「小飼弾の論弾」で進行を務める、編集者の山路達也です。
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 今回は、2024年11月19日(火)配信のテキストをお届けします。

 次回は、2024年12月03日(火)20:00の配信です。

 お楽しみに!

2024/11/19配信のハイライト

  • 孫さんはアントレプレナーではなく、インベスター
  • 「神経細胞とイカの刺し身」と「Googleに対して司法省が手を付けるべきなのは」
  • 「マンガ図書館Zとクソマズ宇宙食」と「アメリカの選挙結果について」
  • 視聴者質問「学校の価値」と「安く買収できるようになった選挙」
  • トランプの影響と「法の上の大統領と民主制」
  • 「民主主義で一番いいこと」と「非侵襲な血糖測定」

孫さんはアントレプレナーではなく、インベスター

山路:今日さっそく入ってきたニュースから始めたいんですけども。ソニーがKADOKAWAを買収しようとしていると。

小飼:すいません、こっちのニュースを先にさせてください。というのも、ニコ生がKADOKAWAのサービスである以上、我々もこの話題を避けるわけにはいかないので(笑)。

山路:これ、まだこれっていうのは協議が始まったということが報道でちょっと出たというだけで、はっきりしたことはどっちの会社からも発表は出てないんですけれども。私個人的にはこれ、筋のいい買収なんじゃねえのと思ったんですけど。弾さん的にどうでしょう?

小飼:まぁいい救済合併なのかな、

山路:救済なんだ(笑)、

小飼:救済でしょ、それは。

山路:ほう、ほうほうほう。KADOKAWAって傘下にいろいろ抱えてますよね、出版だけじゃなくて、出版社がいくつもあるっていうのもそうなんですけれども。このニコニコのドワンゴもそうだし、あとはVR関係のそういうやつだったりとか、ゲームソフトの会社、チュンソフトとか、あとはフロムソフトウェアとか、そのあたりも抱えてたりとかして。

小飼:でも、セキュリティがfusianasanだったわけですよね、

山路:fusianasanっていうのも懐かしい言葉ですけれども(笑)。

「けものフレンズ復活お願い」(コメント)
「ソニー、マジで強大なコンテンツホルダーになるな、アニプレもあるし」(コメント)

小飼:そうだ、アニプレックス、ソニー参加でしたね、そういえば。

山路:あとCrunchyrollが、

小飼:Crunchyrollも、

山路:ソニーがCrunchyrollを持ってますよね。だから、相乗効果ってけっこうあるんじゃないのって思いましたけれども。前々から言ってるように今、日本のアニメってすごい人気高まってるじゃないですか。アニメーターの収入はともかくとしてですよ。アニメ産業全体で見たら、かなり輸出、稼いでたりもするわけだし。

小飼:北朝鮮がついでに外貨稼いでたりする、

山路:あれは真面目に働いてた労働って感じしますけれどもね(笑)、違反はあったにせよ。

小飼:いいことだと思いますよ。だから、こういう形での国際分業っていうのは、

山路:北朝鮮の話ね、今の、

小飼:ネット以前には考えられなかったわけですから。でも、いいこともあれば悪いこともあって、ドワンゴがやられたマルウェアというのは海外発ですよね、日本国外から来たものですよね、あれは。

山路:これ、今回、前回はKADOKAWAグループ全体が狙われたみたいな感じだったんですけど、それこそシステム的につながってくると、もっとより狙われた時の被害もデカくなるみたいなことがあったりするんでしょうか。

小飼:まぁそうでしょうね、それは芋づる式というやつで。

「ドワンゴは切り捨てられるかもよ」(コメント)

小飼:その可能性はなきにしも、いや、でもそんな丁寧なことするかな、

山路:そんなにめちゃめちゃ収益上がってるわけでもあるまいにって(笑)。だから切り捨てられるかって話もあるかもしれないですけどね。まぁでもそういうライブ配信みたいなものっていうのはソニー側も切り捨てはしないんじゃないかと。

