──光るマイクロUSBケーブルが付録の週刊アスキー1月28日増刊号(12月16日発売)たいへんな反響のようで。とりあえず、おめでとうございます。
ACCN いえいえ、おかげさまで。YouTubeには購入者によるさまざまな動画なんかもアップされてて、みなさん相当お暇……いえ、感動しましたよ、本当にありがとうございますっ!
めまぐるしく光る ↑8色に変化しながらハデに光り続ける『ぴか〜るケ〜ブル』(週刊アスキー1月28日増刊号付録)。──そもそもの企画はどこからスタートしたのでしょう?
ACCN 昨年(2012)末のウルトラマウスのとき、次の年末も電気を通す付録をやろうってことだけ決まってて。マウスの品管(品質管理)で中国を視察したとき、端子部が光るケーブルを見つけたの。コレや! と思ったのですが、どうせならケーブルそのものが光ったほうがおもしろいなと……ホラ、あてし天才じゃないですか。
──はいはい。それから1年かけて開発?
ACCN いえ、ぜんぜんコストが見合わず、一度完全に諦めたんですよ。ほかの付録(コンボケースや防水ポーチ、NFCタグなど)もあって、もうすっかり忘れてましたね……。
──復活のきっかけは?
ACCN 年が明けて春くらいでしたかね。間に入ってくれている業者の方が連絡してくださいまして。「メディア王、やれそうです!」って。ぴか~るだけに光が差したっていうのかな。
──無理矢理いいです、そういうの。それより、光り方が派手すぎるという意見を目にしますが。
ACCN 実は、当初はたんに1色で光る仕様だったのです。ちょっと色増やしたいな~ってダメ元で工場にお願いしたら「うん、いいよ! オッケー」って、一気に8色になっちゃいました。
──それにしてもうるさいですよね。
ACCN みんな言うのよね。グラデーションでジワ~っと変わる感じのサンプルもつくったのですが、K部長が「いや、ハデなほうがいいっ」と言って、このめまぐるしいバージョンに決まったのです。
──ハデ好きな部長さんなのですね。女性関係もめまぐるしい感じで? え、なんですか、その目配せ……ヤ・メ・ロ? あー、はい、わかりました。では、次。長さや端子の色などは?
ACCN ケーブルは両端から出るLEDの光りがまんべんなく行き届くちょうどいい長さになっているんですよ。端子部の色は白か黒でと考えていたのですが、「クリスマスだし赤はどう?」という意見が出て、試しにサンプルを赤いマジックで塗ってみたんです。そしたら、なんかしっくりきちゃって、みんなで「コレだ!」ってなり。
赤く塗られたサンプル ↑白のサンプルにハード松村が赤いマジックペンで塗装したモノ(塗り立てはもっと濃かった)。現在はリスキー総研の付録研究所に永久保管されている。──そのまま採用……と。ロゴは?
ACCN いよいよマジでこれからのことだけ考えようぜヤバイぜ俺たちってこともあり、ASCIIと刻印しました。執念のロゴですから。
──ほぉ。よくわかりませんが……。あ、マイクロUSB側のデザインにも変更が見られますね。
ACCN 当初よくあるUSBマークを入れてたのですが、なんかしっくり来なくてね。まっさらにしたら、今度はなんか寂しくて。で、結局南極こんな感じのポッチになったのさ。
紆余曲折を経て完成 ↑みなさまの手に行き届くまで、発想から実に1年近い月日を経ている『ぴか〜るケーブル』。どうぞ、末永くぴからせていただけましたらと。──なるほど、今回も紆余曲折を経ているのですね。
ACCN そうよ、付録とあてしの人生は似ている……。
3つのバージョンがある? ↑一番上の赤が出荷されたバージョン。開発途中で検討した黒・白もごく少量だが最終仕様同等で製造。オッペンハイマー氏と超仲良くなると、もらえるらしい。──ところでコレ、まだ手に入るのでしょうか?
ACCN 書店さんには引き続き置いていただいてますし、Amazonにもわずかに残っているようです。無事、全員ドナドナさせたいので、すでにお持ちの方もどうぞ、もう1本。後生ですから……。
──おいおい必死だな。今日は、どうもありがとうございました。
ACCN いえいえ、どうせ自問自答ですから。
iPhoneユーザーの方にもぜひ ↑市販のLightning変換アダプター(アップル公認のもの)でご利用いただけますので、どうか関係ないって顔しないで。-
590円
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450円