菊地成孔さん のコメント
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私は自らの左腕に、神の象でも神の龍でも神の虎でもなく、神の鳥を彫り、 bird と呼ばれた人物を神と崇める業界に籍を置く、つまり、鳥への忠誠に一生を捧ぐ者ですので、右翼だけでも左翼だけでも飛べず、就中、お前は右翼か左翼かなどと言った議論は、少なくとも鳥たちの前では無用である以前に完全な誤謬であります。とにかく、「日本は右傾化→ベーアは右で能無し」という考えの人々こそ、バカという言葉の本来の意味では今の日本国民の中で一番バカだと思います。
この、バカが立てた問題系の先に「自衛隊の打った祝砲が怖い」「いや、祝砲21発はアメリカにだってある」とか言った、目眩がするようなバカのさえずり合いが(アメリカでの21発は同じ「祝」砲でも、戦死者への鎮魂砲である側面が強く、正当化の材料には使えません)、私が蕎麦屋で天ざるでも食ってる間に、シャボン玉のように、屋根まで飛んで、壊れて消えればよし、しつこく消えない気がするので、まあもう自分も56だし、物分かりの悪いガラケー爺になっても誰も文句はないだろうし、若き能無共が言いたがる、老害などと言われたら、舐めるな青二才!私は6歳の頃から一貫して小児害だったし、20代は青年害だったし、今になって殊更害毒になったわけではない。
戦争論には、一般的なものでも、経済的外交の最激化したもの(オイル、領土、等々の取り合い)、宗教の相違、それと前者の複合体、が、ありますが、蕩尽理論もその一つです。貯めたもの、築き上げたものを一挙に失う祭りがないと人間は生きてゆけない、とする考え方ですね。ジョルジュバタイユは、単位面積に注がれる太陽光戦のカロリー量が高すぎる。としました。
新し目のものでは、外交ではなく、単独の国の経済行為として考えるもので、「アメリカは戦争をしないと潰れる」とか言う、あれです。それを戯画的に描いた経済白書の形をとったイタズラ本が「アイアンマウンテン報告」です。
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