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どうも、
管理者のNDです。
1月10日は、
江戸日本橋元禄11年石町大火から320年です。
江戸の町を襲ったこの大火災は、死者1200~1300人と言われ、惨事となりました。
これだけの死者が出た要因は3つの不運な要素があります。
当時最悪だったのは、発生場所は江戸の中心街であったことと、
午後2時という人での多い時刻であったこと、
そして何よりも、非常に風が激しい中での火災が発生してしまったことです。
この激しい風がいかなるものだったかというと、炎は川を渡って数地域に及ぶ大火災を
生じる程だったと言われています。そして、その人出の多い時刻とも重なったのは、
日本橋は古くから変わらず人が殺到する場所だったため、集まった人々は焼き尽くされました。
上記の死者1200~1300人というのも、日本橋の橋下から見つかった遺体の数なので、
実際にはもっと死者がいたのかもしれません。
今回は、
「風の強い日は火の用心」をテーマにお伝えしていきます。
冬の強風が吹き荒れる日は、 例年火災の被害が多発しやすく、
しかも燃え広がりやすいことが多いので危険なことが多いです。
今回は、そうした火災を自分の家から広げてしまわないためにも
ごく当たり前なことをお伝えします。
まず、家を出る前には火の元をしっかり確認してください。
こたつの電気や、PC周りのファンに何も置いていないか、
風呂の火はつけっぱなしにしていないか?
タバコの火は煙一つ出ておらずしっかり消しているかなどなど、
人によって色々チェックするものは変わると思いますが、
ごくごく基本的なことをまずは習慣づけておきましょう。
次に、初期消火の準備をしっかりしておくことです。
風呂に水をためておくのは、何も震災時に役立つだけではありません。
普通の太平洋側であれば風呂に水を貯めておき、
万が一の時にすぐ消火ができる手段を残すようにしておきましょう。
風呂上がりにバスタオルを近くに干しておくと、
部屋の湿度も増やせて火災以外にもウイルス予防にもなります。
窒息消火も可能ですから、普段干しておく場所を防災のために考えておくのも良さそうです。
また、防災グッズには消化器のような重いものをわざわざ用意しなくても、
SAT119などの簡易消火キットが存在します。
特に高齢者やパニックに陥りやすい人は御守に持っておくと良いです。
そして、大事なことは火災が発生してしまった時の引き際です。
火災は基本的に火の手が天井まで達したら即時諦めて119に通報し、逃げてください。
ここまできたら自力での消火は厳しいです。すぐに近隣住民に「火事だ」と叫んでください。
また、煙の勢いが強いとあなたが意識を失う危険性も高くなります。
そして、寝起きに火災報知器で目が覚めた場合ですが
この場合、あなたの部屋がどれだけ煙があるかで事情が変わってきます。
ワンルームで煙が出ているなら布団の中で一呼吸吸ってすぐに外に出てください。
家が小さければすぐの脱出は可能です。 問題は、部屋が広かったり2階などにいた場合で
火の元から離れているなどしている時です。
この場合、火災報知器がなった時点で相当まずい状態になっているので、
まずドアを開ける前に鼻と口を覆えるものを装着してください。
安易にドアを開けると、大量の煙が部屋に入り酷い場合はそれだけで失神することも考えられます。
窓などから煙が見える場合は、窓も一旦開けることを控えた方が良いです。
煙は当たり前ですが上に上がってきますので、基本的には姿勢を低くして避難してください。
但し、階段の場合は暗闇+視界不良だと 本気で何も見えません。
酷ければ懐中電灯さえもなかなか役に立たないこともあります。
また、火災が発生することで電気がつかなくなることもありますので、
口に覆えるものを用意したら、次は光源を用意してください。
煙ではなく炎が見えた場合、引き返すのもどっちみち危険ですから玄関を封じられていなければ、
できるだけ強行で突破する方が良いです。 また、玄関のドアは一気に開けず、 ゆっくり開け、
そっと出るような形の方が良いです。 逃げた後は再びドアを閉めてください。
一人暮らしであるならこれで脱出可能です。 さて、風の強い日の場合、
特に火災は燃え広がりやすくなります。 数軒を巻き込むこともあり、
住宅密集地などではあっという間に広がることも考えられます。特に気をつけてください。
気象情報を見て、風が強い予報が出ていて、 かつ晴天で乾燥注意報も出ていたら、
火の元を絶対出さないように心がけてくださいね。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
