しかしマーフィーの法則ではありませんが、どういうわけだか座りたいときに限って、イスなどが見つからないものです。かといって地べたに座ります、というのもご無体な話。そこでアスキーストアは考えました。持ち歩けるイスがあればいいのではと。さっそく揃えたのです。われわれはかしこいので。
お尻を包み込むハンモックシートが快適
まずは「DOPPELGANGER OUTDOOR Vチェア C1-60」(20%オフの5184円)です。
スタンディングチェアという名前が示すとおり、立ち上がった状態のまま寄りかかるように使います。座るというよりは、立っている状態をラクにする感じのアイテムですね。座る部分は幅5cmの高強度ロープですが、お尻に合わせて沈み込むので固さを感じない、包み込まれるような座り心地を実現しました。
ファスナーで簡単に取付けられる座面クッションが付属しています 長さ44cmにしてサイドポケットへ収納。専用キャリーバッグも付属しますサイズは展開時に幅55×奥行き8×高さ73/80/85cm、重量はおよそ629g。耐荷重は80kg。
デンマーク生まれのスタンディングチェア
「SITPACK」ポケットサイズのスタンディングチェアとしてはデンマーク生まれの「SITPACK」(7884円)もあります(カラーはパールホワイトのみ)。
SITPACK本体を縦2つに割るように開くと椅子と脚の部分が現れ、スコンスコンと伸ばしていくと、座面がついた一脚のようになります。高さは最短19cmから最長85cmの6段階で調整可能で、130kgまで支えられます。アウトドアやスポーツ観戦、テーマパークなどでの待ち時間もスタイリッシュにイスを展開して休憩できます。
折りたたみ時のサイズは高さ16.8×直径6.6cmなので、収納時は500ml缶くらいの大きさ。ポケットやバッグにも収まります。
サイズは展開時に幅33.6×奥行き6.7×高さ19~85cm、重量はおよそ500g。
8本フレームの安心感
立っている状態を支えたいのではなく、ちゃんと(?)座りたい人のためのコンパクトチェアとしては「ウルトラライトチェア C1-55」(2549円)があります。
「ウルトラライトチェア C1-55」重量はおよそ369gで、収納時は折りたたみ傘と同等の大きさ(長さ34.5×直径7.5cm)になります。アルミニウム素材を使用し、強度の高い8本フレーム構造にすることで耐荷重150kgを実現しています。
屋外での使用を想定しているので脚部底面にはスリップ防止グリップを配置し、安定感を向上させています。 さらに、メッシュ素材の専用キャリーバッグも付属しています。お手頃な価格なのもうれしいところです。
8本フレームがポイント。150kgまで耐え抜きますサイズは展開時に幅24.5×奥行き24.5×高さ28cm。
3つの商品を紹介してきましたが、やはりいつでもどこでも座れるというのはありがたいものです。どの商品も小型なので、持ち運ぶのも苦になりません。「どう頑張っても外で立ちっぱなしになりそうだ」という人なら、チェックして損はありませんよ。