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どうも、
管理者のNDです。
2月10日は、
1945年青森県東方沖地震から74年です。
戦時戦後四大地震の他にも、東北で大きな地震が一回起きています。
この地震はM7.0で八戸市を中心に被害があり、津波も35cmを観測しています。
この地震で2人が亡くなっていますが、死者数のわりに被害の程度は
戦時中で情報規制があったのか、八戸市内で「微小被害」などといった表現にとどまっており、
具体的にどのような被害があったのかもそこまで記載が残っていません。
また、八戸以外も記録はほとんどなくM7.1という規模の割に被害は限定的です。
青森県東方沖の地震は、比較的頻繁にM6~7の地震が発生していますが
今回も規模が大きめですが典型的な周期的地震と言えるものです。
今回は、
「オカルト耐性のなくなる時」をテーマにお伝えします。
オカルトは元々、一つの趣味として作られたジャンルで科学では証明できない奇怪な現象や、
予知予言などといった話題を現代の文明と照らし合わせて"楽しむ"というものですが、
興味のない人には触れない方がよい話題も多いことは事実です。
若干某アニメのシーンに似ているような思想ですが、震災などといった時に
奇妙な話を聞かされたりすると、割と噂や出まかせレベルの話題をすんなりと信じ込みたくなって
しまうことがあります。特に考えに共感が生まれる時は、自分の疑いが確信に変わって
自分をより正当化へと導くことがあります。
「先日は3人の方がお買い上げになり、今人気急上昇中です」みたいな悪徳商法や詐欺電話まがいの
言い方ですが、流行に敏感だったりする人は嘘を嘘と見抜けなくなってくることもあります。
また、オカルトで秀逸な話題は多くが「6割本当、2割が嘘、2割が真偽不明」という要素があります。
つまり起きた事実などは本物ですが、2割は明らかになっていない謎の部分、
そして2割が嘘の要素でまみれたということです。そして6割をいかに大袈裟に捉えるかで
オカルトは質が変わります。
最近よく話題になっている、深海魚のリュウグウノツカイもその類だったりします。
今年になって日本海側でリュウグウノツカイがよく見つかるという確かな事実があります。
古くからなまずを始めとして、魚が奇怪な行動をとり始めると地震が近いといった説が
日本ではよく出回りますが、そもそもが珍しくないことだったりする場合があります。
リュウグウノツカイは、これまでにも何度か目撃されていては話題になりますが、
元々遭遇できる頻度が低いからこそ話題になるのであって、無駄に注目されているだけになります。
身近な珍しい現象をそうと決めつければ、正直言ってなんでもこじつけられてしまうのが
地震の前兆になります。例えば、犬が吠えやまない時があってその後大地震が来た という報告も、
元々その犬は頻繁になんでも吠える癖があったら、大地震そのものが偶然吠えた後に来ただけという
ことになります。意外と震災直後は震災前に何があったのかを振り返らされる時に、
そういえば!といったことで、大地震の前兆で話題を照らしあわせられてしまうのです。
地震予測も素人からガチの研究者まで様々ですが、実は集約すると大地震が起きていない時も
ひっきりなしに予測がなされているか、予測の範囲が広くて当たっているが当たって当然な
ケースも結構多いです。例えばこんな予測をしたら統計的にも必ず当たるでしょう。
「数年以内に日本のどこかでM7以上の大地震が起きる」
日本でM7未満だけで5年以上起きなかった事例は近年では極めて稀ですし、
"日本"という範囲があればほぼほぼ網羅します。
これは大袈裟な例ですが、
実際には 北海道西部エリアと東北東部エリア、中四国エリア―― みたいな感じになり、
予想規模もM6前後と現実的にあり得る値を出していることもあります。
また、実際に起きたマグニチュードがM6.0で被害が出た時、M7と予想していて震源が当たっていたら
それも予想的中ということにされることも多いです。
このような実態をよく把握して、地震予知の情報は扱わないといけません。
ただ一つ、タイトルにつられてすぐに拡散するような短気は、かえって他の人を迷惑かけるばかりか
あなたが嫌な目で見られてしまうこともあります。
当放送ではオカルト話題は基本的に全て控えるべき話題となっています。
どうしても不安な人には助言をいたしますが、深掘りする程はしません。
特に大地震の後は、そういった未来の様子に非常に敏感になりますから、
地震予言関連の話は全てNGです。唯一、気象庁会見の話題のみ今後の地震活動予測はOKです。
その気象庁会見の話題さえも、"同程度やそれ以上の地震が起きる可能性も否めない"という
言葉に惑わされてはダメです。あくまで最悪のケースに存在しうるだけであって、
9割以上のパターンで一度大地震が起きればそれ以上の地震が起きることはありません。
落ち着いて、不安要素を払拭していきましょう。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
