そのほかには、モズアスコットの話題も。
ガリレオ系だが、フランケルは隔絶された種牡馬で日本向けの良いスピードを持っていて、本馬は母父ヘネシーが良い味をだしているかもしれません。アララト山にどうだろう。
あとは、サリオス、チュウワ、キングリー、カラヴァッジオなど。
サリオスはハーツよりは脚向きも見やすいが、ハーツっぽいハの字に前肢を振る歩様で、そのあたりは似ています。トニービンが入ると、そういう歩様になりがちですね。牝系はドイツのSライン、短距離もドイツオークスもぶっちぎる系統はマンハッタンカフェ産駒なんかも同じなので、そういう使い方ができます。脚元もシュッとしていて、サリオス≒マンハッタンカフェのイメージです。
チュウワは49、サウス、エンドスウィープと合いそう
F4はダンジグ、ミスプロなどの早いものを混ぜましょう
そして、みんな大好きカラヴァッジオは、牝系がアウトサイダーといいますか、ストームキャット以外は亜流の血脈で、日本において、なんでも選べるのが強みです。このあたりはダークエンジェルと同じ匂いがします。ただ、レイデオロの時にも話題になったのですが、配合は「召喚の儀」。テキトーな詠唱や魔法陣を描くのではなく、隠れた名牝を呼び起こす術式という意識が必要です。レイデオロの場合、ウインドインハーヘアのクロスが意識されますが、本馬はヨーロッパにありがちな小さいステイヤータイプの体型なのに、それをクロスして呼び起こすのは、闇雲すぎます、とのこと。
なるほどなあ、と納得です。
配合は召喚の儀、間違いありません。
というわけで、今日は種牡馬につてい、特に「ナダル」についてお話したいと思います。