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【自然災害メモリアル】第225回:福島県中通り地震(2011)の日 [防災]地域による違いは幅広い
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【自然災害メモリアル】第225回:福島県中通り地震(2011)の日 [防災]地域による違いは幅広い

2019-04-12 21:50
    どうも、
    管理者のNDです。

    4月12日は、
    福島県中通り地震(2011)から8年です。

    この地震も、3.11関連による誘発地震の一つに数えられる地震になります。
    前日紹介した浜通りの地震とはまた震源位置がずれており、
    浜通り震源で観測した場所とはまた違う場所で同じいわき市は震度6弱でも、
    三和町に限っては、4.11より規模が低いにもかかわらずこちらの方が震度が上でした。
    この地震でまたしても停電が発生し、5910世帯に影響が出たほか、
    高速道路や鉄路にも一時不通になるなどの影響が出ました。

    しかし、この地震が一連の大地震、「NHKチャイムの大安売り」などと揶揄された
    あの時が一転して震度6弱以上を超える地震は、2013年の淡路島地震まで落ち着き始めました。
    この地震が一連の活動としてのいわば最盛期を過ぎる分岐点ともなったと言えます。

    尚、死者はこの地震ではいませんでしたが、M6.4の強い地震ではありました。

    今回は、
    「地域による違いは幅広い」をテーマにお伝えします。

    災害が多い日本といえど、地理は非常に幅広く、
    中々自分の地域を基準にして他人に伝えることは難しいです。
    分かりやすいものでは、札幌の人が冬支度をするのが早ければ10月に対して、
    沖縄ではまず冬支度の文化がありません。

    日本は四季があると言われますが、 高原の山奥の村や北海道のさらになると、
    半年は冬と言われる程で、早ければ10月から、そして逆に終わるのは遅いと5月近くまで
    "積雪"が観測されるという、過酷な環境になることさえあります。
    温暖化を心配される世界ではありますが、それでも寒い所は寒いのです。

    もちろん、地方分けで全然災害の起きやすさが違う所も日本では各地で様々にあります。
    分かりやすく大まかに区分けすると、
    北海道はもちろん豪雪、
    東北は地震、
    関東はゲリラ雷雨、
    中部は集中豪雨、
    近畿は高温、
    中四国は少雨、
    九州は台風
    といった感じになります。
    ※例外は勿論多々ありますが、一例としてです。

    それぞれの地域には、より注意しなければならない災害というものが地域によって違います。
    中四国の事例では、特に四国だと瀬戸内気候は普段少雨傾向なので台風が来ない年になると
    よく水不足に追いやられることが多々あります。近年では台風の当たり年ですので、
    それなりに無事な状況を保っていますが・・・
    しかし、関東も人口が多いが故に水不足には割と敏感です。他の地域より短い期間で
    少雨の心配が日に日に増していくために、慢性的な災害としては地味に恐ろしいのです。

    また、今の時期は終わりかけですが、花粉・インフルエンザといった季節的な感染症も
    場所によって長期化する・時期が違うといったことがあります。
    まさに防災のカルチャーショックとも言えるようなこともありますので、
    割と引っ越しを多くする方は、近くに引っ越す場合でもその地域における防災面が
    これまで通りに通用するか、向き合ってみる必要がありますので、
    新生活を始めている人は、一度地域の防災活動をチェックしてみると良いでしょう。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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