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どうも、
管理者のNDです。
6月26日は、
白川大水害(1953)から66年です。
この白川大水害自体は、西日本水害のうち、特に顕著な被害であった地域の呼称です。
元々この年は熊本で発生したこの大水害以外にも九州各地で
大規模な水害に見舞われた梅雨となりました。
特にこの熊本では被害が大きく、名前にもなっている白川は、氾濫して子飼橋に避難していた
住民40人は、橋ごと流されそのまま死者・行方不明者の中に含まれています。
更に、阿蘇山カルデラ南部ではその豪雨から土石流で66人が一度に死亡するなど未曾有の豪雨にも
なっていて、熊本県山鹿市では総雨量1455mmを記録するなど、
近年でも俄かには想像しがたいほどの豪雨が降り続けた記録が残っています。
最終的に死者・行方不明者はこの熊本県内だけで、422人に上りました。
今回は、
「日常の生活に戻る為の証明書」をテーマにお伝えします。
自然災害を受け、絶望的な状況に追い込まれた場合でも、
決してあきらめることがあってはなりません。
生きている限り、前に進んで生きていかないといけないのです。
その中で重要なものが罹災証明書というものです。
丁度今日も山形県沖地震で新潟県村上市がこの受付を開始いたしましたが、
これ以上の負担を受けない為にも、まずはこの罹災証明書をもらって少しでも
今後の生活への経済的な重みを免除・猶予してもらえるようにしましょう。
その中で大きな材料になるのが、家屋の損壊状況ですが、
自治体によっては、家財などのこと細かいところまで見てくれるところもあります。
もちろん、自営業でやっているお店などもしっかりしているので、
知っておいて損はないでしょう。
しかし、罹災証明書は意外と面倒な部分が多く
まず今回の事例を見ても分かるように、災害から時間が経たないと罹災証明書を発行してもらえない
ことが多いです。また、基本的には自治体ごとになるのでより大きな被害が出ている所ほど、
この罹災証明書の発行開始日が遅れる傾向にあります。
熊本地震では、1ヶ月すぎてようやくといった場所もありました。
大地震だけでなく、当然ですが台風や水害などにも基本的に自然災害と呼べるものに関しては
この罹災証明書は発行される準備があります。しかし、一定の基準はありますので
そのあたりは各自で調べてみて下さい。
罹災証明書の発行や認定には正直な所時間がかかります。
また、写真などの撮影を必要とする場合も多いです。
その際認定を受けてもらうにあたって、ちょっとしたコツを伝授すると
割とありのままの状態で写真等を撮影することです。
片付けや修復した後では、罹災証明を受ける時に軽微な方に認定を落とされることもあります。
少しでも微妙なポジションで損壊しているのであれば、魅せるのも一つの手段だったりします。
とは言っても、一部損壊程度だと実地調査はされず、半壊以上で現地調査を受ける形をとられます。
すでに「危険」などの張り紙があるなどしたら、全壊判定をもらえる可能性は高いですが、
とりあえず時間がかかるということは、それだけ復興が進まずに放置しなければならなくなるので
正直、どうするかは本人の選択次第になります。
こういったことも色々考えておくと良いでしょう。
但し、時間がない時には罹災の申告をしたよーという証明に、
罹災届出証明書というものがあります。これがあれば、即日の発行ができる他、
先に各支援が受けられることもあります。もちろん、証明書発行は無料で行ってくれます。
もう一つあるものとして、家財に有効なものが被災証明書というものがあります。
ただし、これは自治体によりないこともありますのであったらラッキーぐらいの程度に
留めておきましょう。一応、これも申告するだけで保証をもらえることもありますので、
災害が起きた後に申請するべきものを、しっかり確認しておきましょう。
当然ですが、そういう時に訪れる市役所や支所の場所はバスや鉄道に頼らず場所を
しっかり覚えておくと良いです。こういうのは遅れる程、知らない程損をするだけなので、
知識を蓄えることが重要です。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日はいよいよこの自然災害メモリアルシリーズも300回になりました。
このシリーズもあと2ヶ月ちょっとで最終回になります。
