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  • <菊地成孔の日記 / 令和元年9月11日午後8時46分記す>

    2019-09-13 10:0012
    216pt

     今これを、東京ザヴィヌルバッハのリユニオン・ライブ(僕はこれ、リユニオンじゃなくてオールスターライブだと思うけどね。僕がスター、とか云う意味ではないですよ。イガちゃんは生まれつきのスターだけど)のリハを終え、8時に事に気づき、46分まで待って書き始めています。アップされるのはおそらく9月13日の金曜日ですけどね。理由はすぐに分かります。

     

     東京ザヴィヌルバッハが結成されたのは、DC/PRG(当時date course pentagon royal garden)と同じ1999年ですが、ファーストアルバムのレコーディングは2001年9月でした。

     

     僕の記憶では結成からレコーディングの間の2年間ですっかり方向性を見失っていた僕らは、五十嵐一生の脱退を以って、音楽性が完全にロックオンしました。僕らの分裂は、音楽性にのみ基づく、かなりシリアスなものであり、僕はこの形のシリアスを今堀恒雄のティポグラフィカ、大友良英のグランドゼロと、過去二度経験しているので、まあ慣れているとも言えましたし、そんなキツい目を反復するなんてキツいでしょう、とも言える話なんですが、僕自身がこのタイプのシリアスを自身に招かないタイプの音楽家なので、他人事といえば他人事で、「ああ、またか」と云う感じでした。

     
  • FINAL SPANKHAPPY mint exorcist

    2019-09-08 21:00
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    「チマチマ金なんか出すならさっさとパンをよこすじゃないスかーーーーー!!」
    「若造くん、POPという物が何なのか、ほんの少しだけ教えてやろう」
     
    令和の世に突如復活した、年齢差23歳の暴れん坊。スパンクハッピーの最終形は天衣無縫の傍若無人、青春知らず、メンヘラ知らずの、「やっと時代に追いつかれたボニー&クライド」こと、ODとBOSS THE NKが神だらけの世に放つ、未来のAOR 
     
    2006年に活動を終了して以来、世代を超えた多くの音楽ファンからリユニオンが望まれてきたSPANK HAPPYが、12年の時を経た2018年、三越伊勢丹2018グローバル・グリーンキャンペーン オリジナルキャンペーンソング「夏の天才」で復活。バンドの首謀者である菊地成孔が参加せず、菊地の代役BOSS THE NKと、これがプロデビューとなる新ヴォーカリストODによって、全曲を共同の作詞、作曲、編曲で製作。ライブでは2スタンドマイクによるリップシンク&ダンスと云うフォームで活動される、「最終形態」のSPANKHAPPYは正式名称をFINAL SPANK HAPPY(最終スパンクハッピー)と改称。1年と4ヶ月の活動期間を経て、待望の1st album を9月25日に先行発売する(一般発売10月1日)。
     
    2019年の「森、道、市場」でのライブアクト動画が、1ヶ月弱で20万回再生されている、エロティーク&パセティークなAORチューン「エイリアン セックスフレンド」、ジャパニーズ・オルタナAOR/POPの盟友「けもの」のカヴァー「tO→Kio」、第二期からのセルフカヴァー「アンニュイエレクトリーク」、Beckのカヴァー「DEVILS HAIR CUT」を含む全11曲が収録されており、アートディレクションを祖父江慎が担当、CD作品の構造不況が定着するなか、「どうしても欲しいCD」を目指すべく完成。11月にはサブスクリプションも予定されている。
     
     
    FINAL SPANKHAPPY
    『mint exorcist』
     
    〈収録曲〉
     
    1.NICE CUT
    2.Devils Haircut
    3.雨降りテクノ
    4.夏の天才(三越伊勢丹 2018グローバル・グリーン キャンペーン オリジナルキャンペーンソング )
    5.アンニュイエレクトリーク
    6.ヌードモデル
    7.エイリアンセックスフレンド
    8.tO→Kio
    9.共食い
    10.太陽
    11.ヒコーキ
    12.mint exorcist
     
    規格番号 BK-004
    価格   3,500円(税別)
    発売日  2019年10月1日
     
    Bureau Kikuchi
  • DC/PRG 結成20周年記念ツアー 『20YEARS HOLY ALTER WAR - MIRROR BALLISM DC/PRG』

