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【自然災害メモリアル】第291回:淀川大洪水(1885)の日 [防災]再来を恐れないで
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【自然災害メモリアル】第291回:淀川大洪水(1885)の日 [防災]再来を恐れないで

2019-06-17 22:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    6月17日は、
    淀川大洪水(1885)から134年です。

    大阪府内を中心に、27万人以上が被災したと言われるこの大洪水は、
    15日から降り出した大雨は集中豪雨と化し、淀川が増水、
    17日午後にはとうとう天野川の堤防が決壊して濁流が大阪市内一帯に及ぶ惨事となりました。

    死者は約100人と言われており、この決壊が起きた後もさらに7月3日までに
    3度も集中豪雨に襲われており、そのたびに大洪水となりました。
    つまるところ、長期に及んだ災害となったのです。

    今回は、
    「再来を恐れないで」をテーマにお伝えします。

    大地震や集中豪雨などは、一度起きると再発するような事例が割と多く存在します。
    関東大震災では丹沢地震という誘発地震が起き、東日本大震災でも複数の誘発地震が起きています。

    集中豪雨もどういうわけか、台風が連続で同じ場所を直撃したり、
    梅雨前線が同じ場所にとどまったりして、災害が連続しやすい傾向は正直な所あります。
    約10年前には梅雨前線が北陸に停滞して福井の豪雨で九頭竜線(越美北線)が
    3年ほど不通になったこともあります。

    だからこそ、日常的に大地震の後には「今後も地震に警戒」と煽り気味に言うこともあります。
    しかし、大地震はある程度構えていれば安全な場所で寝るなど、普段以上の対策で寝ることぐらいは
    全然できます。気象条件もある程度の予報はありますから、しっかりその情報を受け取って
    既に被災した所こそ、自治体などで出る避難情報に従って避難所を活用したりすることが大切です。

    再来というのは、一見すると"死体蹴り"とか、"泣きっ面に蜂"のような印象を受けますが
    それは構造物などによるダメージなど、経済的損失による上乗せのものは受けても
    命に関しては、その場の災害で命を落とす確率は低くなります。
    実際に3.11の大震災では死者2万人、地震動自体でも数百人が亡くなっていますが、
    その後の陸地~沿岸で起きたM7級の地震である、4.7・4.11は
    いずれも死者は一桁にとどまっています。もちろん、この記事を見て安心しきってはいけません。
    被災したらそれ相応の行動をとることを基本として動いてください。

    あくまで、過剰に心配する人に対して少しばかり安心させてほしい為のアドバイスです。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。


    明日は記憶に新しい人も多い、大阪府北部地震(2018)を紹介します。
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