小飼:まぁでも名前を上書きするっていうのはあり得るよね。あのコニカミノルタの例を見ても。

山路:ソニーチャンネルみたいな感じの、(ニコニコチャンネルが)ソニソニチャンネルみたいになっちゃう、

小飼:そうそうそう。ついでに損害保険とかも売るんですよ(笑)、

山路:ソニー損保の(笑)、グループ会社で。いやー、

スタッフ:サイバーエージェント傘下になったりとかする可能性はあるかもしれない?

小飼:そんな金あった?

スタッフ:いや、Abemaとかの系統があるんで、今のところ。

小飼:いや、儲かってないじゃん。儲かってた? Abemaって、

山路:利益が出るようになったかな?

スタッフ:出るようになったっぽいですね、

小飼:そんな出るようになった、

山路:そうですね、大儲けはできてない、

スタッフ:前回の発表でようやくっていう風には出てました、

小飼:いや、だからあれよ、だから累損一掃とかそういうレベルであれば、まぁ、ああだけれども。

山路:これ、以前もソニーってストリンガー会長の時でしたっけ、かなりコンテンツ重視の方向に来て、今回やっぱりKADOKAWAを買収するみたいな話が出るというのは当然コンテンツのIPが狙いなわけですよね、だとしたら。

小飼:まぁそうですね、

山路:前、弾さん言ってたじゃないですか、これから必要なのは要は原作なんだと。映像作品を作るにしても、ゲームを作るにしても、核になるアイデアみたいなものが足りてないんだっていう話をしてて。そう考えると悪くない案件かもしれないですよね。

小飼:厳密には、原作を見つけてはくるけれども、もろ自分のところで育ててるわけではないですよね。そう、だから「小説家になろう」というのは今のところはどこのグループにも。カクヨムははてなだけれども、KADOKAWAも入っているので。まぁでも「小説家になろう」がなんかオウンゴールで今けっこう辛いとかっていう。

山路:へー、なんか読者層とか執筆層が変わってきたみたいな話?

小飼:まぁそんなところですね。でもいちおうカクヨムは持ってるわけですし、だからこれであれば、やっぱり丸っとでしょう。

山路:丸っと?

小飼:いや要は「ドワンゴは捨てるの?」とか、

山路:ああ、なるほどね、細かい腑分けするってことじゃなくてってことね。

「IPで外貨を稼ぐ国になりたい」(コメント)

山路:まぁそれに関して、アニメに関してはややそうなりつつあるところはありますよね、

小飼:今回のニュース、吹き上がってんね、かなり。

山路:吹き上がってるっていうのは株価が?

小飼:株価。

山路:おおー。あとその何でしたっけ、a16zでしたっけ、ベンチャーキャピタルの。

小飼:ああ、はいはいはい。

山路:マーク・アンドリーセンとかがやってる、そこが最近レポートを発表して、もうこれからアニメだぜ、みたいな。

小飼:まぁでも、またa16zに関してはまた後で話、

山路:ああ、そうなの? これとは別にあるんですか?AIの文脈とかそうじゃなくて?

小飼:えっとね、選挙の文脈。

山路:ああ、本当に? そうですか、じゃあそれは後で。そういうことでソニーKADOKAWAのやつが今後どうなるか、要注目というところですかねというところで。じゃあちょっとその選挙の話行く前にですね、AIの話とかいくつかやっておきましょうか。現時点でのAIのキラーアプリができちゃったんじゃないかというのがありまして。AIおばあちゃん。

小飼:いや、まぁそれだろうな。

山路:(笑)意外に冷静に受け止めましたね、マジ(笑)。とてもいい使い方じゃないですか、これって。誰に迷惑もかけるわけではないというか、迷惑なやつをうまくシャットアウトするというところで。しかもいい具合にハルシネーションが役に立つという。

