私は、初当選以来、年金改革を訴え続けてきました。

ここでもう一度、年金問題を取り上げます。

国民年金加入者(第一号被保険者と呼ばれます)は基礎年金(国民年金)を受け取ります。

厚生年金加入者は、基礎年金(国民年金)と厚生年金を受け取ります。

また、厚生年金加入者を夫(妻)に持つ専業主婦(夫)は、第三号被保険者として、保険料を納付することなく基礎年金(国民年金)を受け取ることができます。

基礎年金は、満額で月額68,000円です。ところが国民年金にだけ加入していた人が、今、実際にもらっている年金額の平均は、51,607円しかありません。

それは現役時代に保険料の免除や未納があったためです。

年金の保険料免除を受けると、その期間に相当する年金は減額されます。

全額免除された期間相当分の年金は満額の二分の一、半額免除された期間は四分の三だけ受け取ることができます。

基礎年金の財源の半分が保険料、