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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>6

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 仰る通りですし、大変にリアルですね。パズル力(「ぱずるか」と呼んだらマズルカみたいで面白いですが)とは言ったもので、福沢諭吉がインフォーメーションの事を「情報」とした。というのはリアルかフェイクか知りませんが、凄く良い話だと思います。人類は原理的に、100%の嘘も、100%本当も発信できません。ネットのことではなく、自我や言語が。なので、我々はパズルを解くしかない。

 そして、各セクションの持っている「真実」ほど、空虚なものはなく、これは「だから、ファンタジーに逃避して良いんだ」という許可証よりも、上記総合して、だからこそ「リアル」と「フェイク」が問題なのだと思っています。

 彼の地にお住まいでもお分かりになるかどうか、僕はもうこの二項対立をヒップホップカルチャーの中には未出せず、アメトークと格闘技の関係の中でしか見えなくなっています。つまり千原ジュニアは(とてもスキルフルな)フェイクでした。「後輩が可愛すぎて結婚できない芸人」という弾幕を張って結婚したので。なので「ダンスやりたくない芸人」での彼の滑稽さもフェイクだと思います。それに対して、有吉がどこまでも自信満々なのは、柔道をやってきたという事実に裏打ちされているはずですし、サバンナ八木にも全く同じことを感じ、つまり僕は「有吉×八木戦」こそがリアルだと思うのですが、余談が過ぎました。次回の「ナルズキッチン 」では、マーケットで帰る食材だけで、デリヴァリーのチャイニーズフードを作ります。

No.13
52ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 このメディアでコンプライアンスに慎重にならなくても良いんですが笑、今日から、ペンギン音楽大学の授業の一部(器楽関係で、生徒数が極端にー10名以下ー少ない)のクラスのみ、3次元の授業が復旧し、名誉の転倒笑、によって生じた関節痛なども無くなったので、ボディリメイクも再開したんですが、いやあ、人格、というか、身体性ですが、やはり開放系と閉鎖系があると思いましたね。このままリモート授業だけが続いて、運動ができないままだったら、一ヶ月を待たずして発狂していたと思います笑。まあ、いっそのこと精神病になってしまえば、完全に自分だけの新しい世界が開けるから良いのかもしれませんが笑。  
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