明日は、兵庫県で発生した兵庫・神戸港暴風雨(1871)を紹介します。
管理者のNDです。
6月26日は、
白川大水害(1953)から66年です。
この白川大水害自体は、西日本水害のうち、特に顕著な被害であった地域の呼称です。
元々この年は熊本で発生したこの大水害以外にも九州各地で
大規模な水害に見舞われた梅雨となりました。
特にこの熊本では被害が大きく、名前にもなっている白川は、氾濫して子飼橋に避難していた
住民40人は、橋ごと流されそのまま死者・行方不明者の中に含まれています。
更に、阿蘇山カルデラ南部ではその豪雨から土石流で66人が一度に死亡するなど未曾有の豪雨にも
なっていて、熊本県山鹿市では総雨量1455mmを記録するなど、
近年でも俄かには想像しがたいほどの豪雨が降り続けた記録が残っています。
最終的に死者・行方不明者はこの熊本県内だけで、422人に上りました。
今回は、
「日常の生活に戻る為の証明書」をテーマにお伝えします。
自然災害を受け、絶望的な状況に追い込まれた場合でも、
決してあきらめることがあってはなりません。
生きている限り、前に進んで生きていかないといけないのです。
その中で重要なものが罹災証明書というものです。
丁度今日も山形県沖地震で新潟県村上市がこの受付を開始いたしましたが、
これ以上の負担を受けない為にも、まずはこの罹災証明書をもらって少しでも
今後の生活への経済的な重みを免除・猶予してもらえるようにしましょう。
その中で大きな材料になるのが、家屋の損壊状況ですが、
自治体によっては、家財などのこと細かいところまで見てくれるところもあります。
もちろん、自営業でやっているお店などもしっかりしているので、
知っておいて損はないでしょう。
しかし、罹災証明書は意外と面倒な部分が多く
まず今回の事例を見ても分かるように、災害から時間が経たないと罹災証明書を発行してもらえない
ことが多いです。また、基本的には自治体ごとになるのでより大きな被害が出ている所ほど、
この罹災証明書の発行開始日が遅れる傾向にあります。
熊本地震では、1ヶ月すぎてようやくといった場所もありました。
大地震だけでなく、当然ですが台風や水害などにも基本的に自然災害と呼べるものに関しては
この罹災証明書は発行される準備があります。しかし、一定の基準はありますので
そのあたりは各自で調べてみて下さい。
罹災証明書の発行や認定には正直な所時間がかかります。
また、写真などの撮影を必要とする場合も多いです。
その際認定を受けてもらうにあたって、ちょっとしたコツを伝授すると
割とありのままの状態で写真等を撮影することです。
片付けや修復した後では、罹災証明を受ける時に軽微な方に認定を落とされることもあります。
少しでも微妙なポジションで損壊しているのであれば、魅せるのも一つの手段だったりします。
とは言っても、一部損壊程度だと実地調査はされず、半壊以上で現地調査を受ける形をとられます。
すでに「危険」などの張り紙があるなどしたら、全壊判定をもらえる可能性は高いですが、
とりあえず時間がかかるということは、それだけ復興が進まずに放置しなければならなくなるので
正直、どうするかは本人の選択次第になります。
こういったことも色々考えておくと良いでしょう。
但し、時間がない時には罹災の申告をしたよーという証明に、
罹災届出証明書というものがあります。これがあれば、即日の発行ができる他、
先に各支援が受けられることもあります。もちろん、証明書発行は無料で行ってくれます。
もう一つあるものとして、家財に有効なものが被災証明書というものがあります。
ただし、これは自治体によりないこともありますのであったらラッキーぐらいの程度に
留めておきましょう。一応、これも申告するだけで保証をもらえることもありますので、
災害が起きた後に申請するべきものを、しっかり確認しておきましょう。
当然ですが、そういう時に訪れる市役所や支所の場所はバスや鉄道に頼らず場所を
しっかり覚えておくと良いです。こういうのは遅れる程、知らない程損をするだけなので、
知識を蓄えることが重要です。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日はいよいよこの自然災害メモリアルシリーズも300回になりました。
このシリーズもあと2ヶ月ちょっとで最終回になります。
明日は、兵庫県で発生した兵庫・神戸港暴風雨(1871)を紹介します。