小飼:まさに。そうだよな、だからハルシネーションもさ、相手が平野レミとかだと思っていればさ。

山路:それはまた平野レミに失礼な感じでは(笑)、

小飼:いや、どっちに失礼なんだろうな、これ。

山路:一人当たり40分ぐらい時間を浪費させることに成功したっていう(笑)。

小飼:すごい、人生から40分も。

山路:そうそうそう、AIおばあちゃんを使うことで。大変な犯罪抑止効果ですよね。これはAI、いい感じの使い方が見つかったってところなんですけど。あとよく言われている、生成AIで生産性向上するぜみ、たいなことを言われている、それに関してほんまかよみたいなことを調べた研究があるんですけれど。これってじつは上位層は、生成AIを使うことでめちゃめちゃ生産性がアップした、研究職で。つまり、もともとなかなか優れた業績を出してた上位10パーセントとか、そういう層に生成AIを使わせると、めっちゃ仕事が(笑)、

小飼:やっぱりねっていう感想しか出てこないですね、それ。

山路:結局、AIに仕事を奪われるんじゃなくて、AIを使う人間に仕事を奪われるんじゃねえかみたいな。

小飼:まぁでも、そもそも仕事を奪う奪われないってさ、本来仕事が面倒い、辛い、要は3Kなものであったら、むしろ率先して手放すものでしょう。だからいまだにそうなってないっていうのがおかしいよね。

山路:ただ、この研究職とかそういうことに関して言うと、つまりある意味やりたいとか、みんなから尊敬されるような仕事の奪い合いになっているという言い方も、

小飼:まぁそういうことですよね、そういうこと。

山路:結局なんか仕事をするのは義務ではなくても、権利というか、あるいは報償になっているという、仕事をすること自体が。今そのトップ層では。

小飼:いや、トップ層だけではないよ。だからそれを一般化とかしたのが、我らが竹中平蔵君。

山路:ああー。

小飼:いや、だからもともと平野だったところに正規非正規という、

山路:身分制を作り、

小飼:そうそう、身分制を作りという。

山路:こういうまぁその生成AIの文脈の中で、例によって孫正義さんはいろいろ大きなことを言って、前回もちょっと話出たんですけど、NVIDIAのチップを使ってAIデータセンターを日本中に構築するぞと。産業を一からリセットするぞ、みたいなことをNVIDIAのジェン・スン・フアンさんとの対談で言ってたりするんですけれど。この孫正義さんの言うAIデータセンターって、そんなにすごいものなんでしょうか。

小飼:いや、メガソーラーの時と同じじゃない?

山路:そうですか(笑)、

小飼:とにかく今やっておけば、金を引っ張れると。もし引っ張れないっていう風になったら、じゃあちゃんと手放しちゃうと。ARMでもそうしたでしょ。

山路:はいはいはい。

小飼:だから、その見極めがすごいですよ、だから投資家なんですよ、孫さんは。インベスターなんですよ、アントレプレナーではなくて。じつは。

山路:なるほどね。それはじゃあ昔からぜんぜん変わってないという、

小飼:アントレプレナーではないんです、じつは。だから、泰蔵さんのほうはどっちかというとそっちに近いんじゃないかな、性格的にね。

山路:弟の孫泰蔵さんということですね。私もちょびっとの間ソフトバンクで社員として働いたこともあるので(笑)。孫さんとエレベーターで乗り合わせたりとか普通にありました。

小飼:だから、まさにインベスメントの対象だったわけです、出版事業というのは。

山路:私はさっさと辞めてしまいましたけれども(笑)、

小飼:そうです、孫さんもさっさと投資の対象というのを切り替えたでしょ。

「WeWork」(コメント)

