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どうも、
管理者のNDです。
08月08日は、
山梨県東部地震(1983)から36年です。
山梨県で強い地震が起きることは正直少ない方なのですが、
それでも時々中大地震程度の規模であればどこでも起きることを示すように珍しく
山梨県で発生しています。 M6.0でしたが、この地震で落石が神奈川県で発生し、
その落石が人に当たって1人死亡しています。
尚、地震被害自体は大月市を中心に発生しました。
今回は、
「誤解を招きやすい発言や意味」をテーマにお伝えします。
コメントなどを拝見していると、稀に誤解を招くような表現や意味合いが2つ見て取れるものが
あることは以前にも紹介しましたが、ネット上ではなく、実際の聴衆の場、
つまり避難所などで間違いやすい表現を少しだけ紹介します。
たった一言、間違えるだけでも伝達が大幅にとち狂ってしまったり、
恐ろしい誤解を招くこともあるので、気を付けなければなりません。
まず、割とよくあるのが気象庁の会見での感想です。
気象庁の会見は、強い地震が起きた時は必ず開かれますが、
その際に今後も同程度の地震、特に2~3日は~ という表現があると思いますが、
人の中には注意力がないと、「今後も地震が起きる」ということを確信持ってしまう人がいます。
これまで気象庁の会見など、身に覚えもなかったという人は覚えておかないと
会見の内容を間違って伝達することに繋がることがあります。
ライフラインや交通網の情報にも様々な注意が必要な場合があります。
大体災害が発生した時には、具体的な復旧時間が見込めないことが多く分からないことが
多いのですが、具体的な原因などで情報が錯そうすることが割とあります。
例えば、運休と運転見合わせ、運転取りやめなど複数の表現を使い分けている鉄道会社では、
運休=その期間の運転しないことが確定している(終日運休=その日は全て)
運転見合わせ=運転していないが再開の可能性がある
運転取りやめ=特急や路線の特定の電車が運転しない といった感じになっています。
また、運転見合わせの理由が「停電」の場合、その地域全体の電力会社ごと停電しているという
わけではないことに注意してください。この情報はかなり良く見られますが、
一定以上の地震が起きると、鉄道会社側が送電供給を止めるように設計されている安全装置
だったりします。新幹線などでは特に東北新幹線などで必ずと言っていい程中規模地震以上で
この情報を良く見聞きすると思います。
この辺りには十分注意してください。
やや災害と観点がずれてしまいますが、高速道路の情報にも注意が必要です。
まず通行止めは言わなくてもわかるでしょうが、上下線なのか、片側通行なのかなど
情報を注視しないと、その高速全体が止まっているのかと勘違いしたまま情報を拡散させてしまう
可能性があります。この辺りは注意してください。
特に首都圏では、大地震が起きると都心方向への車両は通行止めになりますが、
外に出ることは可能です。
(但し、被害状況・混雑にもよっては、可能と言っても円滑に進まないと思ったほうがよいです)
渋滞は高速だと40km/h未満の状態になっている時、
混雑は40km/h以上だが所要時間が通常の想定より多くなっている時に発表されます。
※明確な規定はありません
つまり、渋滞の方がその高速道路は進んでいないことになります。
この辺りも知っておくと、災害以外でも活用できます。
ちなみに高速以外では、10km/h以下で渋滞、20km/h以下で混雑になります。
但し、都市高速では20km/h以下が渋滞、40km/h以下が混雑になります。
このように災害が起きることで必要な知識は、比較的日常でも使えるようなものが
多いこともあります。誤解を招かないように正しい知識を把握しておき、
実際に起きた時に知らない人に教えることができるように、備えておきましょう。
もちろん、分からない人は下手に情報を広げずに意味合いが専門的なものは、
どういう意味なのかを知り、自分も理解してから拡げるのが正しい情報の伝達の仕方になります。
ネットだけでなく、どの場面でも使えますから自分がデマや不確定情報を広めないように
努めてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は兵庫県を中心に発生した、兵庫県西・北部豪雨(2009)を紹介します。
