「コガネムシのスープ」の話、続きをしましょう
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どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。

前編では、かつてドイツで春に大量発生していた、コガネムシという害虫と、それを使った伝統的なスープのレシピを紹介しました。

●【前編】ドイツの嘘伝統料理「コガネムシのスープ」:亜留間次郎

非常にしぶとい害虫で、大量に駆除されても絶滅せず、大発生による深刻な被害も起きていた訳ですが……

殺虫剤である「DDT」が登場し、大量に散布されるようになると、コガネムシは急激に数を減らし、人間のいる場所では見なくなりました。

◆◇◆絶滅危惧種へ◆◇◆



1974年、連邦生物学研究所のキール支部が、1匹につき5マルクという高額の報奨金でコガネムシの提供を呼びかけたところ、わずか6匹しか集まらなかったそうです。
この6匹は絶滅危惧種として、シュトゥットガルトのヴィルヘルマ動物園に作られた、特別な飼育場で飼われました。

1974年に、シンガーソングライターのラインハルト・マイは、コガネムシを悼むバラード「もうコガネムシはいない」を歌いました。
聞いてみたい人は、YouTubeなどに投稿されているので「Es gibt keine Maikäfer mehr」で検索してください。

こうして害虫だったコガネムシは、絶滅しそうになると、人間によって破壊された自然の象徴になりました。
思想的な事情から、映画にもコガネムシのスープが登場する事があります。

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