どうも、
管理者のNDです。

2月9日は、
石狩地震から185年です。


当時の北海道は、"文字"を持たなかった為に記録として残っているものは非常に少ないですが、
この地震に関しては、石狩川の河口付近を中心に被害が発生していて、
少なくとも住家が23棟全壊したという確実な記録は残っています。
当時の石狩地方は人口が少ない為、札幌市を含む今の場所で同じ地震が起きていれば、
この真冬の大地震ということもあり、胆振地方東部地震以上の被害になる可能性はあります。
ちなみにこの地震はM6.4ですので、胆振東部地震よりは一回り小さい地震でした。
住家の被害は記録にあるものの、死者がどれぐらい出たのかは不明のままです。

今回は、
「ライターの重要性」をテーマにお伝えします。

ライターは基本的に喫煙者しか中々持たないのですが、禁煙者でもライターぐらいは
もっておいて損がない時がちゃんとあります。マッチよりも重要になることが多いので、
非常時に備えて、100円ライターを一つ備蓄していると良いかもしれません。

人にはやはり「火」が必要不可欠ですから、ライターが1本あると色々な面で
安心できる要素が出てきます。特に冬は暖を取る方法に欠かせません。
灯油ストーブなどは先端が筒状のカチッとライターなんかがマッチします。
今ではレバーで簡単につくものも多いですが、災害時で損傷したり埃などが多くなったり、
長年使っていなかった物を緊急的に使う時はよくその点火機能が動かないことも多いので、
昔のように直接灯油に火をつけ、レバーは火の量を調節するために使うこともできます。
灯油ストーブは、上にやかんなどを置ければつけている間は
常時ポットのようにお湯を保温でき、更に湯気で加湿することもできますから
大都心以外で灯油ストーブの使用が制限されていなければ、エアコンよりも災害時は
重宝しますから、平成の技術よりも昭和以前の知恵に助けられていきましょう。

尚、喫煙者愛用のジッポライターはどちらかというと不向きで、あちらはオイルの消費が
結構ありますので、中々うまくいきません。ちなみに被災地で実際に
「うわぁ、オイル切れた」と嘆いていた人が多く、100円ライターより長持ちしません。
結構火の勢いもあるので、非常用には意外と不向きです。

ちなみに禁煙者でも、せめてマッチやライターをよく使う場所と言えば
実家とかなら必ず仏壇があるはずです。連想しやすいよう、ライターを仏壇に備蓄し保管すると
高齢者にも安心して被災した時に探せるかもしれません。ただし、仏壇が大地震で崩れるなどすると
逆に危険ですので、ライターの為だけにというのもあれですが、停電した際には万能なので、
地震以外の自然災害、時にそれ以外の時でも活用は十分に可能ですよ。

震災時には"火"がかなり重要になってきます。こんな時でも吸いたい愛煙者はともかく、
普通に様々な場面でライターがあると役に立ちます。ちなみに自分も都会に住んでいながら
「ライターを持っていませんか?」と尋ねられて、偶然墓参りを先日して帰ってきたところで
まだジャンバーの中に買っていたライターを入れっぱなしだったので禁煙者である自分が、
思わぬところで役に立ちました。
まぁあまり関係はありませんが、日常でもそれだけ需要が突然に必要になるシーンがあります。
かばんなどにひょこっと一つ入れておくと、良いかもしれませんね。

ちなみにライターは、安全面も非常に配慮されています。
最近のライターは、子供の誤使用防止でボタンが押しにくくなったりなどありますが、
それ以外にも安全面は見えない所でしっかりしているので、5年ぐらい不使用でも
ガスが抜けるように作られていて、100円ライターなのに使えることがあります。
保存性に適していますし、劣化しても異常燃焼や爆発の危険性は低くされていますので、
使えなくなってしまっても、よっぽど悪い環境で保存していたとかじゃなければ大丈夫です。

今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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