    2019-09-06 15:42

    <1/5世紀の聖戦(ミラーボール主義)>


    この、交換され、別化された、最新の戦争、最新の内紛、最新のテロリズムに周囲を取り囲まれ、窒息に近い状態を生きる現代の奴隷たちを、我々は 1/5世紀に渡って解放し続けて来た。蜂起が遅かったとは思わない。我々の計画は1998年に立案された。恐るべきことに世界が、平和を、半ば本気で夢想していた、美しく素晴らしい世紀末に。私は今でも、瞬間的な瞑想を使って、あの瞬間に移動できる。多くの人々は奴隷ではなく、自由に趣味的に生きて、来るべき21世紀を、産湯にでも浸かったようなオプティミズムで、堂々と受け止めようとしていた。

    多くの有識者が「これからは争いのない、心の世紀が来る」などと発言して憚らなかった、一瞬にも似た、輝かしい季節に、生を受けてからずっと炭鉱カナリアであった私は恐怖に駆られた。未来は現在の夢想よりも遥かに戦闘的である。然るに戦時に備えよと云うメッセージを音楽化する事にした。踊るためのリズムをもう一段階進化させ、ダンスフロアを戦場と同化すると共に、人々の戦争行為への免疫力を上げ、生きる喜びを全身でキャッチできる知力と体力を鍛錬させる。これが1998年の計画内容である。我々は翌1999年にスタジオに集結し、別化された軍としてトレーニングに入った。「結成20周年」と云うカウンティングの由来である。

    実質的な蜂起である「アイアンマウンテン報告」のリリースパーティーは2001914日。3日前に合衆国で同時多発テロが起こった時に、私は全く驚かなかった。全てが自然な流れである。以降、計画出産され、極東に配属された我々は、1/5世紀に渡って任務を遂行し続け、現在も遂行中である。世界中の多くの同志が別の音楽で同じ任務を遂行し、特に2011年に我が国を襲った、別化された戦争(Alter war)を境に、我が国のダンスミュージックの目的は、21世紀最初の20年で我々との共有を見せている。ミラーボールという、炸裂を永久に停止したまま回転する、平和の原子爆弾の下に、擬似的な戦争の経験によって、ハードコアなまでの平和を体感させる。この一連をミラーボール主義(mirror ballism)と呼ぶ事にする。

    Date course pentagon royal gardenDCPRGdCprGDC/PRG と、改称を擬態しながら一貫した名を持つ我々は、2011年以降、特に合衆国との邂逅(我々は、Impulse!のラベル貼った、初のアジア圏アーティストになった)を果たして以降は、中~大規模な遠征に出ていない。激動をやめない現代社会に対して、ある種のスリープに入った我々は、この度、活動が1/5世紀に達したタイミングでスリープから覚醒し、中規模遠征に出る事にした。ミラーボール主義によって、全世界の奴隷を解放する為に。あらゆるイベントに行くことを「参戦」と呼ぶ事が一般化した、私が20年前に予測した通りの社会で、我々は再び聖戦の遠征を行う。各地に集結を。

     

    DC/PRG 主幹 菊地成孔

     

    20YEARS HOLY ALTER WAR - MIRROR BALLISM DC/PRG

    20191113日(水)愛知県 THE BOTTOM LINE

    20191114日(木)大阪府 BananaHall

    20191126日(火)福岡県 BEAT STATION

    2019

    1128日(木)東京都 新宿

    BLAZE

    先行受付中!

    追記)

     

    DC/PRGは、主にリアルタイム世代ではなかったリスナーに向け、デビュー盤「アイアンマウンテン報告」以降、主要なアルバムを全てサブスクリプションに解禁を決定しました。現状では以下の通り↓

     

     

    ALTER WAR IN TOKYO

    SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA

    既に解禁済み

     

    「フランツ・カフカの南アメリカ」

    918日にすべてのサービスで解禁予定

     

    「アイアンマウンテン報告」

    「構造と力」

    「フランツ・カフカズ・アメリカ」

    上記3タイトルは11月に解禁予定(一部サービスは除外)