みなさん、こんにちは。及川幸久です。
毎月第1金曜にお届けしている、Kダブシャインさん、ウマヅラビデオさんとの鼎談「おいウマシャインの世界のニュース!ゆるトーク」。その第2回の内容を、会員のみなさんだけにお届けする要約記事としてまとめました。
国際政治、都市伝説、ヒップホップ。この3つの視点で世界を振り返ってみると、バラバラに見えたニュースが、実は一本の線でつながっていることが見えてきます。
移民は「兵器」である――セウタで起きたこと
最初のテーマは移民です。
7月30日、アフリカ大陸側にあるスペインの飛び地・セウタに、数万人規模の人々が海を渡って一斉に押し寄せるという事件が起きました。
きっかけは何だったのか。
「海から上陸した者は送還されない」――スペインの裁判所の判決が、SNS上でこのように歪められて拡散されたことでした。誤情報が、一夜にして数万人を海峡に向かわせたのです。
私はこの事件を、タッカー・カールソンがこのところ連続して発信している視点で見ています。
移民は、偶然の現象ではない。グローバリストが国家を壊すために使う「兵器」である――。
タッカーは「ヨーロッパはアフリカからの大規模な不法移民によって侵略され、破壊されつつある。これはグローバルリーダーたちによって組織された、計画的な犯罪だ」とまで言っています。いわゆる「グレート・リプレースメント(大置換)」の構図です。
興味深かったのは、ウマヅラさんの解説でした。都市伝説の世界では、移民問題は差別と紙一重になるためあまり正面から扱われないそうです。しかし扱うときは、政治問題としてではなく、もっと大きな文脈――ニュー・ワールド・オーダー、つまり地球を一つの共同体とみなす思想の文脈で語られる。
その国の伝統的な価値観、国家意識、民族意識を移民によって解体する。そこに外資やグローバルな枠組みが入ってくる。移民とは、そのための「布石」だというのです。
一方、Kダブシャインさんが語ってくれたのは「移民の国」アメリカの肌感覚です。
ヒップホップのパイオニアたちは、実は親がジャマイカやバルバドスなどカリブからの移民という人が多い。
だから他の人種にはオープンマインドなのだけれど、不法移民が自分たちマイノリティの仕事を奪うとなれば怒る。人種差別には反対でも、自分たちのテリトリーが荒らされることには黙っていない――きわめて人間的な線引きがそこにはあります。
そして話は日本に及びました。
川口のクルド人問題。モスク建設をめぐる各地の摩擦。そして私がTHE COREでも取り上げた犯罪統計です。
犯罪の「共犯率」――つまり単独ではなく組織で犯罪を行う割合が、日本人は約10%なのに対し、ベトナム人は47%に達しています。金属や部品の窃盗のように、一人では捌けないものが盗まれているのは、犯罪がすでにシンジケート化している証拠だとKダブさんは指摘していました。
「ゆるトーク」と銘打った番組ですが、この問題だけは、ゆるく話していられない。3人の意見が一致した瞬間でした。
「女性とは何か」――WNBAの騒動が映すもの
8月のアメリカで大きな話題になったのが、女子プロバスケットボールWNBAのトランスジェンダー論争です。
発端は、ソフィー・カニンガム選手の発言でした。
「生物学的な男性から、女子スポーツとロッカールームを守るべきだ」
ごく常識的な発言に聞こえます。ところが彼女は、これだけでリーグ全体から袋叩きに遭いました。他チームの選手や監督から「トランスジェンダーを悪魔扱いしている」と非難されたのです。
彼女を擁護したのが、作家のJ・K・ローリング。そして元NBAのスター選手、エネス・カンター・フリーダム氏でした。
カンター・フリーダム氏はトルコ出身で、少年時代にアメリカに渡り、中国共産党によるウイグル・チベット弾圧を公然と批判してきた「言うべきことを言う」選手です。
彼は「そもそも女性とは何か。出生時の生物学的性別なのか、それとも自己申告の性自認なのか」と問うTシャツを作り、WNBAの試合会場に現れ、退場させられました。
Kダブさんによれば、ヒップホップは伝統的にマッチョな黒人男性の文化であり、ポリコレ的な圧力とはずっと緊張関係にあった。それがバイデンからトランプへの揺り戻しで「やっぱりマッチョな文化の方が良いよね」という空気に戻りつつあるといいます。
ウマヅラさんの視点はさらに踏み込んだものでした。
都市伝説の世界では、多様性イデオロギーは「人口削減計画の一環」として語られる。環境シンクタンクのローマクラブのレポートには、増えすぎた人口を減らすには「価値観を変えていく」ことだと書かれており、男女の区別を溶かしていくことは、その延長線上にあるというのです。
都市伝説はエンタメだと思われがちですが、オカルトの分野で語られてきた話と現実が近寄ってきている。ウマヅラさん自身がそう認めるほど、この数年の世界は「都市伝説的」に動いています。
アメリカ史上最大の社会主義組織「DSA」
続いて取り上げたのが、DSA――アメリカ民主社会主義者です。
いつの間にこんな組織ができたのか、と思われるかもしれません。しかしDSAはすでに全米最大の社会主義組織であり、ニューヨークのマムダニ市長を誕生させ、バーニー・サンダース上院議員を支え、そしてAOC(オカシオ・コルテス下院議員)を2028年の大統領候補に推そうとしています。
彼らの主張を並べてみましょう。
・エネルギー・交通など主要産業の共同所有化・国有化
・国民皆保険(メディケア・フォー・オール)
・警察予算の削減
・ICE(移民税関捜査局)の廃止
・刑務所の廃止
・国境の開放
刑務所の廃止と国境の開放です。これはもう、穏やかな「民主社会主義」という言葉の印象とはかけ離れた、むき出しのグローバリズムだと私は見ています。
ではなぜ、資本主義の権化のようなアメリカで、社会主義がここまで流行るのか。
Kダブさんの答えは明快でした。
アメリカの格差は日本の比ではない。上位1%が富を独占し、トリクルダウンは起きなかった。上の世代のやり方で幸せになれなかった若者たちが、「新しいやり方」として社会主義に流れている――。
この構図、日本にとっても他人事ではありません。
■ この続きは会員限定パートで
配信の後半では、ここには書けない話が続きました――
- ファウチの真実:
7月末の公聴会で191回の答弁拒否。武漢研究所との機能獲得研究、妊婦へのリスク隠蔽、そしてエプスタインとDARPAの影。かつての「陰謀論」がことごとく事実になっていく過程を3人で徹底検証 - Kダブシャイン、あの炎上の真相を語る:
今週SNSを騒がせたとんねるず・木梨さんとの騒動について、渦中の本人がこのニコ生で初めて経緯を「生釈明」 - 地震予知は可能か:
熊本地震の直前にウマヅラさんが取り上げていた「熱移送説」とは。リング・オブ・ファイアで1週間に187回の地震、そして「南海トラフは地震学者の保険」という衝撃の指摘 - 九鬼文書と古代出雲王朝:
スサノオが世界を統一していた? 出雲大社とピラミッドの奇妙な一致、日本文明中心説へ
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ここからは会員限定パートでお話しした内容です。