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どうも、
管理者のNDです。
12月26日は、
今市地震から69年です。
この地震は、M6.2の地震後、9分後に更に強い規模となるM6.4の地震が発生した
直下型地震でかつ、この規模以上では熊本地震以外にないとされる前震-本震型の珍しい事例です。
栃木県北部を震源とする地震で、県内では死者10人、家屋全壊が290~908、
更に60か所以上で山崩れという被害がありました。
フォッサマグナの東部にあたる柏崎千葉断層線上で起きた地震と考えられていて、
今でも栃木と群馬の県境付近では浅い震源の小さな地震の反応が見られることがあります。
尚、この地震は気象庁の記録としてはあくまで最大震度4とされていますが、
実際に震源付近では震度6相当だったという推定記録が残されています。
平成に入ってから、最大震度4でこれだけの被害が出た事例はありません。
被害状況からして、最大震度4では明らかに無理がありますので推定記録は確かなものと言えます。
そしてこの地震の大きな特徴が、最初に述べた通りに10分以内に次の地震が起きたことです。
この際、震源位置は全く同じではなく少し東西にずれています。
また、
豊予海峡地震(1854)からは164年です。
規模はM7.3~7.5、少なくとも死者は18人以上でこの数値は府内藩(現在の大分市)だけです。
実際にはもっと多くの死者数を伴っています。
前々日までに紹介した安政東海地震・安政南海地震の延長線上ともいえる、
誘発地震で、3.11で言う時期的には長野県北部地震(栄村大震災)、
距離的には4.7に起きた宮城県沖地震と言えるような場所での地震になります。
3.11で一部の被災地で「こっちの方が地震が強かった」という感想と同じく、
豊前にあたる福岡東部では、安政南海地震よりもこの地震で被害を受けています。
ただし、津波に関しては諸説あるものの、大分県南部の佐伯でわずかにあったかぐらいで、
顕著と言えるようなものではなかったようです。愛媛や大分では南海地震よりも震源が近い為、
津波被害がなかった場所では、この地震の方が死者や家屋全壊が多いという地域もありました。
そして日本国外になりますが、決して忘れてはならない
スマトラ島沖地震(2004)からも14年です。
3.11よりも更に規模が大きい、M9.1を記録し、死者は推定で227898人という、
衝撃的だった東日本大震災の更に10倍の死者という、尋常じゃない数の死者が出ました。
さらにこの地震では2度のM8級地震にも襲われていて、
今でもその地震発生の可能性が示唆されるなど、未だに現地では地震に怯える生活を
強いられている区域もあるそうです。
今回は、
「意識一つで災害の結果は変わる」をテーマにお伝えしていきます。
鳥取県西部地震の時にも似たようなことをお話ししましたが、
一人一人の防災の心掛けがあることで、被害の程度はかなり変わってくることがあります。
実際に想定されている南海トラフ巨大地震は、最悪想定とされている死者は
全国で32万人という膨大な値になっていますが、防災対策を各家庭・各自治体が
最大限取り組むことができれば、その被害は死者6万人と5分の1まで抑えることができます。
避難経路の確認は高齢者でも、実践して取り組めば無事なら5分以内の避難ができます。
地震自体に恐れる必要もありません。現状一般の家庭なら震度6強ならば耐えることはできます。
震度7の地域であっても、そうなれば確実に倒壊するわけではありません。揺れ方次第で
多少損壊が出ても、耐えることはできます。まず最初に守るべきはあなたの命です。
大地震が起きた時を今一度想定してみて、
地震が来たらその時その時などと思わずに、できることから始めてみましょう!
飲料水の確保だって、いつもよりちょっと多く買うことを全員がすれば
それだけで不足想定されている飲料水の数は半分まで減らすこともできます。
面倒であれば保存水を買ってください。3~5年に1度の保存水ぐらいがあれば
いちいちたるいという人でも、年に1日だけ防災の取り組みに気が向けば、
ストックして来るべき日に命を繋ぐことができるのです。
「自分は怠け者だから死ぬんだ」なんて思わないで、
自分を変えるつもりでも取り組んでみてはいかがでしょう?
