• このエントリーをはてなブックマークに追加

菊地成孔さん のコメント

userPhoto
菊地成孔
>>36

 いやあ、ハードコアSFを読んでるような気分で、テクニカルタームが1つも理解できなかったんですが笑、とまれ、やはりハードコアSFを読んでるような気分で、話の全体像はありありと理解しました。一種のディストピア小説ですよねこれは笑。タームの理解がないまま言うのは失礼だと思いますが、大変勉強になりました。ありがとうございます。

 僕は、まだSNSが海のものとも山のものともつかない頃から、幼児的な潔癖性がはびこるな。と思っていました。幼児の方が潔癖です。おしっこを漏らすと嬰児はは泣きじゃくりますが、大人は我慢します。老人は気付きさえしないかもしれませんよね。過度な潔癖性の恐ろしさは、ニューヨーク市の浄化の果てに9 / 11があった事で、部分的に証明されていると思うんですが、それこそ僕以外に指摘している人を見た事がないです。今、世界中で手のひらをアルコール消毒する人で溢れていますが、僕は良い傾向だと思っています。殺菌のイメージに人々が疲れた時、意識が変わると思うので。

 何れにせよ、SNSの体制を変える動きはSNS使用者の中からしか出て来ないと思います。あの場が政治的であるならば、ですが、学生運動のような事が起こったら面白いのにな。とか妄想したりします。しかし、合衆国の人種差別問題が、もう合衆国自体に解決力が失われてしまったように、外部者の力が必要なのかもしれないとも思います。僕はバイデンの空爆は、パレスチナをファックだと思い続けている票田からの「出来んのかジジイ」と言った圧力も働いたと思っていますが、トランプがギリギリで避けられた、イラク側の報復があった場合、合衆国はまた変わるし、SNSも変わるのかもな、と部外者ながら思います。SNSという社会に何らかの変革をもたらすのが中東だとしたら、ちょっとだけですが、面白いですけどね。

No.37
44ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 小鳥国での振る舞いによって、若いミュージシャンを数多く苦しめたな。と思う。今日も優秀な若いミュージシャンが、まるで嘔吐したくとも出来ない状態の如き面持ちで、必死に訴えかけたきた(これで直訴は六人目。全員が40代以下の音楽家)。    自分を信頼してくれる友人を苦しめたと思うと心が痛む。彼らは往々にして、僕を面前で非難しようとするがすぐにはできず、 Twitter に関してアディクトではなく、健康的に使用している自認があると同時に、一部の小鳥国民の熱狂を心苦しく思っている。    そうでなくともアンビバレンスベースなのに、友人がそれに輪を掛ける醜態を晒せば、嘔吐は更に難しかろう。「あのう、、、、全部読んだ上で、、、、言わせていただきますが、、、、、あのう、、、、、菊地さんのおっしゃる事は言い訳に見えてしまう側面があるし、、、、、あと、 Twitter 使用者を全員同等に見ないで欲しかったです。世代も関係ないと思います」「同等視してないけどね。エクスキューズが足りなかったかな」「いや、してない、してないのはわかるんですが、、、、、若い世代は、、、、あ、いや、僕の方で世代は関係ないと言いながら、世代で切りますけど、、、、あの、、、、、」  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。