山路:そうそう、あのWeWork、何でしたっけ、名前忘れた、

小飼:おにいちゃんいたよね、

山路:ど忘れしちゃったけど、なんでそのビジネスがそんなに素晴らしいと思った? みたいなことを、その孫さんが熱くなって言うと、(コメントを見ながら)あ、アダム・ニューマン、なんかそんな感じの名前、その人ですね、普通のレンタルオフィスやんけ、みたいなことを思ったんですけど、案の定あんま大したことはなかったっていうのはありましたから。まぁ孫さんもけっこう外すときは外すよなというのはあるんですけどね。

小飼:しょっちゅう外してはいますよ。でも、10回に1度も当てれば十分なので。

山路:超大金持ちですよね、今。BBモデム配りまくってADSLやったっていうのは確かに慧眼だったと思うし。あと日本で一早くiPhoneを売ったじゃないですか、あれも大成功、

小飼:いや、まさに。

山路:それにあれがあったおかげで日本でスマホっていうのが一挙に普及したっていうのはまぁ間違いなくあると思いますしね。

小飼:そうですね、だからブロードバンドもそうですし、その意味ではちゃんと、通った後が道になってるというのか、肥沃になってるので。

山路:まぁなんか、口だけの男ではないというところはあるとは思うんですけれども。

小飼:まぁ巨大なミミズみたいなもの、

山路:フンが肥やしになるみたいな感じですか(笑)、

小飼:そうそうそう、

山路:なるほど、

小飼:だから『DUNE』で言えば、サンドワームなんですよ。

山路:じゃあまぁ孫さんの言うようなAIデータセンターの構想っていうのを、あんまりいちいち全部、真面目に受け取って実現可能性をうんぬんかんぬんということを考え始めると、孫さんの手のひらの上で転がされているということになるわけなんですかね。

小飼:また真に受けるのかーみたいなね。

山路:まぁそれで動くときもありますからね、確かに(笑)。じゃあちょっとこのAIの関係のことで、これ不思議だなというか、当たり前といえば当たり前のことかもしれないんですけれども。研究者の分析、LLMの中で何が行われているのかっていうのがようやく、ようやくというか分析を徐々に進めているという。LLMのパラメーターみたいなもののところで、脳のようなある意味、領域というのができつつあるんじゃないかみたいな、概念の。当たり前といえば当たり前なのか、

小飼:それは、いやまぁ、でもそれはどうかなとは思う。確かにLLMに限らず、ニューラルネットワークっていうのは脳というのか、生物の神経細胞がモデルだったわけですよね。だからそのように振る舞うというのは確かなんですけれども、でも配線の仕方というのが違って、同じニューラルネットワークっていっても、いろんなやつが出てきたじゃないですか。畳み込みですとか、

山路:CNNとか、

小飼:そうそうそう、あのGANですとか。でも、その中でもLLMというのは一番脳っぽい繋ぎ方をしてますよね。ただ、その繋ぎ込みというのをじゃあシリコンの上ではどうやってやってるかっていうと、エミュレーションなわけですよね。

山路:ソフトウェア的にっていう、

小飼:ソフトウェア的に。GPUの各、この場合プロセッサって呼んじゃっていいのかな、まぁPUと呼んでおきましょうね、PUは何をするかっていうと、各ニューロンからの入力っていうのとかまとめて演算するわけですよね。その演算式とかっていうのを、いろいろ変えるとそのニューラルネットワークの個性が出てくるわけですけども。それをメモリに落とし込むわけですよね。でも、メモリなんですよ。だからどうやって神経のつながりというのをエミュレートしてるかっていうと、メモリなんですよね。フラットなわけです。なんですけども、我々の実際の神経というのは物理的な制約がありますよね。脳のあるニューロンがどれだけのシナプスから入力を受け付けて、どこへ出力してるのかというのは物理に決まってるんですよね。おかげで、ずっと省エネルギーなんですけれども、物理的なインターコネクトでやってるので、その辺のところというのは数にも限界が出てくるわけですよね。そう、極端な話、メモリ1個でも、あ、ごめんなさい、失礼しました、プロセッサ1個でもメモリが十分に広大であれば、あと十分な時間があれば、どんなニューラルネットワークでも再現できるんですよ。それを十分な速さでやるためにはどうしたらいいのかっていったら、現在の回答というのはGPUであり、TPUであるんですけども、根本的にやってることっていうのはそういうことなんですよ。