1月10日は、
江戸日本橋元禄11年石町大火から320年です。
江戸の町を襲ったこの大火災は、死者1200~1300人と言われ、惨事となりました。
これだけの死者が出た要因は3つの不運な要素があります。
当時最悪だったのは、発生場所は江戸の中心街であったことと、
午後2時という人での多い時刻であったこと、
そして何よりも、非常に風が激しい中での火災が発生してしまったことです。
この激しい風がいかなるものだったかというと、炎は川を渡って数地域に及ぶ大火災を
生じる程だったと言われています。そして、その人出の多い時刻とも重なったのは、
日本橋は古くから変わらず人が殺到する場所だったため、集まった人々は焼き尽くされました。
上記の死者1200~1300人というのも、日本橋の橋下から見つかった遺体の数なので、
実際にはもっと死者がいたのかもしれません。
今回は、
「風の強い日は火の用心」をテーマにお伝えしていきます。
冬の強風が吹き荒れる日は、 例年火災の被害が多発しやすく、
しかも燃え広がりやすいことが多いので危険なことが多いです。
今回は、そうした火災を自分の家から広げてしまわないためにも
ごく当たり前なことをお伝えします。
まず、家を出る前には火の元をしっかり確認してください。
こたつの電気や、PC周りのファンに何も置いていないか、
風呂の火はつけっぱなしにしていないか?
タバコの火は煙一つ出ておらずしっかり消しているかなどなど、
人によって色々チェックするものは変わると思いますが、
ごくごく基本的なことをまずは習慣づけておきましょう。
次に、初期消火の準備をしっかりしておくことです。
風呂に水をためておくのは、何も震災時に役立つだけではありません。
普通の太平洋側であれば風呂に水を貯めておき、
万が一の時にすぐ消火ができる手段を残すようにしておきましょう。
風呂上がりにバスタオルを近くに干しておくと、
部屋の湿度も増やせて火災以外にもウイルス予防にもなります。
窒息消火も可能ですから、普段干しておく場所を防災のために考えておくのも良さそうです。
また、防災グッズには消化器のような重いものをわざわざ用意しなくても、
SAT119などの簡易消火キットが存在します。
特に高齢者やパニックに陥りやすい人は御守に持っておくと良いです。
そして、大事なことは火災が発生してしまった時の引き際です。
火災は基本的に火の手が天井まで達したら即時諦めて119に通報し、逃げてください。
ここまできたら自力での消火は厳しいです。すぐに近隣住民に「火事だ」と叫んでください。
また、煙の勢いが強いとあなたが意識を失う危険性も高くなります。
そして、寝起きに火災報知器で目が覚めた場合ですが
この場合、あなたの部屋がどれだけ煙があるかで事情が変わってきます。
ワンルームで煙が出ているなら布団の中で一呼吸吸ってすぐに外に出てください。
家が小さければすぐの脱出は可能です。 問題は、部屋が広かったり2階などにいた場合で
火の元から離れているなどしている時です。
この場合、火災報知器がなった時点で相当まずい状態になっているので、
まずドアを開ける前に鼻と口を覆えるものを装着してください。
安易にドアを開けると、大量の煙が部屋に入り酷い場合はそれだけで失神することも考えられます。
窓などから煙が見える場合は、窓も一旦開けることを控えた方が良いです。
煙は当たり前ですが上に上がってきますので、基本的には姿勢を低くして避難してください。
但し、階段の場合は暗闇+視界不良だと 本気で何も見えません。
酷ければ懐中電灯さえもなかなか役に立たないこともあります。
また、火災が発生することで電気がつかなくなることもありますので、
口に覆えるものを用意したら、次は光源を用意してください。
煙ではなく炎が見えた場合、引き返すのもどっちみち危険ですから玄関を封じられていなければ、
できるだけ強行で突破する方が良いです。 また、玄関のドアは一気に開けず、 ゆっくり開け、
そっと出るような形の方が良いです。 逃げた後は再びドアを閉めてください。
一人暮らしであるならこれで脱出可能です。 さて、風の強い日の場合、
特に火災は燃え広がりやすくなります。 数軒を巻き込むこともあり、
住宅密集地などではあっという間に広がることも考えられます。特に気をつけてください。
気象情報を見て、風が強い予報が出ていて、 かつ晴天で乾燥注意報も出ていたら、
火の元を絶対出さないように心がけてくださいね。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。