、ひとつだけ、マスク会食がいつの間にかなくなっちやった、これを今一度、やってもらってもいいんじゃないかな…』などと最後メンタルの弱さが出たのか尻すぼみになりながらもテメエ勝手な前近代の意見を語っていました。

 パネルで、沖縄が感染爆発だとされて、観光業の方の、またかと言う悲痛な失望の声と、逆に医療従事者の、沖縄は医療体制は感染拡大にまだ整っていないとの声が紹介されました。

 また、『観光業、お気の毒です』などと心にもない同情の言葉を発する大谷と、『観光業の方の言い分、とても理解出来ます』と、白々しく発言する羽鳥。
 沖縄が先行しているだけで、他も沖縄のようになるという煽りの言葉を入れることを忘れない教祖玉川。

 アンジュは、飲食が許されるイベントやマスク外すイベントでは、いちだんと感染対策をあげる必要があるのではないかと。
『残念ながら現状はワクチン頼み』ですねと、最後まで通してある意味偉いとも言える(絶対に言えない)大谷は、『換気ですね。換気ですね。』だそうです。

 そしてLINE質問コーナー、ガシガシ質問したのですが採用はなし。
「コロナに罹る人と罹らない人の違いは?」
との質問に、
『明確な答えはない。さっき玉川さんおっしゃったように、』
と大谷。
 お前はテレ朝社員より知識ない医者なのか?
 個人の免疫対ウイルスの量だ、ワクチンは個人の免疫を上げるのだ、バカボンのパパなのだ!…これが番組全体の考えでした。

 東京都や政府は、クリニックに個人に丸投げしていると、質問コーナーにかこつけて権力批判を展開した大谷。
 最後、頭をふかぶかと下げるとき、汚い頭部のドアップが映っていました。
 キャメラに近づき
すぎなんだよ。