管理者のNDです。
08月08日は、
山梨県東部地震(1983)から36年です。
山梨県で強い地震が起きることは正直少ない方なのですが、
それでも時々中大地震程度の規模であればどこでも起きることを示すように珍しく
山梨県で発生しています。 M6.0でしたが、この地震で落石が神奈川県で発生し、
その落石が人に当たって1人死亡しています。
尚、地震被害自体は大月市を中心に発生しました。
今回は、
「誤解を招きやすい発言や意味」をテーマにお伝えします。
コメントなどを拝見していると、稀に誤解を招くような表現や意味合いが2つ見て取れるものが
あることは以前にも紹介しましたが、ネット上ではなく、実際の聴衆の場、
つまり避難所などで間違いやすい表現を少しだけ紹介します。
たった一言、間違えるだけでも伝達が大幅にとち狂ってしまったり、
恐ろしい誤解を招くこともあるので、気を付けなければなりません。
まず、割とよくあるのが気象庁の会見での感想です。
気象庁の会見は、強い地震が起きた時は必ず開かれますが、
その際に今後も同程度の地震、特に2~3日は~ という表現があると思いますが、
人の中には注意力がないと、「今後も地震が起きる」ということを確信持ってしまう人がいます。
これまで気象庁の会見など、身に覚えもなかったという人は覚えておかないと
会見の内容を間違って伝達することに繋がることがあります。
ライフラインや交通網の情報にも様々な注意が必要な場合があります。
大体災害が発生した時には、具体的な復旧時間が見込めないことが多く分からないことが
多いのですが、具体的な原因などで情報が錯そうすることが割とあります。
例えば、運休と運転見合わせ、運転取りやめなど複数の表現を使い分けている鉄道会社では、
運休=その期間の運転しないことが確定している(終日運休=その日は全て)
運転見合わせ=運転していないが再開の可能性がある
運転取りやめ=特急や路線の特定の電車が運転しない といった感じになっています。
また、運転見合わせの理由が「停電」の場合、その地域全体の電力会社ごと停電しているという
わけではないことに注意してください。この情報はかなり良く見られますが、
一定以上の地震が起きると、鉄道会社側が送電供給を止めるように設計されている安全装置
だったりします。新幹線などでは特に東北新幹線などで必ずと言っていい程中規模地震以上で
この情報を良く見聞きすると思います。
この辺りには十分注意してください。
やや災害と観点がずれてしまいますが、高速道路の情報にも注意が必要です。
まず通行止めは言わなくてもわかるでしょうが、上下線なのか、片側通行なのかなど
情報を注視しないと、その高速全体が止まっているのかと勘違いしたまま情報を拡散させてしまう
可能性があります。この辺りは注意してください。
特に首都圏では、大地震が起きると都心方向への車両は通行止めになりますが、
外に出ることは可能です。
(但し、被害状況・混雑にもよっては、可能と言っても円滑に進まないと思ったほうがよいです)
渋滞は高速だと40km/h未満の状態になっている時、
混雑は40km/h以上だが所要時間が通常の想定より多くなっている時に発表されます。
※明確な規定はありません
つまり、渋滞の方がその高速道路は進んでいないことになります。
この辺りも知っておくと、災害以外でも活用できます。
ちなみに高速以外では、10km/h以下で渋滞、20km/h以下で混雑になります。
但し、都市高速では20km/h以下が渋滞、40km/h以下が混雑になります。
このように災害が起きることで必要な知識は、比較的日常でも使えるようなものが
多いこともあります。誤解を招かないように正しい知識を把握しておき、
実際に起きた時に知らない人に教えることができるように、備えておきましょう。
もちろん、分からない人は下手に情報を広げずに意味合いが専門的なものは、
どういう意味なのかを知り、自分も理解してから拡げるのが正しい情報の伝達の仕方になります。
ネットだけでなく、どの場面でも使えますから自分がデマや不確定情報を広めないように
努めてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は兵庫県を中心に発生した、兵庫県西・北部豪雨(2009)を紹介します。