山路:ここでの脳の領域っていうのは、あくまでも、

「神経細胞とイカの刺し身」と「Googleに対して司法省が手を付けるべきなのは」

小飼:おお、素晴らしい、42番の方、

「松本元先生の功績を感じる」(コメント)

小飼:その名前を出そうと思ってたところなんですよ。

山路:この方は?

小飼:はい、松本元先生、まだ引かないで、まだググらないで。たぶんですね、まとも松本元先生の、日本人にとっての最大の功績というのはイカの刺身を全国で食べられるようにしたことです。

山路:はー。もしかして液晶とかの人? え違うか、

小飼:液晶とかの人とはちょっと違うんですけども、じゃあなんでそうなったかっていうと、いや、神経の研究に生涯を捧げた人ですね。最初に何をやったかって言ったら、じゃあリアルの神経を研究しようと。じゃあリアルの神経を研究するには何がいいかと。哺乳類とかの神経っていうのは細すぎるんですね。イカとか頭足類の神経っていうのはぶっといんですよ。なんでぶっといかっていうと、鞘がないんですね。ミエリンというサヤに哺乳類とかの、脊髄動物の神経っていうのはくるまれていて、それを使うと配線すごい細くできるんですよ、それがないんですよ。なので、それがない欠点を補うためにぶっとくするしかない。ぶっとくすると、電極とかを指しやすくなるので、だからこれを飼いたいと。なんだけども、イカはすぐ死んじゃう。「なんでイカすぐ死ぬ」って、なんかラノベのタイトルみたいになってきてるけども(笑)、その理由がわかるまで確か5年かかったんですよね。

山路:ああー、いわゆる実験動物を整えるために、それだけかかっちゃったわけなんだ。

小飼:そうです、そうです。判明した理由というのは、要は水槽で飼ってる場合というのはイカの排泄物、要はうんことかおしっことかっていうのもそのまま水槽の中に残るわけですね。だから、これを再摂取しちゃうことで死んじゃう、まぁ尿毒だったわけですよ。それで、要はアンモニアを取り除けばいいんだと。そのおかげでイカの回遊水槽というのができた。

山路:へええ、それイカの刺身が、みんな食べれるように、

小飼:で、松本先生の研究室はふんだんなイカの神経を手に入れたわけですね。

「冷静に考えてもともとの研究、全部止めてイカの養殖やりだしたら狂ってると思うわな」(コメント)

山路:そりゃ、なかなかマッド入ってますね(笑)。

小飼:いや、だけれどもすごい、こういうのが急がば回れというやつで、松本先生はじゃあどこまで研究を推し進めたかって言ったら、本当にシリコンで神経細胞を、神経細胞というのか、シナプスとニューロンを再現するところまできてたんですよ。その時に風邪をこじらせて亡くなってしまうという、

山路:ああ、それはまた。

小飼:だから、もし生きてたら、本当にノーベル賞に手が届いたんじゃないでしょうかね。本当に生のイカから、シリコンの脳を作るところまで行った方ですから。
 ちなみにですね、その亡くなるほんの少し前の取材記事というのがまだ立花隆が健在だった頃の、『電脳進化論』だったっけな、に載ってますので、ちょっと詳しく知りたい方というのは松本元で。

「未来を生き過ぎてる」(コメント)

小飼:いや、本当そうですよ。じゃあ松本元先生はどうやって未来にたどり着いたかって言ったら、ひたすらイカを飼えるようにしたわけですよ。こういうのが基礎研究って言うんでしょうね、本当に。