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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>3

 僕はどんな時代の書物も好きですが、この当時のものは、この当時らしいヤバさに満ちてますよね笑。ただ、いま、この頃の書物やカルチャーを蛇蝎のように嫌っている人々もおり、そうした人たちにもボコられているようです笑。流石に、いくら保安官の吊し上げとは言え、いま、トランプ支持というエッセイの一部分だけが切り取られ、ボコられるのは、まあまあ、おかしな話じゃないと思っています(保安官の、まぐれかどうか、久々のビッグヒットですね。ビッグヒットは、隠語で、でかい銃声のことですが)。ただ、第二には、この時期の書物のヤバさが、現代と適合してないとしても、そんなに蛇蝎のごとく嫌われるのは異常値だし、第一には、「オレ、そういうんじゃないし、80年代は何もやってなくて、ヒモだったけど笑」としか言いようがないですね笑。

No.10
47ヶ月前
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   ソフトランディングの形で昼型(大体、正午の1時間前に起床、就寝が深夜5時)に定着してきた。とは言え朝型のが絶対に良い。モーニングが食えるし、深夜2時に眠剤なしで眠くなるのは、なにか、刑務所から出て、娑婆に出たような気分である。経験はないが(面会の経験なら山ほどある)。    「次の東京オリンピックが来てしまう前に」「五十年後のアルバート・アイラー」が刊行された。どちらも本当に愛着のある本だ。またしても売れないだろう。今は「生きるのがこんなに辛いのだが、頑張って生きる」という貧弱極まりないテーマで1冊塗りつぶしている本が共感を呼び、とても為になる経営学や生き方やメンタルの守り方などが書いてある本しか売れない。1965年の出版業界に戻りたいとは言わない、2001年の出版業界にも。今が一番良い。今が酷いなら、酷い今が一番良い。  
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