どうも、
管理者のNDです。
08月09日は、
兵庫県西・北部豪雨(2009)から10年です。
この大雨災害は、一連の台風での被害ではありましたが、特に兵庫県で顕著な被害があったことから
一部ではこちらの名称で呼ばれることもあります。
兵庫県以外にも、徳島で1時間雨量100.5mm/hを観測したり、
岡山美作で2280世帯の断水被害起きるなどしていましたが、
兵庫県佐用町に限っては、24時間雨量が327mmとわずか1日で平年8月降水量2ヶ月分の雨量が降り、
5000世帯近くがこの日から10日間にわたって断水するなど、甚大な被害が起きました。
鉄道も大きな被害を受け、姫新線は10月4日まで佐用~美作江見間が運休になり、
智頭急行も8月28日と、夏終盤まで特急が一部不通になる事態になりました。
高速道路も、佐用ICは12日まで出口封鎖となる事態になりました。
そして、この時期の兵庫県と言えば甲子園になりますが、この年も台風で
史上初の出来事が起きました。その事例が、如水館VS高知戦で、
同一試合で2回連続のノーゲームとなる事態が発生しました。極めて異例な措置として、
一部ファンでは奇妙な記録として名高いようです。
また、床上浸水して被災した高齢の女性が何に耐えかねたのか、自殺した事例もありました。
ちなみにこの豪雨は、台風本体よりも別の台風からの干渉で雨雲が発達したと
推定されているようです。
今回は、
「本当に注意すべきは台風の前」をテーマにお伝えします。
台風は近づく前から警戒を必要とする危険な気象現象の一つではあるのですが、
正直な所、台風は接近している時こそ危ない時が結構多いです。
夏本番前の早い段階では前線の活動が活発化して、接近前から集中豪雨になることもあります。
もともと台風自体が暖かく湿った空気を大量に持ってくるために、日本列島はその影響を受けやすく
大抵は風より雨の方が圧倒的にイメージが強いことも多いです。
大雨に関しては、台風の勢力関係なく、上陸の3日前ぐらいから警戒が必要です。
早め早めの備えが重要です。
また、大型になるとそれだけ早い段階から影響を受けるのでより気を付けなければなりません。
実際に今年の台風でも、2日前から既に九州~紀伊半島で影響を受けて台風本体の前から
記録的な豪雨になった場所もありました。このように、台風の災害は大雨については
来る前から気を付けなければなりません。風自体は台風が近づいてからでも良いですが、
台風の進路上にも注意すべきことを把握しておきましょう。
尚、台風は離れていても間接的に影響を与えてくるのが猛暑だったりします。
小笠原辺りに滞在していると、離れた場所の日本はより高気圧の勢力が強くなって
猛暑をもたらす可能性が強くなります。
台風ができる環境にあるだけで猛暑も豪雨も起こす、厄介な存在なのです。
台風が発生したら、本体以外にも警戒してください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は福岡県を中心に発生した、糸島地震(1898)を紹介します。
管理者のNDです。
08月09日は、
兵庫県西・北部豪雨(2009)から10年です。
この大雨災害は、一連の台風での被害ではありましたが、特に兵庫県で顕著な被害があったことから
一部ではこちらの名称で呼ばれることもあります。
兵庫県以外にも、徳島で1時間雨量100.5mm/hを観測したり、
岡山美作で2280世帯の断水被害起きるなどしていましたが、
兵庫県佐用町に限っては、24時間雨量が327mmとわずか1日で平年8月降水量2ヶ月分の雨量が降り、
5000世帯近くがこの日から10日間にわたって断水するなど、甚大な被害が起きました。
鉄道も大きな被害を受け、姫新線は10月4日まで佐用~美作江見間が運休になり、
智頭急行も8月28日と、夏終盤まで特急が一部不通になる事態になりました。
高速道路も、佐用ICは12日まで出口封鎖となる事態になりました。
そして、この時期の兵庫県と言えば甲子園になりますが、この年も台風で
史上初の出来事が起きました。その事例が、如水館VS高知戦で、
同一試合で2回連続のノーゲームとなる事態が発生しました。極めて異例な措置として、
一部ファンでは奇妙な記録として名高いようです。
また、床上浸水して被災した高齢の女性が何に耐えかねたのか、自殺した事例もありました。
ちなみにこの豪雨は、台風本体よりも別の台風からの干渉で雨雲が発達したと
推定されているようです。
今回は、
「本当に注意すべきは台風の前」をテーマにお伝えします。
台風は近づく前から警戒を必要とする危険な気象現象の一つではあるのですが、
正直な所、台風は接近している時こそ危ない時が結構多いです。
夏本番前の早い段階では前線の活動が活発化して、接近前から集中豪雨になることもあります。
もともと台風自体が暖かく湿った空気を大量に持ってくるために、日本列島はその影響を受けやすく
大抵は風より雨の方が圧倒的にイメージが強いことも多いです。
大雨に関しては、台風の勢力関係なく、上陸の3日前ぐらいから警戒が必要です。
早め早めの備えが重要です。
また、大型になるとそれだけ早い段階から影響を受けるのでより気を付けなければなりません。
実際に今年の台風でも、2日前から既に九州~紀伊半島で影響を受けて台風本体の前から
記録的な豪雨になった場所もありました。このように、台風の災害は大雨については
来る前から気を付けなければなりません。風自体は台風が近づいてからでも良いですが、
台風の進路上にも注意すべきことを把握しておきましょう。
尚、台風は離れていても間接的に影響を与えてくるのが猛暑だったりします。
小笠原辺りに滞在していると、離れた場所の日本はより高気圧の勢力が強くなって
猛暑をもたらす可能性が強くなります。
台風ができる環境にあるだけで猛暑も豪雨も起こす、厄介な存在なのです。
台風が発生したら、本体以外にも警戒してください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は福岡県を中心に発生した、糸島地震(1898)を紹介します。