そして、どうせ死ぬとそんなに自虐的なら、
せめてだれかを助ける為にその命を使ったっていいじゃないですか。
意識一つで、同じ大地震でも、災害に大がつくかつかずに済むかは変わってきます。
時にはこれまでのブロマガを読み直して、自分にできそうなことがあれば
そこから防災対策を始めてみてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
12月26日は、
今市地震から69年です。
この地震は、M6.2の地震後、9分後に更に強い規模となるM6.4の地震が発生した
直下型地震でかつ、この規模以上では熊本地震以外にないとされる前震-本震型の珍しい事例です。
栃木県北部を震源とする地震で、県内では死者10人、家屋全壊が290~908、
更に60か所以上で山崩れという被害がありました。
フォッサマグナの東部にあたる柏崎千葉断層線上で起きた地震と考えられていて、
今でも栃木と群馬の県境付近では浅い震源の小さな地震の反応が見られることがあります。
尚、この地震は気象庁の記録としてはあくまで最大震度4とされていますが、
実際に震源付近では震度6相当だったという推定記録が残されています。
平成に入ってから、最大震度4でこれだけの被害が出た事例はありません。
被害状況からして、最大震度4では明らかに無理がありますので推定記録は確かなものと言えます。
そしてこの地震の大きな特徴が、最初に述べた通りに10分以内に次の地震が起きたことです。
この際、震源位置は全く同じではなく少し東西にずれています。
また、
豊予海峡地震(1854)からは164年です。
規模はM7.3~7.5、少なくとも死者は18人以上でこの数値は府内藩(現在の大分市)だけです。
実際にはもっと多くの死者数を伴っています。
前々日までに紹介した安政東海地震・安政南海地震の延長線上ともいえる、
誘発地震で、3.11で言う時期的には長野県北部地震(栄村大震災)、
距離的には4.7に起きた宮城県沖地震と言えるような場所での地震になります。
3.11で一部の被災地で「こっちの方が地震が強かった」という感想と同じく、
豊前にあたる福岡東部では、安政南海地震よりもこの地震で被害を受けています。
ただし、津波に関しては諸説あるものの、大分県南部の佐伯でわずかにあったかぐらいで、
顕著と言えるようなものではなかったようです。愛媛や大分では南海地震よりも震源が近い為、
津波被害がなかった場所では、この地震の方が死者や家屋全壊が多いという地域もありました。
そして日本国外になりますが、決して忘れてはならない
スマトラ島沖地震(2004)からも14年です。
3.11よりも更に規模が大きい、M9.1を記録し、死者は推定で227898人という、
衝撃的だった東日本大震災の更に10倍の死者という、尋常じゃない数の死者が出ました。
さらにこの地震では2度のM8級地震にも襲われていて、
今でもその地震発生の可能性が示唆されるなど、未だに現地では地震に怯える生活を
強いられている区域もあるそうです。
今回は、
「意識一つで災害の結果は変わる」をテーマにお伝えしていきます。
鳥取県西部地震の時にも似たようなことをお話ししましたが、
一人一人の防災の心掛けがあることで、被害の程度はかなり変わってくることがあります。
実際に想定されている南海トラフ巨大地震は、最悪想定とされている死者は
全国で32万人という膨大な値になっていますが、防災対策を各家庭・各自治体が
最大限取り組むことができれば、その被害は死者6万人と5分の1まで抑えることができます。
避難経路の確認は高齢者でも、実践して取り組めば無事なら5分以内の避難ができます。
地震自体に恐れる必要もありません。現状一般の家庭なら震度6強ならば耐えることはできます。
震度7の地域であっても、そうなれば確実に倒壊するわけではありません。揺れ方次第で
多少損壊が出ても、耐えることはできます。まず最初に守るべきはあなたの命です。
大地震が起きた時を今一度想定してみて、
地震が来たらその時その時などと思わずに、できることから始めてみましょう!
飲料水の確保だって、いつもよりちょっと多く買うことを全員がすれば
それだけで不足想定されている飲料水の数は半分まで減らすこともできます。
面倒であれば保存水を買ってください。3~5年に1度の保存水ぐらいがあれば
いちいちたるいという人でも、年に1日だけ防災の取り組みに気が向けば、
ストックして来るべき日に命を繋ぐことができるのです。
「自分は怠け者だから死ぬんだ」なんて思わないで、
自分を変えるつもりでも取り組んでみてはいかがでしょう?
そして、どうせ死ぬとそんなに自虐的なら、
せめてだれかを助ける為にその命を使ったっていいじゃないですか。
意識一つで、同じ大地震でも、災害に大がつくかつかずに済むかは変わってきます。
時にはこれまでのブロマガを読み直して、自分にできそうなことがあれば
そこから防災対策を始めてみてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。