管理者のNDです。
3月20日は、
福岡県西方沖地震(2005)から14年です。
記憶にまだ新しい人もいるのではないかと思います。
この地震で有名な映像と言えば、卒園式時にて突如として大地震に襲われるシーンです。
福岡県西方沖地震当時はまだガラケー主体で、ネットも携帯では行われない時代でしたから
テレビに入る映像自体というものは、この時かなり貴重なものが多かったと言えます。
この地震では、死者が1人でました。大阪府北部地震と同じようにブロック塀や、
瓦で被害を受ける死傷事例となっています。
また、福岡県では記録に残る中で初めての震度5以上を観測しています。
大地震に驚いた県民が、瞬く間に救急への通報が殺到し、災害時優先電話にさえ障害が発生し、
現代らしい災害となりました。
そして、玄海島では全島避難を一時強いられた他、
終わりかけの時期にもかかわらず、インフルエンザが各避難所で流行、
更には通信規制が行われた影響で、病院間の連絡も困難になるなどして医療機関には
より一層大きなダメージを受け、様々な被害に見舞われています。
ちなみに韓国の釜山でもエレベータが停止するなど、日本の地震が外国まで影響した地震でも
ありました。
そんな中、電話が殺到する状態に比べて救世主になったのが、メールやWebでした。
割と当時主流ではあった方のメールが比較的強く、
パンクを唯一免れた情報機関であったことが伺えます。
今回は、
「お墓も地震対策できる」をテーマにお伝えします。
お彼岸ということもあって、関心がある記事を今日はお送りします。
高齢者が比較的よくいく場所といえば、お墓参りですし、子供から大人まで誰しもが
よく行く場所ではあります。しかし、場所的にお墓の存在する位置はピンキリで、
田舎程坂が多く存在する場所や、山地のすぐ近くだったりすることがよくあります。
不可抗力ではありますが、もし運悪く墓地で地震に遭遇すると場所によっては本当に
逃げ場がなく、墓石も6弱以上の地震なら、高い確率で移動・倒壊してくることがあります。
墓石は決して床にびっちりくっついているものとは限らないので、
しがみついたところで、共倒れになることもすくなくありません。
少しでも生存確率を上げるなら、狭い墓地でも安全地帯がないか日頃から確認しておきましょう。
おおよそ3m刻みでどこが安全かを見ておいた方が良いです。
また、人によって文化が違うかもしれませんが、
できるだけ長居は避けた方が良いかもしれません。
余所の墓石に潰されましたなんてことになると割と親族が黙っていなくて、
不可抗力に一生トラブルを生むなんてことも考えられます。
(このご時世どんな人間がいるかわかりませんし・・・)
但し、墓石も地震対策をすることはできます。
墓石は心棒や接着剤などで、ズレ・倒壊を防ぐことができます。
自分もそこまで詳しくは知りませんが、お寺のお坊さんや葬儀関係でお世話になった人、
石材を扱う場所なら知っていると思うので、
そのあたりは直接聞く方がどのようなものかわかると思います。
また、墓石以外にも地面を対策することもできます。
新たに墓石を建てる人向けにこちらはお勧めで、地面の基礎を耐震工事してしまうことで、
墓石をより安全に倒壊のリスクを避けることができます。
古ぼけた場所でも、いずれ自分が入るお墓ということなれば、日本の文化と自然が行き交う
宿命のようなものですから、地震対策は十分に行ってあげてください。
そして、改葬(お墓を移すこと)を考えている人やそういった機会があるなら、
新しい霊園は水はけ・排水設備が施されているものを選ぶと良いです。
地盤が不安定だと、結構心配な点があって風化しやすくなったり脆くなったりしやすくなります。
時には墓地にも防災を考えてみると折角この時期ですから良いかもしれませんね。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
コメント
コメントを書く私が経験した災害の一つですね。
都市型災害の事例として挙げられますが、特徴としては揺れに耐えた建物でもガラス片が飛び散ったりという被害も相次ぎ、そういった高層ビルが建ち並ぶ都市の中で地震が発生した際の対応というのも改めて認識させられた災害だったように思えます。
また、九州北部は比較的地震空白地帯と捉えられやすい場所も多く、そういう意味では何処でも自身という物は起きる物だという認識が改めて提起されたと言えるかも知れません。