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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>30

 ブロンコビリー!しかも閉店!笑 それは残念ですね。しかし、ビフテキファンには、1)近所の、炭火焼(グリル)がある店に行って、和牛以外の赤みの強いのを1キロ仕入れてくれ。というと、大抵仕入れてくれる。 2)自分でネットで買う。という最終兵器があります笑。地方でも可能だと思います。2)はコロナで流通がどうなっちゃってるかわかりませんが、1)のがうまくいきますよ!僕は以前日記に書いたように、ピザ窯があるトラットリアで金使って仲良くなって、「実は塊のビステッカ(イタリー語でビーフステーキ)が食いたいんだけど」と言ったら、あっさりオーケーされ、友人と三人で食い切りました。ウルフギャング系統はドライエイジング(熟成)させるので、旨味はでますが、あればっか食ってると飽きますんで、解体処理されてすぐのやつを仕入れてもらうと、フレッシュな肉塊の炭火焼が食えるので、チャンスを見つけてみてはいかがでしょうか。まあ、ウルフギャング旗艦店(青山)はどっちにしても最高ですが。
No.32
44ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 10年前の3月11日に僕は歌舞伎町のタワーマンションの最上階で、揺れによって眠りから覚めた。ベッドが部屋の中央まで移動したからだ(僕が飛び起きてから、それは反対側の壁にぶつかって止まった)。地震自体による怪我や、大切なものの破損は(いくつかのボルドーグラスと、ボルドーワインは粉々に砕け散ったが、値段がやたら高い以外は、大切なものではない)一切なく、しかし、日中から夜にかけたの臨時ニュースを見ながら、あっという間に世界が変わってゆくことを確信し、異様なファイトが湧き上がったのを記憶している。    前年に DCPRG (当時。スラッシュなし)が3年の凍結から目覚め、野音で活動を再開したばかりだった。また、年末には TBS ラジオのレギュラーが決まっていて、もう番組名も決まっていた。ご存知の通り、戯れた名前である。「夜」の電波、としたが、被災者の皆さんにとっての「夜」がどんなものであろうか?という疑問は、一時的に完全停止した。    僕が一瞬にして決めたのは、「特別な動きはしない。音楽を続け、紹介し、可能な限り、良い調子で喋り続ける。概念的な話はしない、どんな話も、自分の過去の経験と、その時にストリートで拾ったものだけにする」という事だった。  
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