2月10日は、
1945年青森県東方沖地震から74年です。
戦時戦後四大地震の他にも、東北で大きな地震が一回起きています。
この地震はM7.0で八戸市を中心に被害があり、津波も35cmを観測しています。
この地震で2人が亡くなっていますが、死者数のわりに被害の程度は
戦時中で情報規制があったのか、八戸市内で「微小被害」などといった表現にとどまっており、
具体的にどのような被害があったのかもそこまで記載が残っていません。
また、八戸以外も記録はほとんどなくM7.1という規模の割に被害は限定的です。
青森県東方沖の地震は、比較的頻繁にM6~7の地震が発生していますが
今回も規模が大きめですが典型的な周期的地震と言えるものです。
今回は、
「オカルト耐性のなくなる時」をテーマにお伝えします。
オカルトは元々、一つの趣味として作られたジャンルで科学では証明できない奇怪な現象や、
予知予言などといった話題を現代の文明と照らし合わせて"楽しむ"というものですが、
興味のない人には触れない方がよい話題も多いことは事実です。
若干某アニメのシーンに似ているような思想ですが、震災などといった時に
奇妙な話を聞かされたりすると、割と噂や出まかせレベルの話題をすんなりと信じ込みたくなって
しまうことがあります。特に考えに共感が生まれる時は、自分の疑いが確信に変わって
自分をより正当化へと導くことがあります。
「先日は3人の方がお買い上げになり、今人気急上昇中です」みたいな悪徳商法や詐欺電話まがいの
言い方ですが、流行に敏感だったりする人は嘘を嘘と見抜けなくなってくることもあります。
また、オカルトで秀逸な話題は多くが「6割本当、2割が嘘、2割が真偽不明」という要素があります。
つまり起きた事実などは本物ですが、2割は明らかになっていない謎の部分、
そして2割が嘘の要素でまみれたということです。そして6割をいかに大袈裟に捉えるかで
オカルトは質が変わります。
最近よく話題になっている、深海魚のリュウグウノツカイもその類だったりします。
今年になって日本海側でリュウグウノツカイがよく見つかるという確かな事実があります。
古くからなまずを始めとして、魚が奇怪な行動をとり始めると地震が近いといった説が
日本ではよく出回りますが、そもそもが珍しくないことだったりする場合があります。
リュウグウノツカイは、これまでにも何度か目撃されていては話題になりますが、
元々遭遇できる頻度が低いからこそ話題になるのであって、無駄に注目されているだけになります。
身近な珍しい現象をそうと決めつければ、正直言ってなんでもこじつけられてしまうのが
地震の前兆になります。例えば、犬が吠えやまない時があってその後大地震が来た という報告も、
元々その犬は頻繁になんでも吠える癖があったら、大地震そのものが偶然吠えた後に来ただけという
ことになります。意外と震災直後は震災前に何があったのかを振り返らされる時に、
そういえば!といったことで、大地震の前兆で話題を照らしあわせられてしまうのです。
地震予測も素人からガチの研究者まで様々ですが、実は集約すると大地震が起きていない時も
ひっきりなしに予測がなされているか、予測の範囲が広くて当たっているが当たって当然な
ケースも結構多いです。例えばこんな予測をしたら統計的にも必ず当たるでしょう。
「数年以内に日本のどこかでM7以上の大地震が起きる」
日本でM7未満だけで5年以上起きなかった事例は近年では極めて稀ですし、
"日本"という範囲があればほぼほぼ網羅します。
これは大袈裟な例ですが、
実際には 北海道西部エリアと東北東部エリア、中四国エリア―― みたいな感じになり、
予想規模もM6前後と現実的にあり得る値を出していることもあります。
また、実際に起きたマグニチュードがM6.0で被害が出た時、M7と予想していて震源が当たっていたら
それも予想的中ということにされることも多いです。
このような実態をよく把握して、地震予知の情報は扱わないといけません。
ただ一つ、タイトルにつられてすぐに拡散するような短気は、かえって他の人を迷惑かけるばかりか
あなたが嫌な目で見られてしまうこともあります。
当放送ではオカルト話題は基本的に全て控えるべき話題となっています。
どうしても不安な人には助言をいたしますが、深掘りする程はしません。
特に大地震の後は、そういった未来の様子に非常に敏感になりますから、
地震予言関連の話は全てNGです。唯一、気象庁会見の話題のみ今後の地震活動予測はOKです。
その気象庁会見の話題さえも、"同程度やそれ以上の地震が起きる可能性も否めない"という
言葉に惑わされてはダメです。あくまで最悪のケースに存在しうるだけであって、
9割以上のパターンで一度大地震が起きればそれ以上の地震が起きることはありません。
落ち着いて、不安要素を払拭していきましょう。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。