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ゲストさん のコメント

ラジオにて、「モダンジャズの聴き方」を
質問しましたミルクティーと申します。
あけましておめでとうございます。
菊地さんのご回答、大変興味深く聴きました。 自己分析をしたのですが、私は「困惑」の状態が 長く続いてしまうのは恥ずかしい、と、思いがちな性格であるな、と思いました。
菊地さんの説明を聞いて まったりと 困惑と寄り添っても良いのか。と安堵感が湧きました。 セロニアスモンク、チャールズミンガス、は名前しか知りません。聴いてみようと思います。せっかくなので彼等のアルバムで菊地さんのフェイバリットがあれば教えて頂きたいです。 私も今朝、バリアンホテル向かいの稲荷鬼王神社、行きました。活気が戻ってましたね、神社。 
と言うわけで、ご回答ありがとうございました! 今年も菊地さんの活動を勝手に楽しみます。蛇足ですが私の歳は47歳、辰年です。
No.21
10ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
<12月25日(月)>    ピットイン3デイズ最終日。山下洋輔とのデュオ。起きて、楽器の練習をスタジオでやって、それからピットイン入りして、演奏を終え、帰宅するまで、クリスマスイルミネーションも一つも見なかったし、街から国産クリスマスのバイブスを全く感じなかった。 21 世紀=令和は、ひょっとすると、昭和のクリスマスが持っていた、かなり多岐にわたる<総合力>を解体し、例えば<恋人がラグジュアリーに食事してセックスする、「恋人たちの贅沢の日」>みたいに、ジャンル化するかもしれない。    演奏については敢えて一切書かない。ご来場いただいた皆様と、僕らだけの秘密だ( SNS に感想書いたらダメとか、写真載せたらダメとは言ってるんじゃないですよ。バンバン書いてください。「ああこの方はよくわかってくださっているなあ」という方も「何を聴いてんだこの変なエグみのライブレポーター笑」という方からも、愛は平等にちゃんと伝わっております)。    音楽 / 音楽家は売れてくると、小箱では演奏できなくなってくる。政治経済的な意味ではなく、もう、演奏家 / 歌手、の体質として。これははっきりと堕落と言って良い。音楽は、20人から5000人までが一番向いているジャンルだ。1万人以上になると、音楽が聴かれている訳ではなくなる(それが悪いという訳ではないが、純音楽としては保てない。大観衆で聴くためのテクノロジーが自走的に発達しているだけで、これは「良質な」ファシズムの提供機械のことだ、現在のところ)。    と、日が日なので、皆様にシーズンズグリーティングを。  
ビュロ菊だより
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