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banbanさん のコメント

ゲンロンカフェイベント、現場で楽しく拝聴していました。

個人的には、松尾潔問題はあくまで呼び水程度で、事前に頭出しされていた「反復」の問題が本丸だと思っていたので、もし次の機会があればぜひそのあたりをお二人で深めていただけると嬉しいです。

フロイト、ラカン、ドゥルーズなど精神分析の系譜においても「反復」概念の取り扱いは様々かと思いますが、いずれにせよ「音楽の喜び」も「帝政の復古」も同じ反復の力学が駆動しているのだとすれば、なかなか厄介というか、前者だけを享受して後者を退けるという単純な良いとこ取りは難しいのだろうな、と複雑な心境になりました。

ただ、お二人のこれまでの活動を見てきた者としては、反復への過剰な同期/思考停止(を仕掛けるプロパガンダ)に対して、いかに複数性/複層性を導入するか(東さんであればポリフォニー、菊地さんであればポリリズムの実践)ということが、別の可能性を拓く「逃走線」になりうるのではないかと微かな希望を感じてきましたし、その意味でお二人の対談を心待ちにしていた人は多いのではないかと思います。

後半のベオグラードのお話を聞きながら、『スペインの宇宙食』の「ダンスバンドを、戦争より先に作っておく」の章を思い出していました。ここに記されたステートメントやDCPRGの音楽自体が何よりも『平和と愚かさ』と共振するメッセージを含んでいると思いますので、松尾云々やモテ非モテ問題は一旦横に置いて笑、次回対談までに東さんにはぜひこれらをチェックいただきたいですね。

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もう一点、対談の中でややもどかしく感じたのが、菊地さんの文体が蓮實イズムに一方的に回収されてしまったことです(最後の質問者の方とのQA自体は素晴らしかったのですが)。

以前、森直人さんとの対談で「自らの中にある悪文のリズムを大切にすべき」「誤字脱字が気になって内容が入ってこないのは神経症。内容こそが大事」という趣旨のことをおっしゃっていました。非常にヘルシーで真っ当な指摘だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=9ZhE5JkLCSo

私自身は、菊地さんの文章を読みながら「もう少しユーモアの連想を控え目にしてもらえたら他の人にも薦めやすいな」とは思いつつも笑、じっくり咀嚼・消化する中で、自分自身のリズムや神経症を手なずけるためのワクチンを打っている感覚があります。何より、蓮實的な権威性/抑圧を全く感じません(これは半分は読み手側の問題かもしれませんが)。

このヘルシーさの論点は、Xの自動翻訳、そして遠くないうちに自動「要約」(奇しくも東さん自身が「Grokに要約してもらったら読めたのかも」とおっしゃっていましたが)がコミュニケーションの皮膜として全面化するであろう世界の中で、また違った形でアクチュアリティを帯びてくる気がしました。

また、本来「誤配」を重視しながらも、SNS社会の中で「届けること」にこだわらざるをえなかった東さんの文体の圧倒的な「読みやすさ」と、本来のリズムの抑圧(それを解放するためのゲンロンロックフェスと西田敏行化なのでしょうか笑)に、ダイレクトに光を当てるイシューではないか、とも思った次第です。こちらについても、また機会があればぜひお二人に伺ってみたいです。
No.5
1週間前
このコメントは以下の記事についています
 「軽い肺炎」を庇ったままゲンロンに出たら、結果として熱が40度まで上がって咳と痰が3倍付けになってしまった笑。前回、「仕事がオーヴァーフローして倒れてしまった」と書いたその口で、ゲンロン1発で再び(もっと酷く笑)倒れてしまったという形。あまりに咳と痰がひどいので、またコロナかなと思い、あらゆる感染症のチェックをしたが、すべてネガティヴだったので、まあまあ良かったとはいえ、今、ロキソニンで解熱こそしているが、昨夜39~40度台を往復したので、目と指先しか動かせない状態で書いている。特に「 Hair   Cut 100 」のチケットを入手していた方々には大変申し訳ありません。何もかもあずまんが悪い、というか僕が悪い、というかそもそも松尾くんが全部悪い笑。もう本当に政治ブーム終わってほしいよ麻辣湯ブームぐらいのもんなんだから。    というか、シンプルな話で、歴史の反復性(帝政や王政の復古や日本の右傾化)といった、巨視的な話、というか、<ネタ>はともかく「誰も彼も=素人もバカも、戦争について真剣に語る」「事が」「ブーム」なんて、こないだのゲンロンに沿っていえば、サイレント転向して左翼リベラル化した新人類バブル世代と、上の世代への嫉妬から自分の世代に呪いのようにしがみつく就職氷河期世代、団塊ジュニア世代という、本来、結束する根拠がなかった3世代の人々が、歴史の反復という大事実と、「 X のお友達」トランプの出現によって一丸となっただけで生じたモンで、火鍋とラーメンとブッフェが健康志向と刺激という火力でマッシュアップしてでき上がった麻辣湯ブームと大差ないでしょ。  
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