どうも、
管理者のNDです。
4月11日は、
福島県浜通り地震(2011)から8年です。
NHKで北茨城市のライブ中に緊急地震速報よりも早く主要動が到達した
貴重な映像が動画に残されていることでも印象的な地震ですが、
大震災から1ヶ月経っても、新たな震源での陸地直下型地震で東北の復興を
更に妨げた地震と言えます。また、原発のすぐ近くの地域なので再び危ないんじゃないかなど、
様々な憶測も飛び交った地震で、全国的にも不安がどっと押し寄せる大地震でした。
また、陸地震源にも関わらず一時津波警報(現在の基準では津波注意報)も発表されました。
更にこの地震では、幾度にわたって緊急地震速報が鳴り、余震活動も非常に活発で
4月中、かなりの頻度で震度3以上の地震も観測されていました。
浜通り震源は、元々少し珍しくそこまで地震が起きる場所でもなかったことから
誘発地震に加えて、やや想定の域を超えた場所で新たな大地震が起きたともいえる地震です。
当時、誘発地震の認知が少なかったことから、ここまで更に誘発地震が起きることは、
後世の人々にも強い懸念と恐怖を与えることにもなりました。
そして、この大地震では、いわき市内の活断層が動いた他、
新たにこの地震自体で4人が亡くなることにもなりました。
作業員が揺れで転落するというなんとも痛ましい内容になっています。
今回は、
「規模に対するおよその警戒度」をテーマにお伝えします。
緊急地震速報をはじめ、最近地震情報などに出てくる
規模の値を見て、「大地震だったのか?」と心配する方々が多いので、
今回記載してみることにします。簡単な早見表にはなると思うので参考にしてみて下さい。
M1.0 この規模で有感地震になることは珍しいですが、無感地震なら1日に何度も発生しています。
例の如く、火山性地震で何十回何百回と急に増加でもしない限り何も気にしなくていいです。
M2.0 直下型では割と有感地震になる規模なので沖でなければ珍しくありません。
上述同様、この規模は日本周辺では毎日欠かさず起きていますので心配の必要はないです。
M3.0 直下型の浅い震源だと、局地的に少し驚く程度の地震になりますがこの地震で被害が
遭った地震というのはほとんど例にありません。唯一箱根の火山性地震でロープウェーの
緊急停止など、ごくごく限られた減少となります。
M4.0 中小地震で、1日に1回あるかないかぐらいの日常的な地震となります。
日本在住ならこの規模で不安になることはありません。直下型で稀に震度5になるぐらいです。
M5.0 中地震で、陸地の浅い震源だと小物が落ちるなどの目安になる震度4が観測されます。
沖震源であればこの規模でもよほどのことがなければ被害が発生することはありません。
M6.0 中大地震となり、直下型だとこの規模からは被害が起きている目安になってきます。
地震の範囲も広くなり、心配が必要な地震と言えるでしょう。
沖合の地震では、M6.0から海面変動、M6.5から津波注意報クラスとなってきますので、
津波を意識し始めるのは、このM6以上からになります。それまではほぼ心配ありません。
M7.0 大地震と定義されます。陸地震源なら長期的な被害が発生していもおかしくありません。
沖合だと津波注意報は出てもおかしくないレベルになります。
但し深発地震や余程の遠方地震であれば、この規模でも被害が出ることは滅多にありません。
国外ならこの規模でも日本に津波が到達するということは滅多にないです(隣国は場合による)
M8.0 巨大地震です。この規模ともなると直下型で起きれば壊滅的な被害は免れません。
しかし、この規模の地震が陸地震源で起きることは極めて稀です。沖合の地震では、
大津波で多数の命が危険にさらされます。深発地震でもない限りは即座に海岸から可能な
限り逃げるようにしてください。その後も地震活動もかなり活発化します。
大体目安としてはこんな感じです。一応今回はMを1刻みにしていますが、
M5→M6と、M6→M7では範囲にかなり差が出てきます。
M7.0ではまだなんともないものも、M7.9なら大被害と言っても過言ではありません。
この違いに十分注意して、この早見表を活用してみて下さい。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
