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新宿署痴漢冤罪憤死事件の証人尋問(主尋問)
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新宿署痴漢冤罪憤死事件の証人尋問(主尋問)

2015-03-20 09:00
     2009年12月11日、東西線早稲田駅で大学職員の原田信助さん(当時25)がホームから転落死した。自殺したとみられるが、その一因には前日に新宿署で行われていた痴漢容疑(迷惑防止条例違反)での取り調べが違法であったとして、遺族の母親、尚美さんが東京都を相手取り、損害賠償を求めている裁判(新宿署痴漢冤罪憤死事件)で、証人尋問が行われた。

    新宿署痴漢冤罪憤死事件の証人尋問
    原告原田尚美
    被告東京都
    H23(ワ13866

     裁判長 小海隆則
    右陪席 作原れい子
    左陪席 村井佳奈

    証人:H(当時、新宿駅西口交番勤務)

    被告代理人 当日の駅構内での喧嘩があるとどうやって知ったか

    H 駅員からの訴え。直接、西口交番へやってきて、「喧嘩です。すぐに来てください」。宿利と一緒に現場へ。

    代理人 現場に到着すると?

    H 原田さんは駅員二人に向かい合って、携帯電話を持って「駅員に囲まれている」と。囲まれているのではない。向かい合っていた。女性たちは近くに立っていた。

    代理人 誰から事情を聞いた

    H 駅員から。階段の下で、女性の友人甲に原田さんが馬乗りになっていた。興奮してなかなか離れないので、剥がそうとしていたときに名札を取られた、と。原田さんは「俺は名前を見ようとした」と言っていた。原田さんは興奮をしており、「一方的に暴行を受けた」と。Sと仲裁に入り、抑えた。原田さんは「甲と駅員から暴行を受けた」と。
     
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