『続きまして、熱中症についてでーす』みたいに紹介する番組スタッフの神経、スゴすぎます。
No.88
25ヶ月前
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第441号 2022.7.12発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…前々回・前回に続き「表現者クライテリオン(7月号)」のウクライナ戦争に関する論評の批判である。この特集の冒頭に収録されているのは藤井氏と元外交官・東郷和彦氏のオンライン対談である。しかしこの東郷氏は外務省時代、鈴木宗男の下僕のような存在で、北方領土の「二島返還先行論」という売国策を推進していた張本人であり、その発言は、以前から「ロシアべったり」だとさんざん批判されてきたのだ!「第三者」として「冷静に」「淡々と」見ることが重要と言いながら、完全にロシア側のプロパガンダに乗っかった、デマと陰謀論だらけの対談を徹底批判する!! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…世界3大通信社である、英ロイター通信、米AP通信、仏AFP通信をはじめ、PCRをやめて集計を終えた国が増えているが、日本では毎日感染者数が発表されつづけ、陽性者数の推移を表示したサイトがいまだに重宝されている。そんなマスク村・日本では、とうとう学者からこんな発表が登場した…〈豪雨時のマスク避難はアリかナシか?〉…そんなことわざわざ実験などしなくても常識でわかりそうなことだが、大真面目に研究している学者がいるのだ。コロナを煽るのではなく、水辺でのマスク着用の危険を煽れ!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…小学生くらいの子供がいたとしたら、マスクを外させるために学校や教育委員会とどのように戦う?「日本はロシアとウクライナの交渉の橋渡しをして停戦に尽力すべき」というのは可能だと思う?クライテリオンの藤井氏らは、むしろ西部邁氏の後をしっかり継いでいるのでは?日本のNATO加盟は可能?安倍晋三氏が殺されたことに同情していない自分はオカシイ?統一協会を野放しにしていた行政にも責任があるのでは?安倍晋三氏の国葬をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第470回「怒りのデスロードだぜ!」 2. しゃべらせてクリ!・第397回「へむむ~っしゅ! 男の涙は武器にならんとでしゅか?の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第264回「取り残されたマスク村・日本のヤバさ」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第470回「怒りのデスロードだぜ!」  あんな事件が起きてしまった以上、安倍晋三や統一協会について書かないわけにはいかないのだが、それは次回以降にする。  それよりも先に、前々回・前回と続けている「表現者クライテリオン」7月号のウクライナ戦争に関する論評の批判を済ませなければ、これがすっかり霞んでしまいかねない。これだけは、どうしてもやらねばならないのだ。  同誌は「『ウクライナ』からの教訓」と題して約100ページにもわたる特集を組んでいるのだが、ライジングで2回書いても、まだ藤井聡編集長による巻頭言と、藤井氏が筆者であろう匿名の巻頭コラムしか批判できていない。それほどまでに酷いのだ。  今回はようやく特集そのものを扱うことができる。その冒頭に収録されているのは、藤井氏と元外交官・東郷和彦氏のオンライン対談である。  わしは藤井氏らと本を出す予定だったが、「オンライン」で話して作ると言われたので断った。しかし藤井氏にとってはオンライン対談での記事づくりは普通のことらしい。  対談の冒頭、藤井氏はこんなあいさつをする。   このたびはお時間をいただきまして、ありがとうございます。我々『表現者クライテリオン』は、東郷先生もお付き合いいただいていた西部邁先生がつくられた『発言者』『表現者』の後継の雑誌としてやっております。  わざわざ「我こそは西部邁の後継者なるぞ」と宣言してから対談を始めることに違和感を覚える。権威主義的な態度に見えて、つい顔をしかめてしまった。クライテリオンは皇室論にしろ、ウクライナ問題にしろ、西部の思想を受け継いでいるとは到底思えないから、なおのことそう思わざるを得ない。  続けて藤井氏は、対談の趣旨をこう説明する。   今回の企画は「『ウクライナ』からの教訓」です。テレビ・新聞・雑誌を見ると、「ロシアの軍事侵攻は許されざる暴挙であり、ロシアが全面的な悪でウクライナが完全に被害者である」という勧善懲悪のストーリーになっています。  それで何も悪くないはずなのだが、藤井氏はそれにこう異議を唱える。   もちろん、そういう側面があることには同意するのですが、それ以外の様々な文脈もあることもまた事実です。そうである以上、アメリカ・ウクライナ側の激しいプロパガンダ戦も割り引きながら、第三者の視点で冷静にウクライナとロシアの戦いを眺め解釈し、淡々と教訓を引き出していく必要があります。  要するに、 「『ウクライナ=善、ロシア=悪』以外の視点もある」という「価値相対主義」 を言っているのだ。  だが、そんなことを言い出せば、これは間違いなく前々回に詳しく批判した 「どっちもどっち論」 に行きつく。 ( https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar2106378 )  それは確実にロシアの「悪」から目をそらし、ロシアの味方をする結果となる。そう批判されるのが分かっているから、藤井氏は 「もちろん、そういう(勧善懲悪の)側面があることには同意するのですが」 という逃げの一言を用心深く、忘れずに入れておくのだ。その学校秀才優等生的臆病さには、もう笑うしかないが。  そもそもロシアの国際法無視、ウクライナ侵略というあまりにも明らかな事実を目の前にしながら、なおも 「第三者の視点で」「冷静に眺め解釈し」「淡々と教訓を」 なんて呑気なことを平気で言っていられる藤井氏は、日本人としての立場を完全に忘却しているとしか思えない。   日本とロシアの間には未だに第二次世界大戦の講和条約も締結されておらず、北方領土を不法占拠されたままである。  ロシアは日本にとって「敵国」であり、しかも「隣国」である。ロシアに侵略されているウクライナのことは 「明日は我が身」 として見なければならないのだ。 それを全くの他人事のように「第三者の視点」だの「冷静に」だの「淡々と」だのと言えるのは、価値相対主義に芯まで染まって、日本人としてのナショナリズムを完全に失っているからである。   ナショナリズムのない保守なんて、ありうるのだろうか?  そんな藤井氏は、北方領土問題に関してはこう言っている。   しかも、日本はロシアとの間で北方領土問題を抱えています。そうした関係がある中で、単に欧米と同じ論調でロシアを非難し、ウクライナを支援するだけでは適当とは言い難いように思います。  何を言っているのだろうか? 北方領土問題があるからこそ、ここは欧米と歩調を合わせてウクライナを支援し、ロシアを追い込むべきじゃないか。 ロシアが徹底的に弱体化した時にこそ初めて北方領土返還のチャンスが生まれるはずであり、むしろ領土拡張に意欲を燃やす「帝国主義化」しているときに、北方領土を日本に返すなんて、100%ない! 今回に関しては欧米と協調すること日本の国益になるのだ。 ところが、藤井氏は決してそうは考えない。むしろ欧米とは違う論調を探るべきだと思っている。  藤井氏は、どの立場にも立たずに高みに上り、「第三者」として「冷静に」「淡々と」見ることが「中立」で「客観的」で「知的」な態度であり、これこそが知識人たる態度だとでも思っているのだろうか? だとしたら、あまりにも単純で幼稚な感覚だと言うしかない。  以上、疑問だらけの前口上を述べた上で、藤井氏は本題に入る。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!