4月11日は、
福島県浜通り地震(2011)から8年です。
NHKで北茨城市のライブ中に緊急地震速報よりも早く主要動が到達した
貴重な映像が動画に残されていることでも印象的な地震ですが、
大震災から1ヶ月経っても、新たな震源での陸地直下型地震で東北の復興を
更に妨げた地震と言えます。また、原発のすぐ近くの地域なので再び危ないんじゃないかなど、
様々な憶測も飛び交った地震で、全国的にも不安がどっと押し寄せる大地震でした。
また、陸地震源にも関わらず一時津波警報(現在の基準では津波注意報)も発表されました。
更にこの地震では、幾度にわたって緊急地震速報が鳴り、余震活動も非常に活発で
4月中、かなりの頻度で震度3以上の地震も観測されていました。
浜通り震源は、元々少し珍しくそこまで地震が起きる場所でもなかったことから
誘発地震に加えて、やや想定の域を超えた場所で新たな大地震が起きたともいえる地震です。
当時、誘発地震の認知が少なかったことから、ここまで更に誘発地震が起きることは、
後世の人々にも強い懸念と恐怖を与えることにもなりました。
そして、この大地震では、いわき市内の活断層が動いた他、
新たにこの地震自体で4人が亡くなることにもなりました。
作業員が揺れで転落するというなんとも痛ましい内容になっています。
今回は、
「規模に対するおよその警戒度」をテーマにお伝えします。
緊急地震速報をはじめ、最近地震情報などに出てくる
規模の値を見て、「大地震だったのか?」と心配する方々が多いので、
今回記載してみることにします。簡単な早見表にはなると思うので参考にしてみて下さい。
M1.0 この規模で有感地震になることは珍しいですが、無感地震なら1日に何度も発生しています。
例の如く、火山性地震で何十回何百回と急に増加でもしない限り何も気にしなくていいです。
M2.0 直下型では割と有感地震になる規模なので沖でなければ珍しくありません。
上述同様、この規模は日本周辺では毎日欠かさず起きていますので心配の必要はないです。
M3.0 直下型の浅い震源だと、局地的に少し驚く程度の地震になりますがこの地震で被害が
遭った地震というのはほとんど例にありません。唯一箱根の火山性地震でロープウェーの
緊急停止など、ごくごく限られた減少となります。
M4.0 中小地震で、1日に1回あるかないかぐらいの日常的な地震となります。
日本在住ならこの規模で不安になることはありません。直下型で稀に震度5になるぐらいです。
M5.0 中地震で、陸地の浅い震源だと小物が落ちるなどの目安になる震度4が観測されます。
沖震源であればこの規模でもよほどのことがなければ被害が発生することはありません。
M6.0 中大地震となり、直下型だとこの規模からは被害が起きている目安になってきます。
地震の範囲も広くなり、心配が必要な地震と言えるでしょう。
沖合の地震では、M6.0から海面変動、M6.5から津波注意報クラスとなってきますので、
津波を意識し始めるのは、このM6以上からになります。それまではほぼ心配ありません。
M7.0 大地震と定義されます。陸地震源なら長期的な被害が発生していもおかしくありません。
沖合だと津波注意報は出てもおかしくないレベルになります。
但し深発地震や余程の遠方地震であれば、この規模でも被害が出ることは滅多にありません。
国外ならこの規模でも日本に津波が到達するということは滅多にないです(隣国は場合による)
M8.0 巨大地震です。この規模ともなると直下型で起きれば壊滅的な被害は免れません。
しかし、この規模の地震が陸地震源で起きることは極めて稀です。沖合の地震では、
大津波で多数の命が危険にさらされます。深発地震でもない限りは即座に海岸から可能な
限り逃げるようにしてください。その後も地震活動もかなり活発化します。
大体目安としてはこんな感じです。一応今回はMを1刻みにしていますが、
M5→M6と、M6→M7では範囲にかなり差が出てきます。
M7.0ではまだなんともないものも、M7.9なら大被害と言っても過言ではありません。
この違いに十分注意して、この早見表を活用してみて下さい。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。