石橋を叩いて渡るって、どういうこと?
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こんにちは、シラノです。

皆さんご存じであろう、「石橋を叩いて渡る」ということわざ。
今回はこのことわざから転じて「非破壊検査」の話をしようかと思います。

さて、石橋を叩いて渡る、という言葉は、堅そうな石橋であっても安全かどうかを確かめてから渡るように、用心深く物事を進めるという意味です。
良い意味では慎重な人、悪い意味では慎重すぎる人を茶化す言葉として使われます。

しかし、よく考えると、このことわざは少し変です。
いくら頑丈そうに見える石橋であっても、もし叩いたせいで壊れたらどうするのでしょうか?

「壊れそうだったので助かった」ではなく、「壊したのお前では?」となります。
橋の強さを本当に知りたいのであれば、本来は橋そのものを壊すのではなく、橋を作る前の材料や、試験片に対して行うべきです。

石材、コンクリート、鋼材、接合部のサンプルを用意して、押したり、曲げたり、引っ張ったりして、どこまで耐えられるかを測る。
こういう試験はとても大事ですが、基本的には、壊してよい試料に対して行うものです。
これを破壊試験といいます。

よって、「石橋を叩いて渡る」のを「壊れないことを確かめる行為」と考えるのであれば、こうした破壊試験ではない観点から見ていく必要があります。

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